Quantcast
Channel: できるだけごまかさないで考えてみる-try to think as accurately as possible
Viewing all 97 articles
Browse latest View live

日本語の意味を徹底的に破壊し尽くす野田佳彦と民主党

$
0
0

政治家が、自ら「日本語の意味」を「破壊」していくということは、

その行為自身が「政治」への「信頼」を失わせ、例の

「政治なんて誰がやっても同じ」という思いを、頭の悪い有権者から順番に植えつけていく。

 

その傾向が続けば、頭の悪い有権者から順に、自分たちが何も考えなくても「良い政治」「わかりやすい政治」とやらをやってくれる

「独裁者」を求めるようになる。

そのいい例が、鳩山由紀夫である。2009年の選挙前には必死に

「試しに民主党に政権を持たせてほしい!」

と言っておきながら、いざ政権を持つと、

「総理大臣は、衆議院の任期中の4年間は変えるべきではない!」

と平気で言う。(ソースはこちら。なんと投票日の前日の夜である。この発言を、一体何割の有権者が知って投票したというのか。)

 

鳩山代表「公約実現に4年必要」(読売 2009年8月29日22時22分)

 民主党の鳩山代表は29日、政権を獲得した場合、次の衆院解散までの期間について、「誰が何をやるということは別にして、マニフェスト(政権公約)の実現には4年間がどうしても必要だ。4年間は国民の期待にこたえるため、チーム民主一丸となって、マニフェストの実現に向けて努力をする」と述べた。

 早期の衆院解散を念頭に置かず、衆院議員任期の4年間で政権公約を実現する意向を示したものだ。

 東京都内で記者団の質問に答えた。(ここまで)

 

で、実際には、3年以上経っても、何もできなかったのが、「民主党」と自称する政党である。

 

ちなみに、次の総理大臣であった、菅直人もこう言っている。 

 

菅直人氏「解散権は『伝家の宝刀』でない」と解散反対(アメーバニュース 2012年11月15日14時24分)

 11月14日に行われた国会での党首討論で野田首相(55)が条件付き11月16日に「衆院を解散してもいいと思っている」と表明。同じく民主党の菅直人前首相(66)は自身のブログで野田首相の解散表明前日の13日に行われた民主党常任幹事会で解散に反対していたことを明かしている。

 菅氏は13日に行われた民主党常任幹事会で「解散をめぐる意見が噴出」したことを報告。菅氏自身も「不信任案が可決されない限り解散はできないと憲法は解釈すべきで、任期満了まで電力改革など脱原発の具体化政策を進め、4年間全体について国民の信を問うべき」と持論を述べ、解散に反対したという。

 またしばしば「解散権は総理大臣の『伝家の宝刀』」と言われるが、解散権を「伝家の宝刀」と解釈したのは、自民党単独政権時代の党内闘争のためだと説明。解散権は「伝家の宝刀」ではないとし、「地方議会では不信任案が通らない限り知事や市長は議会を解散できない。総理大臣の任期は4年という慣例を作るべき」と自身の見解を綴る。

 また続くブログで衆議院解散が11月16日に決まったことを報告。「原発ゼロ」を推進してきた菅氏は「この選挙で自民党が大勝すれば、脱原発の流れは逆流することは必至」と危機感を強めている。(ここまで)

 

日本国憲法第69条

第69条 内閣は、衆議院で不信任の決議案を可決し、又は信任の決議案を否決したときは、10日以内に衆議院が解散されない限り、総辞職をしなければならない。 

 

これも皮肉ではなく、本気で聞きたいのだが、この第69条の赤字の部分を、どう「解釈」すれば、菅直人の言うような

「不信任案が可決されない限り解散はできないと憲法は解釈すべき」

という「解釈」になるのだ?頼むから、誰か本気で教えてくれよ。

 

 

 

 

 

話を戻そう。野田佳彦を始めとする民主党首脳部は、あれだけ大勝ちした衆議院でさえ、離党者が続出し、昨日の解散時にはすでに過半数を切っていた。

 

<参考 2009年8月の総選挙後の議席割合

 

当時の民主党308議席に、今でもへばりついている国民新党を約2名足して、310名。

衆議院のちょうど半数が240。

 

310-240=70

 

3年ちょっとの期間で、70人もの離党者を出した政党が「民主党」と自称する政党である。しかも、前述したように、この時点でこれだけ「現憲法」を破壊してきたのも「民主党」と称する政党である。「国民」を「試しに政権を持たせてほしい」などと言っておきながらいざ政権を持つと「4年間は解散すべきではない」などと、どこが「試しに」なのかが全く理解できない発言を平気でする鳩山と菅。そのくせ打ち出してきた政策は、大震災復興政策も含め、ことごとく効果がなかった。

 

そのリーダーとして、「近い将来に解散する」と言っておきながら100日も引っ張った総理大臣が、野田佳彦である。

ここでも、「近い将来」という日本語の意味を、木っ端微塵に破壊している。 

 

その野田が、解散時の発言として、以下のように語ったとのこと。NHKには字幕が出なかったので、フジテレビの「NEWS JAPAN」より。

 

 

 

・・・ここも、皮肉でも何でもなく、野田やその他の幹部、あるいは民主党支持者に聞きたいのだが、

70名以上もの離党者を出し、しかもデフレを全く改善させないまま、(一昨日の図を再掲。詳しくは一昨日の記事を)

しかも、2009年度の「第2次予算」で、「第1次予算の仕分け分」を差し引いても、約7兆1800億円を予算として純増させ、その分だけ国債を乱発しておきながら、


それでもデフレ一つ直せなかった。現時点で、国会議員を何人減らそうが、7兆1800億円もの「新規の借金」など絶対に返すことはできない。


そういう状態を、「新しい政治」と表現する、野田佳彦の日本語表現力、現実把握力は、どういう「論理」「前提」があれば肯定できるようになるのだ???



上記のような、「ウソ八百」としか言いようのない「言葉遊び」を、民主党が「新しい政治」などと呼ぶのだったら、私は喜んで、そんな「新しい政治」を、木っ端微塵に破壊するつもりだ。野田の言う「古い政治」の方が、少なくとも「7兆1800億倍」はマシである。

 

別角度から言えば、こういう「言葉遊び」を、何千回、何万回か繰り返せば、民主党と自称する政党は、自党への支持が復活すると本気で思っているのか?ということだ。これも、誰か、まじめに答えてほしい。 

 

最後は、昨晩、街頭演説に出た、安住幹事長代行である。

 

 

何の改革もできずに、自分の党のカネ垂れ流しを勝手に「増税」で埋めようとしているガソリンプールが、どの口でそんなことを言っているのだ??

 

何回でも貼ろう。

 

こ・れ・だ・け・予算をブクブク増やしながら、デ・フ・レ・一つ直せなかった自・称・民・主・党が、

 

やれ「自民党は世襲議員が多い」だの、

「親の7光、14光、21光」などと、下らない言葉遊びをここでも繰り返し、

「本当に改革できるんでしょうか?」とは、

 

これまた、どれだけ言語能力と現実認識能力が低ければできる発言なのだろうか。上のグラフを見れば見るほど、2000年代後半にかけて、

・公債発行を下げながら、どれだけ税収を上げてきたか

が明確に見えるのは、その「親の7光(以下略)」が多い自民党の方だろうが。

 

 

少しは、自分らの党が湯水のように使ってきた、何の成長戦略もないまま、既得権益層にばらまいてきた「民主党」の反省を語ってから、偉そうに言葉遊びをしろよ。ガソリンプール安住よ。

 

 

親の7光だろうが、63光だろうが、686光だろうが、46074光だろうが、私は「言葉の意味」を「正確」に理解し、国民の代表として正確な言葉遣いをし、それをデフレ対策に生かす政党を支持するよ。

 

そんなことができる政党は、現時点では、自民党しかない。

 

あ。

「自民党は原発支持だから絶対反対!こいつバカじゃね?(笑)」

などと騒ぐ、また頭の弱い放射脳がワラワラ湧いてくるだろうから、そういう人は、当ブログの以下の記事でも読んでおくといい。

 

2012年9月の朝生の感想その2 飯田哲也の「4大『大ウソ』」を指摘することで、皮肉な現実が見えてくる 朝日さん一面の「とにかく反原発ありき」の紙面編集方針に鼻水が出るw 7月20日(金)のいわゆる「反原発デモ」は・・・(「反原発」で「スマホ」って???) 「原子力ムラ」という言葉を使っている連中が最も「ムラ根性」に染まっている 「平気で悪態をついているからオレたちは多数派なんだ」という最低の倒錯 デモが「草の根」かどうかも怪しい上に、言葉やプラカード、手法一つ一つが「下品」な「反原発デモ」 毎日さん、TBSさんが「反原発デモ」を美化しようと必死なご様子 ふかわりょう、3週にわたりラジオで「幼稚な反原発論」を展開。来週もやるか?(笑) 福島県民の被害者感情と、大飯原発再稼働は全くの別問題 都合のいいところだけをauthorityに頼ろうとする宮台真司大先生サマ 原発と尖閣諸島の問題が同レベルだと考えている宮台真司首都大学東京教授 ただ「バカの素朴な感覚」をツイートで垂れ流して新たな風評被害を作る庭山由紀群馬県桐生市議 ニヤニヤ飯田哲也が昨日の報ステで「原子力に反対するヤツはバカだチョンだ」と発言 「正義」は目に見えないものだけど その2 2chで絡んできた放射脳クンは、「怒り」が「バカであること」の免罪符になると思っているらしい(笑) 原発に関する二枚の画像から 竹田オミヤス先生、予想通り「関電陰謀論」を展開(原発は、トイレのないマンションではありませんよ) 放射性物質はゼロベクレルを求める一方で、「特保コーラ」は普通に飲めるのが「放射脳」なんですか? 「原発交付金を入れれば原子力の方が化石燃料よりコストが高い」は本当なのか この夏「原発を再稼働しなくても電力は足りる」と思っている人のための「無責任論理」

 

さしあたって、このぐらい貼っておけばいいだろう。全て、当ブログでの記事である。

ワーワー騒ぐなら、少なくとも上記の記事を全て読んでから頼むよ、放射脳クンたちよ。

 


僕が『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』の「ネタバレなし編」をやります!なぜやらせてくれないんですか!

$
0
0

というわけで、なぜか「年イチ」ペースになりつつあるエンタメ批評、久しぶりに行きますか!『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』です!!(「ネンイチ」と「パンイチ」は似ている。いやどうでもいいです。すみません。)

 

 

だがしかし・・・

 

 

・・・・・オイオイ、これ、「アンフェア the answer ネタバレなし編」より100倍は難しいぞ、「ネタバレなし」でこれを語るのは・・・。

 

 

 

必死に悩んだ末、まず点数から。意外にも「新劇場版」の「序」「破」「Q」の中では最低。55/100点。「破」が80点以上だったので、この低さは私にとっても意外だったし、残念だった。「序」も70点以上はあげられる、私としては。

 

しかし、「Q」は55点。それはなぜか。主に理由は二つ。

 

1 展開上、ある程度はやむを得ないとしても、「そこでその感情が出てくるか?」というくらい、キャラクターが場面場面で出す感情が、一般的なリアリズムから言っても不自然すぎる。ムリヤリ過ぎる。

 

2 上映時間が短い。公開をあと1年延ばしたってファンは観る。「そこはもうちょっと説明しろよ!!」というところが、いかにも「人手不足、時間不足」でカットしました、的な作り方で、粗雑だと言わざるを得ない。

↑ちなみに、「だがそこがいい」などと言いたがる諸君のために、後日書く予定の「ネタバレあり編」で、その予想反論にも徹底的に再反論させていただくのでお楽しみに(笑)。

 

あ、一つ言えるか。同時上映の『巨神兵東京に現わる』なぞいらん。東日本大震災の後にこれを強制的に見させられても、「何やってんだよバーカ」としか、言う言葉がない。これを抜いて本編が95分。『破』が98分。『Q』の95分は『破』の108分と比べて薄いのなんのって。設定の複雑さがない、というのではなく(そんなのは他のブログ様を見ていただければ一瞬でわかるだろう(笑))、「人間たち」の描き方が、この上なく薄くなっている、ということだ。『序』や『破』でグッと来る前提となっていた、「人間を丁寧に描く」という作業で完全に失敗している。もしくは、途中で突貫工事モードにでもなったのか、そのせいで手を抜きまくっているのかも知れない。

 

だったら、納得のいく脚本なり設定なりを作り直して、1年でも2年でも上映を遅らせろよ。その方がよほど私はうれしい。だって、映画は永遠に残るんだから。その中での数年なんぞ、屁でもないわ。

 

 

1についても、ネタバレをしないことには具体的に何も言えないので、どうしても抽象的な言い方になることを許していただきたい。各キャラが、この『Q』でのような言動を連鎖させるような脚本にしていること自体が、監督である庵野秀明の、人間観の薄っぺらさを余すところなくさらけ出しているということだ。

 

例えば、

・本気で「殺す」ということは、「自分の命に代えてでも殺す」ってことだろ?

・「自分の命に代えてでも殺す」という覚悟もなく、ワーワーギャーギャー騒ぐのなら、それは「ままごと」だろ?

・この『Q』の世界でそんな「ままごと」を1時間以上も見せることができる監督って、普通にバカだろ。

 

 

このように、各キャラの「ままごとぶり(ぬるさ)」と、「厳然たるこのQの世界」のギャップが、限りなく、「Qの世界」にどっぷり浸かることを阻み続ける。だからひどいのだ。

 

ミサトやリツコ、碇ゲンドウや冬月などのいわゆる「大人軍団」も、

 

「そのシチュエーションでそのセリフか?あ゛???」

 

が連発である。いやもう全然ダメです。話にならない。

 

福田和也がいつぞやの『週刊新潮』で、『アウトレイジビヨンド』の批評をしていたが、そこで以下のようなことを言っていた。記憶に頼っているので、細かい言葉遣いは違うだろう。

 

・『アウトレイジビヨンド』について 福田和也

俳優は小日向文世を始めとして、いい俳優を揃えているが、その俳優たちに、ただの「記号」としての「セリフ」しか語らせていない。それぞれのキャラクターの後ろには、それぞれの人生があり、その人生があってその言動、そのセリフ、という基本構造があって、「その映画の世界」を作ることができる。こういう描き方をしていないということは、この映画では、そういう「作り込み方」をしていないということだ。結局、この作品は、『アウトレイジ』と何が違うのかわからない。

 

こういうのを、演劇用語では、「段取り芝居」と言う。「段取りゼリフ」とも言う。どちらも、演劇や演技批評としてはかなり「最低ランクの評価」の部類に入る。

 

私は『アウトレイジビヨンド』は観ていないが、福田和也のこの気持ちはよくわかる。私は『Q』は観たので、『Q』についてはしつこく、こう繰り返せる。

しつこいが、『Q』は、『序』と『破』に比べて、その「段取り芝居感」が半端ない。3倍〜5倍くらいの「ふやけ具合」である。それと、この上映時間の短さを合わせれば、これまたしつこいが、

 

あと1,2年遅らせてもいいから、もっと「人間」をしっかり描け!

 

という感想になるのだ。

 

 

ではなぜ30点や50点ではなく、55点なのか。いやもうぶっちゃけて、ミサトのコスチュームだけで30点分ですわ(笑)。←これはギリギリネタバレじゃないよね?よね?(苦笑)

あとの25点のうち15点は、ミサトのセリフにだけ、「あ、リアルな人間なんだな」と感じさせるものが数回、それぞれ一瞬だけ入っていたからだ。セリフだよ?あのシーンは「しぐさ」だからな?そこんとこ勘違いすんなよ?噛みつきたがり屋クンよ(笑)。

 

そして、残りの10点は、

 

・愛するということは、本気で殺し合える、ということ

 

に、気づかせてくれたことかな。まさに「仁義なき戦い」である。

 

youtube:仁義なき戦いのテーマ

 

この曲を胸に刻みながら、近日中にあと何回か観て、いよいよ「ネタバレ編」を書く。

 

 

 

こうして書いてみれば、ほぼミサトだけで、この映画全体を引っ張っていたということか、『Q』は。 三石さん、GJでした。

 

 

 

※これから観る方へ

「ストーリーを『理解』したい!」と思うのであれば、新劇場版の『序』と『破』だけでなく、テレビシリーズと、前の映画(後半の方だけでいい)も早回し(笑)でいいので、ざっと観ておくといいでしょう。

 

ただ、私にとってはこの「新劇場版」のシリーズは、「ストーリーを理解する」というものではない。テレビシリーズと前の映画で、最後に「投げちゃった」と言われ続けている庵野秀明が、この映画でどれだけそう言う輩に映画で反論するのか、それを見たい。その点で言えば、ストーリーを「理解」することなんぞ、二次的、三次的なものにすぎない。

 

 

庵野秀明、観客のタマ取ってみーや!!!(パパパ−!パパパ−!!←仁義なき戦いの影響)

 

 

ネタバレ編1はこちら。

ネタバレ編2はこちら。

 

いよいよエヴァQ ネタバレあり編【1】に進む。 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』

$
0
0

ハイまた結局次の日に2回観て来ちゃいました。

相変わらず深夜も盛況で、ああ、これで同時上映の『巨神兵なんたらかんたら』がなければ形としては最高なのになあ、と、毎回思った。

あ、ここからは思いっきりネタバレを含む感想なので、ネタバレなしの感想を読みたい方は昨日の記事をどうぞ。

 

<新宿の「バルト9」10Fにあったパネル。今回の物語の重さとは全然違うやんけ。

特に綾波は今回は●●●(詳しくは下参照)なんだし、アスカのこんな笑顔もない。

レイはいろんな事情でこのプラグスーツの方が正確だと思うが、

シンジのプラグスーツは今回のとはハッキリと違う。 なんじゃこりゃ。> 

 

 

 

昨日の記事、「ネタバレなし編」の補足から行こうか。

 

1 展開上、ある程度はやむを得ないとしても、「そこでその感情が出てくるか?」というくらい、キャラクターが場面場面で出す感情が、一般的なリアリズムから言っても不自然すぎる。ムリヤリ過ぎる。

 

これは、「周りが、シンジが『目覚めて』から、こづき回しすぎだ」という意味ではなく、

 

1−1 シンジはなぜ、艦橋でアスカたちと出会ってからすぐに

「今まで何があったんですか!!」

と言わないのか、ということだ。そこで引っ張るからムリヤリ感満載になる。

艦橋で言わなくても、その後の、アスカも含む「面会」のところで、いくらでも

「今まで何があったんですか!!」

と聞けるだろうが。その「面会」で、シンジが目覚めるまで「14年」も経ったって、初めてわかるんだよ?このセリフを入れると、物語がうまく書けないという脚本なのだったら、昨日の記事で言ったに、あと1年2年公開を延ばしてもいいから、もう少し練り直すべきなのだ。

 

1−2 鈴原トウジの妹が自己紹介したときに、シンジはなぜ

「え?じゃあトウジは今どうしてるの?」

と聞かないのか。

これも、「脚本」的には、その答えとして「サードインパクト」の話に触れざるを得ず、そのせいで、せっかく「サードインパクト」を渚カヲルに語らせたい、という目論見が成立しないからだ。

あ、あとアレだね。新しいシャツが支給されたときに、内側に「鈴原トウジ」と書かれた刺繍を見つけて、シンジが

「ガーン!!!」

と来るシーンをどうしても作りたかったのだろう。安い演出だ。

 

それらの目論見を成立させたければ、上の質問が自然には出てこない設定、場面、セリフを作らなければならないのに、ただ「脚本の段取り」だけとしてこういう展開にするから、「ネタバレなし編」でも

「段取り芝居、段取りゼリフ」

と評したわけだ。まあアニメだから「段取り脚本」ということになるのだろうが、脚本の調整も「総監督」である庵野秀明がやっているのだから、声優の演技指導・脚本のチェック・全体の見せ方の調整全体で「段取り芝居」と定義していいだろう。

 

1−3 さらに、鈴原トウジの妹(鈴原サクラ)が、トウジが今どうなっているかについて全く語らないのに、やけにシンジに親しみ深い口調で話しかけたり、あらためて自己紹介をしたときに、「序」(すいません、「破」でした)で退院したときのような仕草までするのはなぜなのか。

それ以前の艦橋のシーンでは、爆発首輪に関して

「絶対に外しませんよ、それ。」

と、吐き捨てるようにサクラは言っている。「絶対に外れませんよ」ではなく、「絶対に外しませんよ」というセリフであることから、そこには、サクラの希望や意志も少しは入っている、ということだ。

さらに、シンジが綾波no.9に連れて行かれるときに、サクラが、「勝手もいいですけど、エヴァにだけは乗らんで下さいよ!ホンマ、堪忍してほしいわ」という捨てゼリフ(前半だけは「メッセージ」か)を吐く。

これでは、トウジの妹(鈴原サクラ)とシンジ、トウジの距離感が全くわからない、瞬間瞬間でコロコロ距離感が変わりすぎるせいだ。

 

1−4 さらに、鈴原サクラについては、

「絶対に外しませんよ、それ。」や、

「勝手もいいですけど、エヴァにだけは乗らんで下さいよ!ホンマ、堪忍してほしいわ」

などのように、、シンジに対するかなりネガティブな感情も持ちつつ、その一方で前述したように、鈴原トウジの親友だった(である?)ことについての肯定的な感情も持っているのなら、その揺れ動く心理の中で、言葉の端々にでも、「サードインパクト」とやらの説明、自分の思い、感想でも何でも、ひとかけらくらい、シンジに漏らすのがきわめて自然である。そのこと「だけ」について「全く何も話さない」ことが、人間関係やあの状況から言っても、不自然なことこの上ない。

 

だから、その心理的距離のぐちゃぐちゃ感って何なのよってこと。アンビバレントなものであるにせよ、もっともっと全体としての統一性が必要だということ。「兄がお世話になりました」と、「ホンマ堪忍してほしいわ」が数秒で両立できる人物設定なのか人物描写なのか脚本なのかわからんが、こういうところにムリヤリ感、段取り感を思いっきり感じてしまうのだ。

 

1−5 ミサトもリツコも、綾波no.9がいつ来るかわからない状況だと、すでにわかっているかのように綾波no.9に反応しているのだったら、その状況をあらかじめ、少しでも早く、正確にシンジに伝える必要があるのに、その前の「説明」のときは、ミサトはただ壁にもたれ腕を組み、リツコも、シンジに正対しないような姿勢で、必要最小限のことしか言わない。

「事実を語れば、そのショックで覚醒するかもしれない!」

と思っていたのだったら、なぜ爆発首輪をあらかじめつけてるんだよ。

しかも、綾波no.9と共にシンジが去ったときに、ミサトが思い切り爆発首輪装置のスイッチに指をかけてるやんけ。

ミサトサイドとしては、シンジのせいでサードインパクトが生じ、そのせいで世界がめちゃくちゃになったんだろ?

だから、シンジが初めて艦橋に連れてこられたときに、オペレーターたちがいかにも「イヤー」な目線でシンジを見たんだろ??このシーンも段取り感でいっぱい。イヤーなだけでなく、首輪爆弾をつけられるくらい「危険」なシンジが、その後艦橋の窓からアスカの2号機を見たり、ミサトに「ミサトさん!」とファーストネームで語りかけることを普通に放置できるのはなぜなの?(一瞬だけ誰かが手をグーにして強く握ったが、それだけである。)ミサトでなくても、リツコあたりが強制監禁か身柄拘束くらい命じるだろうに。

 

おっと、話が別の方向にそれた。元に戻そう。

爆発首輪をあらかじめつけられているのだったら、

「事実を語れば、そのショックで覚醒するかもしれない!」

などという甘っとろい「前提」など、ミサトサイドが置いているわけなかろうに、ということだ。

 

だから、各人物の、そのときの頭の中を想像すればするほど、なぜ早くシンジにサードインパクトのことを説明しなかったのかが説明できないということだ。各人物の、人間としてのリアリティが全く感じられない。ただ「記号」として「セリフ」を段取り通りに発音しているだけにしか見えない。昨日紹介した、福田和也による『アウトレイジビヨンド』評とそっくりになるのだ。

 

記号化された存在、セリフと言えば、アスカもおかしい。

 

1−6 「破」で、「アスカを殺すくらいなら僕が死ぬ方がいい!」とまで言って、アスカを攻撃するのを最後まで拒んだという意味で、アスカを必死で救おうとしたシンジの行為が、アスカにとっては「なかったこと」になってるのはなぜ?シンジがああいう抵抗をしなければ、今ごろアスカはとっくに死んでるんだよ?

それを、特にラスト近くで、「やっぱり私を助けてくれないのね」とは何なの??

その直前まで、本気で、シンジが乗っているエヴァ13号機を徹底的に破壊しようと=シンジを殺してもかまわないと思っているかのような戦いぶりと、全く整合性がない。アスカno.2がいれば、

「アンタ、何様?」

と言うであろうこと請け合いである。

 

アスカのエヴァ2号機改が突然電池切れ(笑)になったときに、シンジに殴り返されて、

「女に手を上げるなんて最低!」

と吐き捨てるのも、

・オイオイ、お前さんが本気でシンジを殺そうとしてるんちゃうんかい!

と突っこみたくなって仕方がなくなるのだ。

 

だから、昨日の「ネタバレなし編」で、「仁義なき戦い」のテーマソングを紹介したり、「そりゃままごとだろ」と言ったのだ。タマを取り合うときは、命がけなんじゃないのか?そこに

「女に手を上げるなんて最低!」

が入ることで、私としてはもうフニャフニャにならざるを得ない。頭の中が「????????」でいっぱいになる。 

 

 

お、いかん。時間だ。とりあえず「Qネタバレあり編1」はここで切り上げておく。まだまだ言いたいことはありまっせ〜!! 

 

 

追記:「アスカは、シンジたちの乗るエヴァの本体を止めようとしただけで、エントリープラグさえ無事ならシンジは大丈夫だとわかっているからだ」という予想反論に対して。←これもホントかどうかかなり怪しいが。実際に、「序」でも「破」でも、エヴァが腕をちぎられたり、いろいろ浴びせられた(笑)ときに、シンジもレイも、あれだけ苦しんだではないか。

答え:だったら、なぜ「破」でゲンドウはシンジに、アスカが使徒に取り込まれたときに、そのことを素早く伝えなかったのだ?そのことさえ伝えていたら、シンジはアスカのエントリープラグが壊れないように戦うはずで、あれだけ先の展開が堀江貴文並みに「想定内」(笑)な碇ゲンドウとしては、

「じゃあゲンドウは『破』でアスカを殺そうとしたのか?」

ということになる。

 

おかしいだろ。

「エヴァを傷つけるということは、エントリープラグ内の人間も傷つける」という設定が守られている限り、上のアスカvsシンジ(カヲルは腕を組んだまま)の戦いは、少なくともアスカサイドから見たら、

抵抗するならタマ取るで(#゚Д゚) ゴルァ!!

モードでなければありえないことだ。そして実際にシンジは「抵抗」をした。

 

だったら、アスカサイドとしては・・・「本気」にならざるを得ないだろう。

 

ネタバレ編その2はこちら。

 

 

部落差別新聞(自称朝日新聞)は、デフレ問題もイデオロギー問題と衆愚釣りのネタにしかしない最低の新聞

$
0
0

エヴァ破のネタバレあり「2」以降も早く書きたいが、いろいろ仕事もバッティングしており、選挙前ということもあって、なかなか進まない。

ただ、今日の部落差別新聞(自称朝日新聞)の、自民党安倍総裁による「日銀法改正」発言の叩き方と、そもそも安倍総裁と自民党への揶揄の仕方があまりにもひどいので、ここでしっかり、部落差別新聞の有様をアーカイブしておこう。

 

 

白川総裁、ゼロ回答

安倍構想 「やってはいけない最上位」(部落差別新聞、2012年11月21日、リンクなし)

(前略)

 「現実的でない」「悪影響が大きい」「先進国はどこも行っていない」。白川総裁は20日午後、金融政策決定会合後の記者会見でこう言い切り、安倍氏が提唱する金融緩和のアイデアに対し、次々と「ゼロ回答」を示した。

 とりわけ、日銀による建設国債の直接引き受けについては「国際通貨基金(IMF)が発展途上国に助言する際、『やってはいけない』リストの最上位にある」ときっぱり否定した。

 日銀はいまも、市場にお金を流し込む金融緩和のために毎月約4兆円のペースで国債を買っている。ただし、金融機関がもっている国債を市場で買うのが鉄則だ。市場で売り買いされる限り、政府がむやみに国債を出そうとしても、市場は「借金の返済能力」を疑って、国にお金を貸すのをためらうので、一定の「財政規律」が働く。

 ところが、市場を通さず中央銀行が政府から国債を直接買うとなると、話は違う。政府は、お札を刷らせるだけ刷らせて国債を引き取ってもらい、借金のし放題に。お金は際限なく市中に出回り、急激な物価上昇(インフレ)を招きかねない。海外からの資金も逃げ出し、通貨は暴落。輸入品の値段が上がり、インフレに拍車をかける。

 日本では戦前、軍事費調達のため日銀が国債を引き受け、終戦後、物価は90倍に上がった。第1次世界大戦後のドイツでは、物価が1年間で70億倍、1990年代のロシアも財政難から直接引き受けを行い、20倍という猛烈なインフレが起き、国民生活を直撃した。

 白川氏には、こうした弊害を避けつつ、「金融緩和の工夫を重ねてきた自負がある」(日銀関係者)。この日の会見でも「後世の歴史家が振り返った時、日本の金融政策がいかに積極的で革新的だったか(分かるはずだ)」と胸を張った。

 ただ、白川氏は来年4月で任期が切れ、衆院選後の政権の意を受けた総裁が誕生する。選挙結果で金融政策の流れは左右される。

 「安倍緩和」への期待で連日の株高・円安が続いていた金融市場も一服。20日の日経平均株価は、5営業日ぶりに小幅に値下がりした。激しさを増す論争の行方を見守ろうとの雰囲気になりつつある。

(ここまで)

 

部落差別新聞らしいのは、こういうところだ。

>日本では戦前、軍事費調達のため日銀が国債を引き受け、終戦後、物価は90倍に上がった。第1次世界大戦後のドイツでは、物価が1年間で70億倍、1990年代のロシアも財政難から直接引き受けを行い、20倍という猛烈なインフレが起き、国民生活を直撃した。

>白川氏には、こうした弊害を避けつつ、「金融緩和の工夫を重ねてきた自負がある」(日銀関係者)。この日の会見でも「後世の歴史家が振り返った時、日本の金融政策がいかに積極的で革新的だったか(分かるはずだ)」と胸を張った。

 

とまあ、経済問題であるにもかかわらず、また懲りもせず「戦前」の話を引き合いに出す。あのさ、戦前は軍需物資を生産しなければならず、それもすぐ戦争に使われたから、国内の供給量ががたっと落ちた。しかし国民の需要はあまり変わらなかった。すなわち、需要に対し、国内供給量がはるかにがた落ちしたからインフレが起こったわけで、日銀が国債を引き受けたからというのが本質では全然ないのだ。ちなみに今は、デフレ期待によってなかなかカネを使おうとしない「小銭持ち」が消費をケチってるせいで、ますますデフレになる「デフレスパイラル」であり、「戦前」の状況とは全く違う。部落差別新聞は、この高校日本史程度の知識も持たずに、平気でこういう「経済」だか「政治プロパガンダ」だかわからない記事を書いているのだろうか。ま、クルクルパーでも、コネがあれば部落差別新聞には入れるのだろう。そして部落差別記事を書かせる出版社を出資100%の子会社として作り、佐野眞一に部落差別記事を書かせたわけだ。

 

しかし、いわゆる「情弱層(部落差別のBを取って「B層」とでも呼んでおこうか)」の「戦前は(´・д・`) ヤダ!」気分に火をつけるために、ここで「戦前」の話をする。やり方がわかりやすすぎる。しかし、こんな記事に釣られるB層も、何万人か出てくるのだろう。こうして、部落差別新聞は、必死に来月の総選挙で「自民に投票する人数」を減らそうとするわけだ。安いねえ。

 

ちなみに、今日の読売の朝刊では、「戦前」とやらになぞらえて安倍総裁の日銀発言を解説したり批評したりするものはなかった。まさに「部落新聞オリジナルクオリティ」ということだ。

 

で、これは成り立っているのだろうかということだ。

>白川氏には、こうした弊害を避けつつ、「金融緩和の工夫を重ねてきた自負がある」(日銀関係者)。この日の会見でも「後世の歴史家が振り返った時、日本の金融政策がいかに積極的で革新的だったか(分かるはずだ)」と胸を張った。

あのー、その「後世の歴史家」の中に、「日本人」がいるかいないかという状況が「今」なんだが、白川はそんなことも理解できないらしい。民主党は、こういう真性白痴レベルのバカを、自民党の足を引っ張る形で、強引に日銀総裁にさせ、それを続けてきたわけだ。90年代の日銀法改正で、政府は日銀総裁を解任できなくなった。

 

 

で、「日本の金融政策がいかに積極的で革新的だったか」については、このブログではもう何度もご登場いただいている、これを見ていただければ火を見るより明らかであろう。

 

三橋貴明氏のブログより。

ホントにしつこくて申し訳ない。この緑の線が「物価水準」である。日銀法が改正されて以降、物価水準は2007年まで上昇基調だったのが、2008年からガタガタになり、2010、2011年で過去最低になっている。

これを、「デフレを脱却するつもりが全くなかった日銀」と言わずに、 

「日本の金融政策がいかに積極的で革新的だったか」

と表現することが、この白川の日本語能力というか、自己弁護能力というか、ドヤ顔で開き直る能力である。この点は、ゴミ3連コンボだった、鳩山由紀夫、菅直人、野田佳彦という民主党代表から盗んだ技術なのだろう。

日本の金融政策が積極的で革新的だったのは、「デフレを持続させることで、『年功序列+終身雇用型』の賃金体系で働き、今ある貯蓄の価値を、デフレによってさらに上げようとする連中」の利益を最大限に守った、ということである。

 

このブログでも何度も書いてきたが、市場(ものを買おうとする人、売ろうとする人全て)が、「これからデフレ(物価下落)になるな−」という「期待」を持つと、

1 今あるカネを持ち続ける方が、将来の「そのカネの価値が上がる」という計算により、さらに「消費」を控える。

2 その結果、その消費に合わせて「生産量」が落ち、その結果として、労働者の「収入」が下がる。

3 特にその影響をモロに受けるのは、「非正規労働者層」である。いわゆる「経済的弱者」である。なぜなら、非正規労働者は正社員と違い、首切りや報酬ダウンが簡単にできるからだ。

 

これを、安倍総裁は、

1 インフレターゲットと日銀法改正をちらつかせて、「日本の貨幣供給量を上げるぞ!」という姿勢を「本気」で内外にアピールする。

2 そのことで、どれだけ日銀に国債を買わせるかは置いておいて、「お?物価上がるかも」という期待が「市場」に形成される。

3 その結果、「物価が上がる前にモノを買っちゃおう」という「空気」になり、資産者層も、「資産ためこんでても、物価上昇分だけ、この資産の価値が減るで!」と思うようになる。←これが、インフレという現象が持つ「所得再分配機能」である。

4 だから、市場のカネ回りが良くなり、その結果として、不景気を脱却できる。

というシナリオで、白川総裁に対してあえて「強く」出ているわけだ。安倍に優秀な経済ブレーンがついたのかもしれない。ちなみに竹中平蔵は今は橋下徹のブレーンであるから、彼ではない。

 

「弱者の味方」を自認している日本共産党や社民党が、こういう安倍総裁の提案に対して、

「基本理念は違うがそこには大賛成だ!!」

となぜ言わないのかが不思議でならない。

 

日銀が、少なくともリーマンショック以降、積極的かつ革新的(笑)に、デフレを必死に守ろうとしてきた事実がここにある。以下のグラフだ。これはこの記事で初めて扱う。

 

 

ソースはこちら。なんと、 あのパープル浜とゲンドウ三橋が一緒に「副会長」をやっている謎の経済分析組織(笑)だ。だから、ウヨ/サヨ関係のない経済分析組織だと逆に保証できる(笑)。

 

一般社団法人 国家ビジョン研究会

 

この経済分析組織が、先のリンク先である

http://kokka-vision.jp/_src/sc1203/92868CB4.pdf

に、

 

・マネタリーベースの不足で日本だけが通貨高に

・世界は回復しているのに日本は停滞

・日本株のみが低迷:マネー停滞⇒円高、株安⇒デフレ⇒円高、株安の悪循環

・なぜデフレなのか⇒金融政策でデフレ脱却

・実質GDPで見ても日本の停滞は明らか

・名目GDPで見ても同じ

・円高になると投資が減少する

・円高になると政府債務が増加するようだ

・円高になると海外生産比率が加速するようだ

 

と、マネタリーベースの不足がマネー停滞を招き、デフレ、円高、株安と「悪循環」を作り続けてきたことを、これでもかというくらい「数字とグラフ」で見せてくれている。

 

こんなことをやらかしてきた白川日銀のどこに、

「日本の金融政策がいかに積極的で革新的だったか」

とドヤ顔をして責任逃れの言葉遊びをする資格があるのか、これまた頭脳の程度が低い部落差別新聞には理解できないらしい。

「1%の物価上昇率を目指して自律的に金融政策を行う」と言っていた白川総裁は、結局デフレをダラダラつづけることしかできなかった。この事実をいとも簡単に無視をして、なかったことにする部落差別新聞と、それに釣られるB層は、よほど

・今持っている小銭

の価値を、時が経てば経つほど上がるようにしたいらしい。そういう目論見も、トコトン薄っぺらい。

 

今必要なことは、「デフレ脱却をするためには、インフレ期待を形成し、そのために政治家がアナウンス効果も含めてメッセージを発する」ということに他ならない。「日銀法再改正」とは、その「メッセージ」の一つに過ぎないのだ。これも私が前から言っている、「政府紙幣発行」も、インフレ期待を形成するには極めて効果的な政策である。

※この「インフレ率」には、原油や天然ガスなどの「輸入品のインフレ」を入れてはいけない。輸入によって国外へ流れるカネは、日本国内のカネ回りに、全く貢献しないからだ。

ここも、社是として「部落差別どんどんやろう!ついでに原発も絶対反対!将来は中韓の犬になろうぜ!」と張り切っている部落差別新聞の泣き所である。「脱原発依存」が、ゼロサム的に「化石燃料輸入増加」に跳ね返り、「輸入額増加」につながり「貿易収支の慢性的赤字」につながる。これが国内での資金環流をますます妨げる。しかしそれについて何も言わないのが部落差別新聞である。

 

しまいには14ページ、「声」と「社説」欄の「自称風刺マンガ」である。

 

 

部落差別新聞の方針にはとても「すなお」な針すなおさんのイラストである。これでB層はさらに

「安倍は無根拠に『未来はバラ色』という空手形をばらまいているだけなんだな!」

と勝手に「印象づけられ」、総選挙での安倍自民党の敗北に少しでも貢献しようと、部落差別新聞に「踊らされる」だけなんだろうな。

 

 

そんなB層に、何度でも聞くが、これでもう貼るのが4回目ぐらいになるこの図。前回はこの記事で。

 

 

2009年の総選挙で、「なんか自民党はヤダ!」とマスゴミが思わせることで、まんまと民主党に政権を取らせた挙げ句、第1次補正予算のカットと第2次補正予算の増加を相殺した上で、たった2009年度後半だけで、

 

約7兆1800億円を予算として純増させ、その分だけ国債を乱発させてきた民主党

 

が、「財政規律」などと、どの顔が言えるんだ?部落差別新聞は、一回でも以下のような「風刺マンガ」を描かせたことがあるのか??

 

 

 

 

民主・社民・国民新党による、ありえない額の「デフレ解消を伴わない財政支出」に関しては完全にダンマリ、

その一方で、安倍に対しては徹底的に揶揄するマンガや「戦前」などという言葉まで使ってしつこくネガティブキャンペーン、

 

このどこが、「社会の木鐸」、かつ「公器」である新聞なのだ?久しぶりに新聞倫理綱領でも貼っておくか。

 

新聞倫理綱領 「正確と公正」

 新聞は歴史の記録者であり、記者の任務は真実の追究である。報道は正確かつ公正でなければならず、記者個人の立場や信条に左右されてはならない。論評は世におもねらず、所信を貫くべきである。

 

>記者の任務は真実の追究である。報道は正確かつ公正でなければならず、記者個人の立場や信条に左右されてはならない。

 

・・・( ゚д゚)・・・

 

「社の立場や信条には左右されてもいい」とでもお思いなのかしら??

 

 

少なくとも、部落差別新聞は、「新聞倫理綱領」の「正確と公正」なんぞ、何も守っていない・・・としか表現のしようがない。

 

つまり、部落差別新聞は、「新聞」ではないと。

 

自称「朝日新聞」は、「新聞」という名前を外し、「機関誌部落差別」と、明確に名前を変えるべきだな。

 

 

 

そろそろ庵野秀明を神格化するのをやめたら?【エヴァQ ネタバレあり編2】

$
0
0

私にとってははるかに「いつもの方(笑)」であった、政治経済ネタを一本間に入れたので、改めて交通整理。

当ブログでの、 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』の、

ネタバレなし批評編はこちら。

ネタバレあり批評編【1】はこちら。

 

そして当記事が、ネタバレあり批評【2】になります。

 

まずこのブログタイトルの意味について。

 

前の記事を書いてから、いくつかの「Q ネタバレ」のブログ様を読ませていただいたが、

「さすが庵野秀明!」

「一杯食わされた!」

「これこそエヴァだ!」

という声がちらほら。それらは、もちろん個人的な感想として、私なんぞがどうこう言う筋合いなどないのだが、やめてほしいのは、

「これが面白いと思えないのは真のエヴァファンじゃない」

「なんだかんだ言って庵野の手のひらの上で踊らされてるんだよ」

という、

?「何が『ファンとして正当か』論争」と、

?「何を語っても、庵野様の深謀遠慮などわからないのだよ」という、庵野秀明の神格化

である。?については、皮肉としては面白すぎるが(笑)。

 

例えばパンフレット(安い方w)の、p.9、アスカ役の宮村優子インタビューで、

そうしていくうちに監督が、「アスカはもうプロの傭兵なんだ」って、おっしゃって。

と書いてあるが、「ネタバレあり編1」で書いたように、エヴァの急な電池切れの直後に、シンジのエヴァno13に殴られたからって、

「女に手を上げるなんて最低!」

と普通に言うのが「プロの傭兵」なんすか????

 

本気でタマ取り合ってないやんけ。どこが「プロの傭兵」なのよ。「プロの傭兵的ディレクション」というのは、例えば、90年代の『バットマン・リターンズ』で、ミッシェル・ファイファー扮するキャットウーマンが、バットマンとの殴り合い(笑)で不利になったときに

 

キャットウーマン「何するのよ!私は女よ!」

バットマン、一瞬ひるむ

キャットウーマン、すかさずバットマンに蹴りw(ヘタすると金的)

 

くらいのことをするのが、私基準の「プロの傭兵」なんだが。

 

そういうディレクションができたりできなかったり、周りのスタッフや声優たちと苦労しながら、言葉を探りながら、もぞもぞやっている「普通のアニメ監督」なのが、庵野秀明なんだと思うよ。

庵野秀明を本当に「神」だと思いたいなら、アスカが本当に「プロの傭兵」に見えるように脚本調整とディレクションをするようになってから思ってほしいものだ。だから、「庵野秀明神格化バカ」は、限りなく見ていて痛いのだ。

あ、あと、アスカの目が、顔面比で微妙に大きくなっているのも、いかにもアニメヲタを釣りたくてしょうがない薄っぺらさを感じるね。

「神」なら「中身」で勝負したら??

 

 

マリもこんなことも言っていた。

マリ「しっかりしろわんこクン!せめて姫を助けろ!男だろ!!あと、もう少し世間を知りニャー!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

白河シンジ「14年以上もニャーニャー言ってるお前に言われとうないわ!」

 

あれから14年経っても、口調やノリ一つ変わらないマリって・・・渚カヲル以上に不自然な存在なんだが。

 

 

まだまだ疑問は出てくる。「破」の最後で「サードインパクト」が始まったんだ!的な「設定」で「Q」が普通に始まっているんだが、「破」のラストシーンで、空から槍が刺さって、「シンジとレイの合体状態」が通常に戻った演出をしていたよね。(あれ、たぶん、カヲルがヤリ投げしたんでしょ?)

 

あの槍、いつ、誰が抜いたの?「サードインパクト」が始まったというのなら、あの「設定」とつじつまが合わないよね?槍を抜かなくてもサードインパクトは始まったんだ!というご意見もあるようだが、槍が刺さって、空の色が露骨に「通常モード」に戻っているんだが。破を見ている人なら覚えているよね?

 

「いやー、そこが庵野の神たる所以なんだよ。俺たち凡愚にはわからないものだよ」

とか言うのなら、「庵野宗」でも作って宗教活動やってなよ。(仏教徒の方、ごめんなさいね)

 

あれから10年以上経っても、自分で広げた風呂敷をたためない、ややいまいちな「普通の人」にしか見えないし、庵野自身も、勝手に神格化してほしいとなぞ全然思ってないと思うよ。

「自分がやりたいことをやって、お客さんが喜んでくれて、興行収入が上がって万歳!」

でいいでしょ。

 

だからこそ、いろいろ知りたくて、もう3回も私が観に行った、ということを指して「庵野の術中にハマっているな!(キリッ!!」というお言葉には全く反論するつもりがないし、私もそう思う。それは全くもって正確な指摘である。ただ、

 

1 興行的に盛り上がっていることと、アニメ制作者として神格化するべきかどうかは別次元の問題で、

2 神格化したいのなら、「内容」で勝負しろ。勝手に「不可知論」に逃げるなバカ。

 

ということだ。あ、あくまでも私の「個人的意見」なので、読者がどう思うかは関知しない。ただ上記のような言葉で他人にドヤ顔すんな、ということだ。

 

あー、ギスギスした記事にしてもうた。ちょっと柔らかい話題にいこか。

 

ネットでは細々と、「鈴原トウジは生きてるのか?」という疑問が出ているようだが、私は生きていると思うよ。なぜなら、トウジがサードインパクトで死んでいたなら、妹の鈴原サクラが

「よかったですね、碇さん」とか

「兄がお世話になりました(にこっ)」

とかは、絶対に言わないだろうから。その辺も「:¶」で教えてくれればうれしいが、ほっぽっとくかも知れない。

 

 

あと、ネタバレなし編に書いた「2」の方だな。

 

2 上映時間が短い。公開をあと1年延ばしたってファンは観る。「そこはもうちょっと説明しろよ!!」というところが、いかにも「人手不足、時間不足」でカットしました、的な作り方で、粗雑だと言わざるを得ない。

 

これがどこかと言うと、シンジが初めて「サードインパクトの結果」を見るシーンだ。あそこはもう少し細かく描写してくれないと、シンジが

「ボクのせいじゃない!」

と自己弁護する姿があまりにも幼児過ぎるように見えてしまう。アスカの言う「ガキシンジ」は、アスカの描写が全く「プロの傭兵」どころではないガキ臭さの上に、アスカがシンジにどういう感情を持っているのか、これまた時によってコロコロ変わるので、アスカの言う「ガキ」の意味は全く理解できない。だから、

「アスカが『ガキシンジ』と言ったから、シンジは『ガキ』でいいじゃん!」

という主張は、その前提部が「意味をなさない発言」になっているがゆえに、論理的に不成立なのである。

だからこの辺は、第三者である観客が、シンジの「ガキ具合」を、ある程度確信を持って判断できるように、もう少しCGやらセル画(今こういうの作ってるの?わからなくてすみません)を足すべきところだと思うよ。

 

あと、ネタバレなし編の1とも絡むけど、カヲルが

「僕と一緒に13号機に乗って、槍を使えば、世界を元に戻すことができる。」

と語ったときに、シンジが

「どんなふうに?」

とも聞かずに、

「うん、そうだね」

と普通に納得するのも、人物設定として無理がありすぎるだろ。もう「ガキ」だかなんだかわからない、「頭のおかしい人」状態なのだが。

 

 

さらに、綾波が昔の綾波と別人(綾波シリーズ)だと冬月に教えられたからと言って、シンジが

「僕は綾波を助けていなかったんだ!」

と錯乱するのも、正直に言って、意味がわからない。「あのときの綾波を助けたこと」は、「今の綾波があのときの綾波とは別の存在である」、という事実では「否定」できないんだが。

ここも無理筋。

 

だから、クライマックスのエヴァvsエヴァシーンでも、カヲルが何かに勘づいて羽生善治の長考状態(笑)になっているのに、

「そうか、そういうことか!」

とカヲルが言っても、シンジは何も聞かないし、上の描写くらい(笑)カヲルに心酔(笑)しているシンジが、カヲルが

「やめよう、いやな予感がする!」←オイオイ、「そういうことか」で何かわかったんちゃうんかい!

と言っているのに、その理由を聞かずに、強引に槍を抜く。

 

で、槍を早々と抜いて、フォース(fourth)インパクトが始まりそうになってから初めて、

「ボクがこんなことをしちゃったんだ!」と後悔する。なんじゃそりゃ。庵野はどこまでシンジを「低知能者」として描けば気が済むのか。

 

 

この、クライマックスシーンにおける「無理筋」の連発・・・・演劇だったら、「クソ芝居」の一言で片付けられるレベルなんだがなあ。

 

恥ずかしながら私もプロの演出家の下で役者・演出修行をしたことがあるが、こんな脚本や演技だったら、師匠は一瞬苦笑して、その直後灰皿がズキューンと飛んでくるレベル。灰皿を飛ばす演出家は、なにも蜷川幸雄だけじゃないのだよ(笑)。むしろ、あの世代のプロの演出家は、普通に灰皿を飛ばす。

 

 

まあ、私がこういうバックボーンを持っているから、「人間をしっかり描けよ庵野!!」と怒りたくなるんだろうなあ。「演劇のセオリーを勝手にアニメにあてはめんな!」という声も聞こえてきそうだが、演劇だろうがアニメだろうが、「人間を基準にした感情を持つ存在のふるまい」を表現するものは、観る人が人間である限り、「人間としてありうるか」という基準でその作品を観る以上、根は一緒だよ(byカヲルw)。

例えば、犬が犬らしいか、という点も、「人間から見て」という前提が必ずつく。スヌーピーのように、擬人化された犬であっても、「擬人化」という言葉の意味通りに、「人」としてありうるか、という観点からその言動が読者にとって「通る」か「通らないか」が決まる。特に「感情が自然に通るかどうか」はそこで決まる。この映画は、その辺の彫り込みがやっぱり足りない。こうして書けば書くほど足りない感が出てくる。

 

 

やっぱり最後の砦はミサトか。最初は

「碇シンジくん・・・でいいのよね?」

とリツコに聞き、次は

「碇シンジくん・・・あなたはもう・・・何もしないで。」

と冷徹に突き放し、その後の「面会」シーンでは

「シンジ君、綾波レイはもう存在しないのよ。」

と、呼称が変わる。

次は

「ダメよシンジ君、ここにいなさい。」

と、躊躇せず「シンジ君」と呼ぶことがデフォルトになる。この辺りだけ妙にリアルなんだよなあ。

 

そしてクライマックスで、フォース(fourth)インパクトが始まるか?ちょっと止まったのか?という実に微妙なところで、綾波no.9をなんとか引きはがしたヴンダーが、13号機を追跡しようとしたときに、リツコに「主翼の修理をしないと無理よ」と言われたときに

「シンジ君!」

とかすれ声で一言叫んだと記憶している。あの 「シンジ君!」に、

「ダメかも知れないけれど・・・生きていて!」

という、声の調子から少しだけ漏れる、シンジに対する深い深い愛情を感じるんだよな。もう「面会」時から、ミサトはシンジに死んでほしくなくてたまらない、でもヴィレの艦長としては、アスカとマリに命がけでエヴァを殲滅するよう命令せざるを得ず(=シンジを殺せという命令をせざるを得ず)、その板挟みの感情はリツコにはバレバレなのだが、それでも艦長としては隠さざるを得ない。そういう「押し殺した叫び」に、「序」からず〜っと続いてきた、葛城ミサトの、碇シンジに対する「愛情」を痛いほど感じる。

ここは、三石さんと庵野さんのコラボレーションがビタッと嵌った、実にいいシーンだと思った。ただ、本当に「一瞬」なのであるが。

 

そういう点から、この「Q」は、「序」と「破」から、確実に続いているものなのだとシミジミ感じる。

それであのコスチューム(笑)、もうドラが乗りまくっている。ネタバレなし編で、

・ほぼミサトだけで、この映画全体を引っ張っていた

と書いた所以である。

 

 

ふう。後半に良かった点が書けて良かった。

 

また思いついたら追加するけど、カヲルとのホモホモしい話はどうでもいいかな。あの程度でホモホモしいんだったら、世間の男子中高生は4割くらいホモホモしくて疲れる(笑)。

 

選挙区調整を「ジャンケンで決めたらいい」と発言した橋下徹が、それを「言葉のセンス」の問題だと逆ギレ

$
0
0

石原慎太郎党と合併してからも、相も変わらずこの程度の「言語センス」である。

 

「○○」がない者ほど、「○○」を語りたがる、という格言(笑)の一つに、どうやら「言葉のセンス」も入るようだ。すなわち、

・「言葉のセンス」がない者ほど、「言葉のセンス」を語りたがる。

 

橋下氏「言葉のセンスない」 じゃんけん発言批判を一蹴(産経 2012.11.24 21:37)

 日本維新の会代表代行の橋下徹大阪市長は24日、みんなの党との選挙区調整を「最後はじゃんけんで決めたらいい」と述べた自身の発言に、自民党の石破茂幹事長や民主党の安住淳幹事長代行らから批判が相次いでいることについて「言葉のセンスがない」と一蹴(いっしゅう)した。遊説先の松山市内で記者団に答えた。

 橋下氏は「じゃんけんで決めようというのは、最後はどっちを取るか政治決断するという意味」と説明。「それぐらいのことを理解できない人が国家運営にあたっているというのは、不安で恐ろしい」とこき下ろした。

 また、次期衆院選の候補者擁立数がこの日発表した5次公認でまだ計142人で、目標に掲げてきた過半数の241人到達が厳しい情勢になっていることついて、「自己資金でこれだけ集まったのはすごいこと」と自賛。「みんなの党と合わせれば200を超える。同じ考えを持つ新しい勢力が、これだけ集まれば十分だ」と述べた。(ここまで)

 

ハアそうですか。「橋下徹」とやらの「言語センス」とやらは、

「ジャンケンで決める」という日本語を、

「最後はどっちを取るか政治決断すること」と自動的に解釈できる「センス」のことですか(笑)。 

 

<例>

「(3人で)最後にリンゴが余ったからジャンケンで決めようぜ!」

=「最後は誰が取るか政治決断すること」

 

さすが「言語センス」とやらにあふれたお方だ。少なくとも私のような凡人には、

「ジャンケンで決める」という日本語は、せいぜい

「ジャンケンでなくても、くじ引きで決める」ぐらいの意味にしか解釈できないのだが。

「ジャンケン」という行為自体に、「偶然の要素」が必然的に入っている以上、「橋下徹の言語センス」とやらは、

 

「偶然の要素で決める=政治決断すること」

 

ということらしい。順序を逆にしてみよう。橋下徹の言語センスとしては、

「政治決断すること」は、「偶然の要素」で決めること、ということらしい。

 

原発の問題も、TPPの問題も、デフレ脱却の問題も、外交問題も、橋下徹としては、

「偶然の要素」で決めること、というらしい。

 

さすが、「太陽の党(石原慎太郎党)」と、何の苦もなく合併できた連中だけあるよ。そういう「言語センス」から導けることは、

 

・橋下一派には、政策的に何の「定見」もない

 

ということだけである。しかもそれを自分でばらすような発言を平気でする。例によって「逆ギレ」という形でだ。さらに、そのことに自分で気づいていないって・・・苦笑するしかない。

まあこのレベル、できの悪い新入社員よりひどいね。できの悪い新入社員ほど、遅刻などの自分のミスを、

「逆ギレオーラ」

を必死に周囲に放つことで、なんとか「同僚レベル」からのツッコミまでは阻止したい、というさもしい心性が見え見えだからである。

 

見方を変えれば、この程度の「逆ギレ」で、この発言をごまかせると思っている程度に、橋下徹は、有権者をよほど「バカな存在」として見下しているということなのだろう。

 

しかも彼はこう続ける。

 

>「それぐらいのことを理解できない人が国家運営にあたっているというのは、不安で恐ろしい」とこき下ろした。

 

記事の「こき下ろした」という日本語に、逆に橋下徹の必死さが透けて見えるが、「橋下徹の言語センス」的には、

 

「橋下徹が『ジャンケン』と言ったら、橋下徹は『政治決断』と言ったのと同じことだ!!そのくらいわかれ!!」

 

ということか。

 

・・・すまんが、今時小学5,6年生でも、その程度の発言をしたら、周囲からバカ扱いされるだけだということが、橋下徹にはわからないらしい。というか、典型的な、「独裁者になりたい人物像」そのまんまだろ(笑)。

 

このブログでは何度も貼り、何度も言及したが、橋下一派の「維新八策」の一覧をもう一度貼ろう。

 

 

・参議院廃止

・衆議院定数半減

・歳費3割カット

・首相公選制導入

 

もう一回、これで省ける年額を計算してみようか。めんどくさいが(苦笑)。現状での国会議員一人あたりの手当額は、wikiによると「高くて年額4200万円」らしいから、

 

減らす議員数は482名。4200万円をかけ算し、202億4400万円・・・?

残った議員数は衆議院240名。これに、「カットする」4200万円の3割=1260万円をかける。

240×1260=30億2400万円・・・?

 

?+?=232億6800万円。

 

あのー、さっきもリンクを貼ったこのブログ記事でも書いたように、

現在の日本のペースで高齢化が進んでいくと、必要となる社会保障費の「自然増」分だけで、「年間1兆円以上」になる。

2年目で、その年だけで2兆円以上必要となり、10年目では、その年だけで10兆円以上必要になる、ということだ。

 

「1年目」に「追加で必要となる」「1兆円」から見ただけでも、そのたった43分の1にしかならないのだが・・・< 計算式 10000÷232.68=約42.98 (単位を「億」にそろえると、こういう計算式になる)

この計算のままでいくと、議員数削減と、歳費削減でひねり出せる額は、

「2年目」では、「社会保障費の自然増分」のたった86分の1、

「10年目」では、「社会保障費の自然増分」のたった430分の1 にしかならなくなる。

 

 

つまり、橋下徹の「維新八策」とやらは、これだけ議員数を減らしても、これだけの歳出削減しかできないということだ。

その一方で、国会議員数を半分以上減らし、首相公選制を導入しようとする。

・・・・それって、ただ、

「日本で独裁制を導入します!」

って言ってるだけだろ。

 

橋下徹よ、いつものように「逆ギレ」で「自分の発言をごまかす」ことにばかり逃げていないで、「オレは独裁制を望んでいるんだ!」って普通に発表しなよ。この程度の計算で、そんなことすぐにわかるんだから(笑)。

 

 

ケツ見えてんぞ、橋下徹。素人が電卓叩いてすぐにできる計算で目論見がばれる「言語」しか使えない「ただの大阪市長」が、

「言葉のセンス」などという偉そうな言葉を使うなよ。おこがましい。

 

 

私は、こういうバカにこそ、言葉に限らない「あらゆる意味でのセンスのなさ」を感じるね。

 

昨日か一昨日にも、石原慎太郎とこんな演説をしていたなあ。

「自民もダメ、民主もダメ、今度は私たちに任せてくれませんか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

( ゚д゚)・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それ、3年前に「民主党」が、

「自民党はダメです。一度、民主党に任せてもらえませんか?」

と言っていたのに、ちょい足ししただけだろ。

 

 

へぇ〜〜、こんな演説が平気で(恥も外聞もなく)できる人が、「言葉のセンス」ねぇ〜〜〜(苦笑)。こういう状況が一番「怖い」わ。

 

しかし衆愚は何も考えずに、「比例代表くらいは『第三極』に入れてあげようよ!」などと、「根拠のない『バランス感覚』」とやらで、意図不明の投票行動に走るんだろうなあ。そして独裁制ができてから気づくと。ま、衆愚は自分たちに跳ね返ってこないと学習できないからしょうがないか。

 

 

放射脳、やっぱり韓国の原発の話をすると反論がビタ止まりになるの巻(笑)

$
0
0

久しぶりに2chで見たおもしろいやりとりを貼っておこうか。TBSラジオ午後3時半からの

「荒川強啓 デイキャッチ!」

の4時台のレギュラーコメンテーター、町田徹(まちだてつ)氏(経済ジャーナリスト)が、原発問題に関して、活断層があーだらこーだらと演説していたとき。この人、「経済ジャーナリスト」の肩書きのクセして、資源のない日本がどうやってエネルギー価格を抑えて国を運営していくべきかについては全く考えておらず、「私は必ずしも反原発ではないが」と毎回必ず前置きしているのに、毎回必ず「反原発」の結論で終わる、いかにもTBSのコメンテーターらしいお方である(笑)。

※最近話題になっている「メタンハイドレート」は、どのくらいの埋蔵量があり、どのくらいが、いつから現実的に運用できるかは、まだまだこれからの研究を待たなければならない。素人考えでも、少なくともあと10年は必要だろう。しかも、埋蔵量がまだわからないのである。


そんなわけで、実況スレッドで、そんな町田氏にかみついたカキコミから、バトルスタート!



303 名前:名無しさん@ON AIR[sage] 投稿日:2012/11/26(月) 16:26:14.14 ID:JqOCHZ9F
町田、化石燃料輸入増で貿易赤字にズドンと転落したことを忘れてんの?
「経済ジャーナリスト」のくせに。

あと、東北電力を救いたいのなら、あの地震でも健在だった女川原発の
再稼働をするにはどうしたらいいか、を本気で議論すべきだろ。

町田は原発関係に関しては毎週電波だな

▼ 308 名前:名無しさん@ON AIR[sage] 投稿日:2012/11/26(月) 16:28:17.00 ID:IUaggdXK
>>303
わざと高い燃料を買って赤字に落としたんだよ

▼ 312 名前:名無しさん@ON AIR[sage] 投稿日:2012/11/26(月) 16:30:08.34 ID:ghQ4rGmk
>>308 
スポット価格より安く購入(緊急時)できるのだろうか?

▼ 325 名前:名無しさん@ON AIR[sage] 投稿日:2012/11/26(月) 16:36:27.22 ID:JqOCHZ9F
>>308
わざとってどういうこと?
買う時期をずらすなんていう余裕が昨年の日本にあったとでも??

▼ 341 名前:名無しさん@ON AIR[sage] 投稿日:2012/11/26(月) 16:38:55.78 ID:IUaggdXK
>>325
安いルートは他にあったが原発再稼動のためにはあえてというところ

▼ 344 名前:名無しさん@ON AIR[sage] 投稿日:2012/11/26(月) 16:39:46.36 ID:JqOCHZ9F
>>341
貿易赤字に転落したのは去年。
原発再稼働は今年。わかってる?

で、その「安いルート」ってどこ?マジで教えて。

▼ 350 名前:名無しさん@ON AIR[sage] 投稿日:2012/11/26(月) 16:42:44.86 ID:IUaggdXK
>>344
10倍の値段でLNGを買っている
http://k.news-postseven.com/archives/20120521_109383.html?PAGE=1&SECTION=3

▼ 361 名前:名無しさん@ON AIR[sage] 投稿日:2012/11/26(月) 16:46:52.38 ID:JqOCHZ9F
>>350
>電気料金が日本より安い韓国は米国からそれに近い10ドル程度の価格で買っていると見られている

ハイ伝聞形乙。
アメリカでの天然ガス価格が、シェールガスのおかげで暴落しているが、欧州ではむしろ上がったのが2011年。

http://ecodb.net/pcp/imf_group_ngas.html

ということは、アメリカのシェールガスは、ほとんど外国には出ていない。まさに「戦略物資」となっているいい証拠。

そもそも伝聞をドヤ顔で貼るなや
あと、韓国を比較対象として挙げているということは、原発大賛成なんだな?w韓国は原発普通に稼働してるぞ。
むしろ小さな事故は日本より多いくらいだが・・・ww

 

(この後反論なし、ID:IUaggdXK、 お疲れ様である)


これは、スレの流れの「たった一つ」である。他の、もっとなが〜いバトルもあったが、それはまたの機会に。



ついでに、リンクが張ってあった「ニュースポストセブン」と、久しぶりに、天然ガスの価格推移表も貼っておこうか。


東電値上げ 丼勘定でバカ高いLNG購入のためと専門家指摘(NEWSポストセブン 2012/05/21 16:00)

「国際市場ではLNGは100万BTU(※)あたりの価格で取引される。米国では近年、地下の岩盤にあるシェールガスが採取されるようになった。そのため天然ガス価格が大きく下がり、この4月には1.8ドルをつけた。

 しかし、日本は中東や東南アジアの産油国から調達し、価格も石油価格に連動するという不利な契約で、昨年は概ね18ドルで買っています。ざっと10倍の高値です。ただし、北米産を調達する場合、液化して専用船で運搬しなければならない。
 
 その液化コストが2.5〜3ドル、輸送コストが3ドル、合わせて8ドル程度になる。しかしそれでも現在の半額以下です。現に、電気料金が日本より安い韓国は米国からそれに近い10ドル程度の価格で買っていると見られている」(ここまで)

 

この発言をしたのが、何の専門家か、その専門家は誰か、その発言に信憑性があるか、という、「裏取り」をしない、平気な「飛ばし記事」を、「NEWSポストセブン」というところは掲載するのだな、と、読者におかれては明確に覚えておいていただきたいものだ。当然、マス「ゴミ」の一つである。

 

 

「記事」として一番ひどいのがここである。

>電気料金が日本より安い韓国は米国からそれに近い10ドル程度の価格で買っていると見られている

 

ネットで調べれば、こんなのはただの「ガセ」だなんてのは、ネットが使える中学生でもわかることだ。だからマス「ゴミ」なのだ。

というわけで、ひさしぶりに、最新版、天然ガス価格の推移表、行ってみよう!気がつけば日本のグラフだけ外されている・・・ぐむむ。

 

 

 

あ、ここには韓国の輸入価格入りのグラフがありますよ。これを、「表A」と呼ばせていただく。

 

<表A>

 

2010年は日本の方が安く買えており、2011年は韓国の方が安く買えている。ただ、トレンド(流れ)としては、どちらもほぼ同じである。むしろ、日本の方が安く調達できていた時代の方がはるかに長いのだ。

 

プレジデントオンラインでは、以下のように分析している。

>東日本大震災にともなう福島第一原発事故の影響を受けて、わが国では原発の運転が次々と停止したため、代替エネルギーであるLNGを緊急に確保するため、日本の電力各社が高値でスポット買いしたという事情は、たしかにあるだろう。しかし図2の背景には、それだけでは説明しきれない構造的な事情が存在する。日本の電力会社やガス会社が、韓国や中国のライバルたちに比べて、LNGを「まとめ買い」する点で立ち遅れており、それが調達価格の差となって表れているという事情である。

 

でだ。こういう情報がネットにごろごろ転がっているのに、上の「NEWSポストセブン」とやらでは、「専門家」に語らせる形で、

 

>しかし、日本は中東や東南アジアの産油国から調達し、価格も石油価格に連動するという不利な契約で、昨年は概ね18ドルで買っています。ざっと10倍の高値です。ただし、北米産を調達する場合、液化して専用船で運搬しなければならない。

>その液化コストが2.5〜3ドル、輸送コストが3ドル、合わせて8ドル程度になる。しかしそれでも現在の半額以下です。現に、電気料金が日本より安い韓国は米国からそれに近い10ドル程度の価格で買っていると見られている。

 

などと、裏取りもせず平気で記事を飛ばしているわけだ。もう一度言おう。「NEWSポストセブン」では、裏取りもせず、平気で記事を飛ばしているわけだ。

 

しかも笑えるのは、ID:IUaggdXKがこのページをドヤ顔で示し、

>10倍の値段でLNGを買っている(レス番350)

と普通に書いている点である。

 

 

 

・・・「脱原発」、「反原発」、「卒原発」と、言い方はどれでもいいが、私がこういう連中を「放射脳」と呼び、限りなくその知能を見下す所以である。

 

1 根拠のない「韓国が10ドル程度でLNGを買っている」という「NEWSポストセブン」での記述 ←これは、上の表Aによって明確に否定されているが。

2 日本が、「NEWSポストセブン」によると、2011年は「概ね18ドル」でLNGを買っていること ←これも、上の表Aによって明確に否定されている。

 

でさ、「NEWSポストセブン」しか読んでいなくてもさ、

・10ドルと18ドルを、どういう関係にしたら「約10倍(レス番350)」などという数値が出るの???

 

このバカは、「NEWSポストセブン」に書かれていた

>ざっと10倍の高値です

だけを見て、サルのようにウホウホ喜びながら、

「ほら!日本はわざと10倍の高値でLNGを買っているんだ!これは、原発再稼働をさせようとする『原子力ムラ』の陰謀だ!」

とでも言わんばかりに、ふつ〜にレスができる程度の知能しかない、ということである。

 

 

何なのだろう。この「知能」の低さは。この「飛ばし記事」だけを読んだって、日本が、韓国の10倍の値段でLNGを買っているなどとはどこにも書いていなし、そう読めもしないのだ。にもかかわらず

 

>10倍の値段でLNGを買っている(レス番350)

 

と書ける、救いようのない頭の悪さ、読解力のなさ、数字を読む力のなさ・・・・こいつは、幼児虐待か何かで、保育園も小学校も中学校も行かされていないのだろうか。それで、ネットカフェかどっかでラジコでも聞きながら、こういう救いようのない頭の悪いレスが平気でできている、ということなのか。

 

 

当ブログで、 「脱原発」、「反原発」、「卒原発」と、言い方はどれでもいいが、私がこういう連中を「放射脳」と呼び、限りなくその知能を見下している理由が、これでもわからないのだろうなあ。だって「放射脳」なんだもん。

 

教訓: 「脱原発」、「反原発」、「卒原発」などと自称する「放射脳」は、知能が限りなく低い。「全く教育を受けていないが、多少の漢字は読める8歳児程度」である。

 

私が当ブログで、そんな救いようのない「放射脳」をいじるのは、それが日本のエネルギー政策という重要なテーマであり、それをそんな低知能のアホどもになし崩しにされてたまるか(→エネルギー源を全て化石燃料にした時点で、エネルギー価格の上昇分を、国内品、輸出品全てに転嫁しなければならず、それが「労働者の収入上昇に全くつながらない最悪のインフレ(スタグフレーション)」を引き起こし、そのせいで日本の円が暴落し、それでも輸出額が回復せず(なぜなら暴騰した輸入エネルギー価格を輸出品に転嫁しなければならないのだから)、「日本終了」になる) という気持ちからである。 放射脳には、こういう想像力も全くない。

 

全く、知能が限りなくサル程度である。ゆとり教育を強力に推進した寺脇研の大勝利だな。

 

でだ。それに反論し続けたID:JqOCHZ9Fの決定打はこれだったな。

 

>アメリカでの天然ガス価格が、シェールガスのおかげで暴落しているが、欧州ではむしろ上がったのが2011年。

>http://ecodb.net/pcp/imf_group_ngas.html

>ということは、アメリカのシェールガスは、ほとんど外国には出ていない。まさに「戦略物資」となっているいい証拠。

>そもそも伝聞をドヤ顔で貼るなや
>あと、韓国を比較対象として挙げているということは、原発大賛成なんだな?w韓国は原発普通に稼働してるぞ。
むしろ小さな事故は日本より多いくらいだが・・・ww

 

つまり、日本と韓国で、LNG輸入価格がほとんど変わっていないのに、韓国の方が電気料金が安くなっているのは、あれだけの大惨事を引き起こしながら、韓国では依然として、普通に原発を稼働しているからである。つまり、ID:IUaggdXKは、自分のレスそのものが、「原発の経済合理性」を証明してしまっていると気づかないまま、例の千葉麗子的な

「反原発こそ正義!」

ばりの正義感(笑)で、ID:JqOCHZ9Fを必死に「論破」(笑)しようとしていたわけだ。

本気の原発反対派なら、ウソが見抜かれないようにちゃんと計算(笑)してレスを書けよ。呑気に「韓国の方が電気代安いよ!(キリッ!!」って言うなよ。バカ丸出しだろ(苦笑)。

 

※あ、千葉麗子さん、この記事も、毎日安定してアクセス数を稼いでますよ。お世話になってます(笑)。

 

 

で、話を元に戻して、

LNG価格が変わらないのに、日本と韓国で違っている要素が

・日本では原発が稼働しておらず、

・韓国では原発が普通に稼働している。

 

ということも理解できず、なぜか日本の放射脳軍団は、中国や韓国の原発には全くと言っていいほど反対しない。中韓の原発が事故を起こしたら、気流で日本に放射性物質が飛んでくることさえ想像できないのが、これまた「放射脳」の特徴である。

 

だから、この件では、レス番361で反論が「ビタ止まり」したわけだ。ID:IUaggdXKはこのレスで、「この流れですでに自分は論理的に詰んでいる」と、ようやくその鈍い頭で気づいたわけだ。

 

しかしもっともっと、この5乗くらい鈍い頭(笑)の放射脳が、別ネタでグダグダ絡んでいるので、それはまた別日に。

 

以前も、

2chで絡んできた放射脳クンは、「怒り」が「バカであること」の免罪符になると思っているらしい(笑)

という記事で、2chに出没する放射脳の頭の悪さをアーカイブしたが、何度言っても言い足りない。

 

・エネルギー問題という国家の存亡に関わる重要問題で、

勝手に「怒り」を、「バカであること」の免罪符にすんな!!!

 

わかったか?放射脳???その低い知能で死ぬほど考えてから「反原発」「脱原発」「卒原発」などとほざけバカタレ。

 

 

ここまで徴兵制を貶めないと、徴兵制を怖がることができない、ということを教えてくれた小倉秀夫先生

$
0
0

嘉田滋賀県知事と小沢一郎たちによる「私たちが『正統』な『第三極』よ!」祭りについても書きたくてしょうがないのだが、今夜は何しろこのツイートで疲れた。しかし得たものも大きかった。

 

始まりはこちら。あ、スマホの人は見られないかも知れないが、文字起こしする元気もないのでご容赦。ご家庭にPCがあって、もし見たいとお思いになったらご覧下さい。

 

てっきり「ネタ」だと思って以下のようにRTをしてしまった。

なんか、電車が遅れて帰宅してみたらmentionされていて、しかもこじれてる・・・例の、「自民党が政権を取ると徴兵制にされるぞ」脅迫である。

 

というわけで、以下の4点の質問を、この小倉秀夫さんに理性的に行った。

 

 

で、とりあえず返ってきたお答えが以下。

 

なんか、もうのっけから「バカフラグ」が立ちまくっている。

・バカフラグ1

自分の形勢が不利になると、あたかも相手に立証責任があるかのように、急に上から目線の口調になる。

 

上の、

「まず、君が具体的に積算するのが先ではないかね。」

がそれにきれいに該当している(苦笑)。

 

あー、なんかダメダメな人だなあと思いつつも、さらにつっこむ。横槍まで入る。

「甘やかす」って(笑)。ただ小倉さんが答えられないだけだろ。

匿名が本当にイヤなら、「私は匿名の人とは議論しません」と、小倉さん自体が宣言すれば良いのだ。しかし小倉さんはそれをしない。

だったら、外野が出てくるなという話だ。

 

さらにこちらが続ける。

 

さすが弁護士。徹底的に立証責任をこちらに寄せつつ、そのうち、すごい言葉が出てくる。「すごい」としか言いようがない。

 

さらに不思議なお返事が続く。

 

あーあ。バカフラグの二本目が立ってしまった。

 

・バカフラグ2

自分の形勢がさらに不利になると、「代わりの額を計算してくれ」と、試算できるかどうか聞いているのに、

「私が決められることだと思っているのですか?」と論点をずらす。

 

こういう「逃げ方」だけに巧みな「弁護士」って・・・法曹界って、まかり間違っても一回司法試験に通ると怖い世界だよな(笑)。


こういう展開は日常茶飯事なので、以下のようにお返しして差し上げる。


この程度の「論点の区別」が「できない」「弁護士」であれば、その能力は懲戒レベルものであろう。だから、彼の名誉のためにあえて言っておくが、

彼はわざと論点をずらし、「答えられないこと」から逃げているのだ。


 

で、いよいよ観念した彼は、また「すごい」ことを言い始める。

・「徴兵で連れてきた兵士に、同世代の志願兵より高い給与を支払う合理的な理由はないんじゃないですかね。」

 

うーん・・・このお方、確か最初は「徴兵制を恐れていた」ヒトのはずなんだが。徴兵制を恐れているヒトって、徴兵で連れてきた兵士は安くこき使えばいいと思っている、「救いようのないサディスト」ということなのだろうか。

 

なぜか急に「韓国」の話が出る。

ここは私も言葉が足りなかった。「日本では」ということだ。

日本では「20歳でも年俸300万円」は出ている

韓国軍の徴兵された兵士の現金支給が低いのは、ここに書いたように、現物支給がされているからだ。日本でも同じことで、現物支給が増えれば、徴兵制に伴う予算は、現金支給にしても変わらない。ここは本気でわかっていないのだろう。小倉さんは。

 

で、ここですごい「小倉さんの助け船」が乱入する。これも「すごい」としか言いようがない。

・「そもそも徴集兵は国民の義務として軍務に服するのだから給料を受け取る筋合いではないでしょう。」

 

・・・・自分の目と頭を疑った。「国民の義務」と規定されれば、「国から給料を受け取る筋合いがない」というロジックを、平気で「小倉さんの助け船」として出せるこの知能の低さ。前回の記事で書いた「放射脳」も縮み上がるレベルである。

 

さすがに、無視するには、上記発言があまりにもバカすぎるので、きっちりお返事して差し上げた。

まあ、このという本物のキチガイは、この日本語も理解できないのだろう。ただ、このキチガイからのレスは、これで止まった。知能を上げるために、少しは自分で具体的に想像するという作業をしろよバカタレ。

 

さらに、「別筋」にも話が進んだが、この本筋に比べたらどうでもいいレベルなので、本筋に集中して紹介する。

また「バカフラグ1」をもう一度、きれいに立たせてくれる小倉さん。

いちいち言い直さないとダメなのだろうか、小倉さん。そしてまたバカフラグ1、「立証責任を相手に押しつける」を立たせる。これで3回目。

そしてまたすごい発言が。

 

・「志願兵の給与水準が高いのはそうしないと人材が近寄ってこないからであって、給料でつらなくても人材を強引に連れてくることができる徴兵制度の元では、給料を高くする理由がない。」というのは十分すぎるほどの根拠です。

 

 

 

・・・・

 

 

 

 

・・・・・・・・

 

 

 

ええと、もう一度確認するけど、この小倉さんは、「徴兵制が怖い」って言っていたヒトだよね?

そのヒトが、

・給料でつらなくても人材を強引に連れてくることができる徴兵制度の下では、給料を高くする理由がない。

という、敗戦直前の日本人も真っ青な、「徴兵者をボロ雑巾のように使い捨てする発言」を、平気でできるということが、最初は全く理解できなかった。

 

・・・ただ「全然数字を積み上げていないですね」を繰り返すようになった。はいバカフラグ3。

 

・バカフラグ3

自分の形勢がさらにさらに不利になると、さらに上から目線の態度となり、「噛み合わない発言」を「上から目線」で繰り返すようになる。

これで、「雰囲気」だけ、自分が議論で優位に立ったと勘違いできる。

 

こちらはまだまだ具体的数字を出せる。

 

またすごい発言が。

・終身雇用を前提とした従業員の教育費用の2倍の金額を、2年で任期が切れる兵士の教育に充てる合理的な理由はないですね。

さらに2連コンボ。

・2年で雇用が切れる一時雇い従業員に1000万円もの教育費用を民間ではかけていないと思いますが。

 

この二つの発言の「意味」を、この「弁護士」は本当に「理解」しているのかが、わからない。

つまりだ。小倉さんは、

・徴兵ってどうせ2年で任期が切れるんだから、給与もほとんど与えず、訓練もせず、それで有事になったらただ死ねばいいんじゃね?

と同じ意味の発言をしているということだ。

 

でなければ、口が裂けても、

・2年で任期が切れる兵士

・2年で雇用が切れる一時雇い従業員

などという言葉は使えない。徴兵制であろうがなかろうが、「兵士」である間に「有事」があったら、徴兵だろうが志願兵だろうが、命を張って日本と日本国民を守らなければならない。にもかかわらず、平気で

 

・終身雇用を前提とした従業員の教育費用の2倍の金額を、2年で任期が切れる兵士の教育に充てる合理的な理由はないですね。

 

と言えるとは・・・まさに「すごいヒト」と出会ってしまった。これで弁護士である。怖い・・・霞ヶ関の法律相談所で、こんな弁護士にランダムに当たった日には・・・(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

きっちりこう返して差し上げた。

 

 

「数10兆」は言い過ぎだが、兆単位になることは間違いない。しかしそこへのツッコミは、なぜかない。代わりに来たのがこれ。

・・・ツッコミポイント、そこじゃないだろ!せっかくこっちが弱点見せてんだから的確に突っこんで来いよ!(笑)

一般論として、徴兵制にすると、兵士への給与だけでなく、

 

・基地の拡大、そのための用地取得、施設建設のための追加費用

・そのための用地所有者と周辺への説得費用(立ち退き料なども必要になる)

・一気に増えた「徴兵」のための宿舎の整備費用、食料などの生活必需品の支給費用

・そして、実戦訓練のために兵器を膨大に補給するための費用

 

これらの「コスト」が、10兆円の規模で必要になる、という想像力もないまま、

 

・徴兵って2年で終わるとしても、どうせ2年なんだから、ボロ雑巾のようにこき使って、カネもやらず、訓練もやらず、「有事」になったら「盾」になって率先して死んでくれればそれでよくね?

 

という「無根拠な、かつ『徴兵制』をここまで『サディスティック』なものにした自己妄想」を、無限大に膨らませることができる。それが、「自民政権になって、現在の議席数でなぜか「改憲」を恐れる、いや、より正確には、

・「改憲=徴兵制」を有権者や子どもに刷りこむことで、「反自民」のイメージを徹底的に刷りこもうとする、典型的な「バカサヨク思考」なのだとわかった。

 

 

言い方を変えれば、こういう自己妄想に無根拠に染まれるヒトは(あえてここでは「バカサヨク」と言うのをやめておくと)、

1 自民が政権を取れば改憲をする!

2 改憲をすれば、徴兵制になる!

3 徴兵制になれば、こんなに残酷な現実が待っている!

 

4 1〜3より、自民を支持すべきではない!

 

という「自称ロジック」が、無根拠に存在しているということだ。「無根拠に」というのは、上記の「こんなに残酷な現実が待っている!」の部分は、ここまで余すところなく紹介したように、自分たちが勝手に作り出した

 

・徴兵って2年で終わるとしても、どうせ2年なんだから、ボロ雑巾のようにこき使って、カネもやらず、訓練もやらず、「有事」になったら「盾」になって率先して死んでくれればそれでよくね?

 

という、しつこいが、「自分(たち)が勝手に作り出したイメージ」に基づいているからだ。それを、今回のやりとりで知ることができたので、冒頭で

「得たものも大きかった」

と書いたわけだ。これは冗談ではなく、バカサヨクの典型的な思考回路の一つを知ることができた、大変貴重な機会であった。

 

しかし、やっぱりこれからは、霞ヶ関の法律相談所には行きたくねーなー・・・。弁護士って、ヒトによっては、ここまで頭が悪いんだから。バカフラグ3つを、しかも複数回立てまくりなんだから。 

 

最後に、反論がこれでビタ止まりしたので、どうしたのかなと思って彼のツイートページを見ると・・・

 

「サンドバッグ」www いやはや、バカフラグをお立てになったのは4本でしたか。さすが弁護士様(笑)。

 

・バカフラグ4(最悪のバカフラグ)

自己の発言の意味すら理解できず、議論を途中で放棄して、「仲間」と傷口ナメナメモードに平気で入ることができる。

 

どうせ「超上からモード」に入っているのだから、「バカなあなたはもうブロックします」ぐらいの「逃げ口上」を言ってからやめればいいのに。その方がよほど、言論人としてはハッキリした態度だと思う。私基準で恐縮だが。

 


まずは昨日のツイッターでのやり取りの「その後」について

$
0
0

昨日の記事の後日談(まだ一日しか経っていないが)である。

 

昨日貼ったこの画像以降、追加のmentionもRTもなかった。

 

 

まあ向こうとしては

「このくらいでもう放っておいてやろう(笑)」

という気分なのだろう(笑)。(「覚えてやがれ!」かも知れないがw) 知能が低い、ということは、要するに

・言語が理解できない

・自分の発言の意味が理解できない

・何が根拠で、何がそれに基づく主張なのかが理解できない

・他者の発言に対しても、その意味、根拠、それにもとづく主張が理解できない

・発話者どうしで描いている状況の違いが理解できない

そして、

・自分が理解できないことは、いくらコテンパンにやられていても「相手が悪い」と平気で思い込める

ということであり、れっきとした弁護士であるはずの小倉秀夫センセイは、上記の全ての条件を満たしているからだ。

まさに、「低知能者」の代表と言ってもいいお方である(笑)。

 

 

だからこそ、昨日のバカフラグ1と3を立てまくったわけだ、小倉秀夫センセイは。

 

・バカフラグ1

自分の形勢が不利になると、あたかも相手に立証責任があるかのように、急に上から目線の口調になる。

・バカフラグ3

自分の形勢がさらにさらに不利になると、さらに上から目線の態度となり、「噛み合わない発言」を「上から目線」で繰り返すようになる。

これで、「雰囲気」だけ、自分が議論で優位に立ったと勘違いできる。



まったく、ツイッターとはバカ発見器だね。そしてツイッターは、「弁護士はlogical thinkingができる」という、「一般人」から見た「当然の前提」(=社会における神話)を、見事に破壊してもくれる、実にパワフルなメディアでもある。


で、今日(正確には昨日)、また外野から「援護射撃」が来た。

「下のレスに対して、私が上のレスをした」という構造になっているのでご注意を。


これは文字起こしも貼ろうか。


必要なければ一円もかけないかと。 RT : 2年で雇用が切れる一時雇い従業員に1000万円もの教育費用を民間ではかけていないと思いますが。RT : え?2年で雇用が切れるからって、訓練しなくていいんですか?

 

↑に対する私のレス。

 

またすごいのが出てきたね。新兵訓練に一円も追加費用がかからない可能性を考えている時点でコレもマジキチ。



で、この人、また弁護士なんだよな。。。。(頭を抱える)。どうなってんの日本の弁護士界は。「弁護士」とは、「those who cannot think logically or have no imaginaition」の意味を表すようになったのだろうか。



 

バカサヨクでも良心的サヨクでもロジカルサヨクでも魔法少女サヨクでも新世紀エヴァンサヨクでもなんでもいいから、

 

「あんたらが恐れている徴兵制の対象って、誰なの?その「徴兵される人数」って何人になるの?その「新兵」を養うための「追加費用」が「全くかからない可能性」を、なぜ「想定」できるの??」

 

という質問に答えてほしいものだ。


私だっていい歳だ。「弁護士は正義の味方だ」などという発想はもう持っていない。「依頼人のために法律を極限まで利用する人」という認識である。

しかし、昨日の記事やこの記事のように、上に書いた


・言語が理解できない

・自分の発言の意味が理解できない

・何が根拠で、何がそれに基づく主張なのかが理解できない

・他者の発言に対しても、その意味、根拠、それにもとづく主張が理解できない

・発話者どうしで描いている状況の違いが理解できない

そして、

・自分が理解できないことは、いくらコテンパンにやられていても「相手が悪い」と平気で思い込める


自分が「こういう人間ですよ」と普通にばらせるような知能の低い人間が、本当に

「私は依頼人のために法律を極限まで利用できますよ」

というメッセージを発せると、本気で思っているのかが全くわからない。不思議で仕方がない。サヨク弁護士でも、もうすこし、現実的な想像力を駆使した「言語」を使い、私のような人間と言葉をやりとりしていただきたいものだ。


昨日の記事でいただいたkenkenさんからのコメントだけでなく、別ルートからも、以下のようなコメントをいただいた。

 

 

>低賃金で死ぬまで働くような人々がいたり、どうせ死ぬから低賃金で働かせるような考えな人が法律関係者ですか(;´д`)

>国民の義務だから死ねとおっしゃる弁護士のレッテルをつけて差し上げたいですね


全く以てこの通りであるとしか、言いようがない。しつこいが、徴兵制を恐れるバカサヨクこそが、その「徴兵制」自体を、

・必要なければ1円も追加費用はかけないかと。

と、1ミクロンの可能性もない発言で平気で「地獄のようなもの」と規定し、しかもあろうことか、それを勝手に「前提」とし、


・ほら、徴兵制はこんなに怖いんだぞ!!


と周りを脅迫する。お前らが勝手にマッチポンプしてるだけだろキチガイどもが。

もうカルト宗教と何も変わらない。オウム真理教も、


・ほら、尊師(ヒゲデブ麻原)の言うとおりにしないと、こんなに怖いんだぞ!!=ハルマゲドンがやって来て人類滅亡。


と言い続けていたのだから。構造において全く同型である。

 

 

奴らが一番怖いのは、安倍自民党が、「弁護士・検事・裁判官免許更新制」を導入することなのだろう(笑)。

大いに安倍自民党を応援しよう。この一件だけで十分にその価値を感じた。「教員免許更新制」で、日教組も全教もかなりガタガタになっている。法曹界にも免許更新制を!だね。

 

 

滋賀県知事として、何のムダも省いていない嘉田由紀子が「日本未来の党」なんぞを作る可笑しさ

$
0
0

なんか知らんけど、今の日本って、ただの素人を「第三極」って名前をつけてプロデュース(笑)するのが流行ってるのか???

 

・・・それ、電通がつい最近まで強引に韓流ゴリ押ししてたのと同じだろ(笑)。

 

こういう「素人軍団」に「脱原発」だか「卒原発」だか「日本の未来」だかを託せると思える人の気が知れない。まあF(failing, 落第)層なんだろうな。

 

一昨日の、嘉田由紀子滋賀県知事による「日本未来の党」の結成宣言の画像。NHKより。

 

 

個人的印象で申し訳ないが、内館牧子とどう違うんだ?

 

この嘉田知事に対し、以前から私が持っていた印象は、以下の共同通信の記事である。

 

政府に安全基準の説明要求へ 関西広域連合 (共同通信 2012年4月26日)

 関西広域連合は26日、大阪市で会合を開き、関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働に向け政府が決めた新たな安全基準に関し政府に妥当性の再検証と同連合への説明を申し入れることを決めた。

 申し入れは、政府の決めた安全基準の各項目の妥当性を原子力安全委員会が判断することや、世界最高レベルの安全対策を講じること、原子力防災体制の緊急整備など6項目。

 同連合にオブザーバーとして参加する福井県の西川一誠知事は3、4号機の再稼働について電力消費地の理解を得るよう政府に要請しており、広域連合の申し入れ内容は重要な指標となりそうだ。

 会合では原発が再稼働しなかった場合の夏の電力需給見通しに関し、同社の香川次朗副社長と協議。関電は原発が再稼働しなければ、2010年夏並みの猛暑だった場合、一定の節電をしても8月に16・3%の供給不足となるとの資料を示し、厳しい見通しとなることを強調した。

 これに対し滋賀県の嘉田由紀子知事は「(安定供給が)できない理由ばっかりで、駄々っ子のようだ」と批判。兵庫県の井戸敏三知事も数値の根拠が不明だと指摘した。

 申し入れとは別に、広域連合は政府と関電に客観的な夏の電力需給見通しの開示や関西で停電が起きないような対策を求める意見書を提出することも決定した。

(ここまで)

 

滋賀県知事という、滋賀県の水道や電力など、全てのインフラを安定供給するべき責任を課せられた「知事」でありながら、

 

>「(安定供給が)できない理由ばっかりで、駄々っ子のようだ」と批判。

 

・・・その批判が、関西電力や、滋賀県への電力供給に関して、どういう「意味」を持つ発言なのかが、あれから半年以上も経っているのに、未だにわからない。このオバサンは、

「あなた、駄々っ子みたいね(笑)」

と笑いさえすれば、

「やべえ!滋賀県知事が皮肉った!原発再稼働できねえ!火力発電所大急ぎで作らなきゃ!」

と、関西電力が思うとでも思っているのだろうか。であるならば、上の発言には、「政治家」として、滋賀県民の「利益」になる発言をしているという意味で、政治合理的な発言であると私でも思うが、

 

言うまでもなく、このオバサンが何を、いくら皮肉ろうとも、関西電力はそういうことは何もしなかった。というかできなかった。火力発電所というのは、家庭用の石油ストーブやガスストープをたくさん連結したり(ヤシマ作戦の見過ぎ)、でかく作ったりすれば1年程度でできる、というシロモノではないのである。

 

そういう「基本的事実」を理解していないからこそ、

 

>「(安定供給が)できない理由ばっかりで、駄々っ子のようね(くすっ♪)」←これが正確な発言だ。私が覚えている。

 

などと、平気で言えるのだ。ただ、スーパーなどで店員に無意味なイヤミを言っている「クレームオバサン(本来ならババアと言いたいところだが)」と何も変わらない。

 

次に、このオバサンの略歴を。滋賀県HPより。

 

昭和48年(1973年) 京都大学農学部卒業
昭和48年(1973年) 京都大学大学院農学研究科入学
昭和48年(1973年) アメリカ・ウイスコンシン大学大学院へ留学
昭和54年(1979年) この年より家族とともに大津に居住し、息子ふたりを大津で育てる
昭和56年(1981年) 京都大学大学院農学研究科博士後期課程修了

滋賀県庁入庁

昭和57年(1982年) 琵琶湖研究所研究員
昭和62年(1987年) 「琵琶湖の水問題をめぐる生活環境史的研究」で京都大学農学博士号取得。
平成9年(1997年) 琵琶湖博物館総括学芸員
平成12年(2000年) 京都精華大学人文学部教授、琵琶湖博物館研究顧問
平成18年(2006年) 琵琶湖博物館研究顧問辞職
平成18年(2006年) 京都精華大学人文学部退職
平成18年(2006年)7月 滋賀県知事(1期目)
平成22年(2010年)7月 滋賀県知事(2期目)

 

・・・何の「政治家」としての実績も積み上げていない(昨日の記事を読んだ方は、ここで笑えるだろうがw)オバサンだとわかる。

 

いやしかし、滋賀県知事になってからは、急に「政治能力に覚醒した!」という可能性がもしかしたらあるかもしれないので、これも滋賀県HPから、滋賀県の財政状況の推移グラフを。pdfファイル1ページ目、下半分である。

 

 

何ですかコレは。リーマンショックが起こった平成20年以前から、なんと平成13年から平成19年まで歳入はほぼ単調減少、県債残高は景気と関係なく増え続けているだけである。「知事」とやらになっても、滋賀県財政を全くと言っていいほど健全化させていないということが、小学生でもわかるくらいだ。


これが、当ブログで彼女を「オバサン(またの名をニセ内館牧子)」と呼ぶ理由である。

ま、要するに、惰性で2期務めているだけ、ということだ。県庁上層部にとって、実に「使い勝手のいい」操り人形なのだろう(苦笑)。でなければ、こんなひどい財政状況にはならない。

 

 

で、このオバサンが、一昨日の結党会見で言ったこと。一昨日のNHK「ニュース7」より。

 

・・・あのさオバサン。さっきの滋賀県の財政グラフを見て、誰があなたに「未来をつくる政治や希望」なんぞを見いだすと思ってるの??

 

 

「段階的に原発から脱却目指す『卒原発』」

「女性・子ども 活躍できる社会づくり」

「消費増税の前に無駄なくす『脱増税』など」

 

・・・オバサン、下二つって、あの凡愚どもが心ゆくまで熱狂して踊らされた、2009年の民主党のマニフェストと全く同じなんだが。

「自分たちならできる」という「客観的根拠」を見せてほしいんだが(これも昨日の記事を読んだ人なら大爆笑するだろうなあw)。

 

「国家予算からムダをなくせる」という自信があるなら、なんでさっきのような財政グラフになるような、ひどいとしか言いようがない滋賀県財政運営ができたの?


オバサン、知事としても、「ムダ」なんぞ、何もなくせてないのに、「自分が『民主党でさえできなかった国家予算のムダを削れる』『本当の第三極』とやらになれる『自信』」って、どこから来てるの???

まさか、脱法ハーブとかやってないよね???マジで。このオバサン。

 

 

ハイさっきのPDFをもう一回。

 

ねえ、嘉田オバサン、今度は誰にとって「使い勝手の良い操り人形」になりたいの?オバサン、知事辞めないんでしょ?国政にどうやって関与するの?その程度の能力で???

 

 

というわけで、私からの提案。党名は、

「日本凡愚の党」

にすべきだ。それが、ただのオバサンと、そのオバサンに群がる薄汚い連中の本質を一番正確に表しているから。

 

 

 

 

「脱原発」と「卒原発」が「ことば遊び」と教えてくれたのは、自民党の安倍総裁ではなく・・・

$
0
0

ちょいと疲労がたまっており、今日は短い記事で。しかし、「安倍叩き」への牽制球としては重要なことを。

 

ツイッター経由で、今日のニコニコ動画での党首討論会というか政策発表会で、自民党の安倍総裁が

「脱原発とか卒原発とかは『ことば遊び』に過ぎない」

と言ったとか言わないとか、そんな情報が流れてきた。

 

 

いやいや、そんなことはどうでもいい。

 

とりあえず、「日本未来の党」(日本凡愚の党)の「卒原発」の定義を。例によってNHKニュース7より。ただし木曜ではなく、11月28日水曜日のである。ニコ動での政策発表会の前日ね。

 

 滋賀県 嘉田知事

「10年後の2022年を目標に、原発の廃止を実現したい」

 

 

ということは、嘉田オバサンの定義する「卒原発」とは、

・「10年後の2022年を目標に、原発の廃止を実現すること」

である。あら、「目標」が入っちゃっているので、これだけでも十分に「空手形(でまかせ)」の可能性が大ですなあ(苦笑)。 

 

 

 

で、

安倍総裁が何と言おうと、サヨクの神様の一人(笑)、福島瑞穂大センセイが、その討論会の前日にこう仰せられている。同日同番組より。

 

社民党 福島瑞穂党首

「『卒原発』も、(社民党が掲げる)『脱原発』も、同じだと思っている」

 

 

ハイ終了(笑)。例の三段論法でまとめよう。

 

1 「卒原発」も、「脱原発」も、同じです。

2 社民党は、「原発稼働はただちにゼロ」と、11月21日に発表された選挙公約(p.2、都合3ページ目)で明言しています。

 

3 1,2より、「卒原発」も「脱原発」も、「原発稼働はただちにゼロにすること」で、同じ意味です。

(説明終わり)

 

補足(アホ用):同じ意味の事柄を、別の言葉で表現することで、「表現にだけ新鮮さ」を加えることを、「ことば遊び」と言います。

 

 

 

 

というわけで、社民党の言う「脱原発」と違うんだったら、嘉田のオバサンよ、ちゃんと公式の場で否定してくれよ!「口先だけじゃない政治」「小沢一郎の操り人形ではない党首」であるならな(笑)!!

 

 

NHKというマスゴミを定点観測しているだけでも、この程度のことはわかる。しかし「凡愚」「衆愚」は、

・自民党の安倍総裁は、「卒原発」という言葉にネガティブな意味づけをしようとしている!!

とすぐ騒ぎ出すのだろう。特に2ch方面とツイッター(笑)方面でな。

 

 

いやいや、安倍さん関係ないから。社民党の福島さんだよ、ニコ動の討論会の前日である水曜日に、

「『卒原発』も、(社民党が掲げる)『脱原発』も、同じ(ドヤ!!!」

と明言したのは。

 

そのくらい知っておいてくれよ、「凡愚」「衆愚」(←「政党が多くてどこに入れたらいいかわかんな〜い♪」とか言ってるヒト)のみなさんよ。

 

 

自衛官に一通を逆走させてドヤ顔だった松崎哲久が、なぜか「未来の党」代表として朝生に出演

$
0
0

今夜の朝生のパネリストを見ていたら、どこかで聞いたような名前を発見した。

 

パネリスト

・松崎哲久(未来の党・前衆議院議員)

 

・・・まつ・・・ジャキ? おお!あの松崎じゃないか!しかも民主党議員だったはずなのに、なぜか「日本未来の党」からのパネリストになっている。

 

<松崎哲久、民主党議員だったはずのオッサン>

 

このバカの笑える愚行の顛末は、当ブログでは以下の2つの記事にまとめている。

 

民主党としては、国会議員様のために一方通行を逆走させることも「文民統制」なんだってさ 1(2010.12.01)

 

民主党としては、国会議員様のために一方通行を逆走させることも「文民統制」なんだってさ 2(同日)

 

 

上の2記事にも引用した、当時の産経の主要記事を二つ貼っておく。

 

 

民主・松崎議員が「恫喝」か 「俺を誰だと思ってる」(産経 10.11.18 リンク切れ)

民主党の松崎哲久衆院議員(60)=埼玉10区=が今年7月、航空自衛隊入間基地(埼玉県狭山市)で行われた納涼祭で秘書が運転する車を呼び寄せる際、空自側の規則どおりの対応に不満を抱き、隊員に「おれをだれだと思っているのか」と“恫喝(どうかつ)”ともとれる発言をしていたことが17日、分かった。防衛省幹部や、自衛隊を後援する民間団体「航友会」関係者が明らかにした。

入間基地では今月3日の航空祭で、航友会の会長が「民主党政権は早くつぶれてほしい」と発言。これを受け、防衛省は自衛隊施設での民間人による政権批判の封じ込めを求める事務次官通達を出した。松崎氏は会場で会長の発言も聞いており、周囲に強い不快感を示していたため、「納涼祭でのトラブルも遠因になり、異例の通達につながったのでは」(防衛省幹部)との見方も出ている。

松崎氏は7月27日の納涼祭に来賓として出席。帰る際に駐車場から約30メートル離れた場所に自分の車を呼び寄せるよう、車両誘導担当の隊員に要求した。だが、歩行者の安全確保策として片側通行にしていた道路を逆走させることになるため、隊員は松崎氏に駐車場まで歩くよう求めた。

ところが、松崎氏は歩行者はいないとして車を寄せるよう指示。隊員が拒否したところ、「おれをだれだと思っているのか」「お前では話にならない」などと発言した。

別の隊員が松崎氏の秘書が運転する車を逆走させる形で寄せると、「やればできるじゃないか」という趣旨の発言もした。誘導担当の隊員が「2度と来るな」とつぶやくと、松崎氏は「もう1度、言ってみろ」と迫ったとされる。こうした過程で、松崎氏が誘導担当の胸をわしづかみにする場面もあったという。

松崎氏は産経新聞の取材に一連の発言をすべて否定し、「(隊員の)体には触れていない」と述べた。一方、「(受付を通り越して)駐車場でしか車を降りられないなど誘導システムが不適切だと指摘はした」と説明し、「隊員に2度と来るなと言われたことも事実。(自分は)何も言っていない」と話している。
(ここまで)

 

「おれは歩きたくないんだ!」隊員を団扇で数回たたく 防衛省調査で判明 松崎議員“恫喝”の全容(産経 10.11.28 リンク切れ)

民主党の松崎哲久衆院議員(60)=埼玉10区=が7月、航空自衛隊入間基地(埼玉県狭山市)の納涼祭で、空自側の対応に不満を抱き、隊員に“恫喝(どうかつ)”ともとれる発言をした問題の詳細が27日、防衛省の聞き取り調査で分かった。松崎氏は駐車場までの徒歩要請を「歩きたくない」と拒否。歩行者安全確保のための一方通行規制を無視し、車を逆走させて呼び寄せた上で隊員の腕をつかみ、うちわで数回たたいた。

防衛省の内部調査は終了したが、北沢俊美防衛相は「調査は進行中」(26日の参院予算委員会)として、結果を公表していない。

松崎氏はこれを報じた18日の産経新聞記事について自身のホームページ(HP)で「隊員には手も足も触れていない」「受付方向に車が走れないと思う方が無理」と反論している。

調査では、松崎氏は7月27日午後8時50分ごろ、受付付近から、約30メートル離れた来賓用駐車場の自分の車を一方通行規制を逆走させる形で呼んだ。

車は誘導に従わず丁字路の右折を試み、隊員Aが注意すると、運転手は車を降り松崎氏のところまで歩いて事情を説明した。松崎氏が「2車線あるから問題ない。車をここに着けろ」と話したのを、近くにいた隊員Bが聞いた。

隊員Bが「混雑のため車両規制を実施しています。事故の可能性もある」と車まで歩くことを要請したが、松崎氏は「おれは歩きたくない」と拒否した。

運転手は車に戻り、隊員Aの制止を無視して一方通行を逆走、十字路でUターンして停止。松崎氏は隊員Bの腕をつかみ「ほら危なくないだろう」と言いながら、持っていたうちわで数回たたき、車に乗った。

隊員Bはドアが閉まった後、「二度と来ないでください」とつぶやいたが、車窓が開いており松崎氏が聞いた。松崎氏のHPでは、このとき「ムッとしたが挑発に乗ったらダメだと分かっているから立ち去った。後日、基地側から謝罪にきたが、私が謝罪を求めたのではない」としている。

だが防衛省調査では、松崎氏は隊員Bに詰め寄り「何だおまえは。司令官を呼んでこい」と言った後、受付で受付担当幹部に事情を話し、隊員Bの謝罪を求めたとあり、言い分は食い違っている。

調査はまた「隊員Bは胸をつかむように押されたと言っている」としたものの、「同僚隊員からは死角で、目撃証言は得られなかった」とした。

松崎氏は27日、産経新聞の取材に「隊員に手は触れていない。うちわが触れたかどうかまで記憶にない。私は子供のころから家族にも友人にも手を出したことはない。周囲もそれを信じてくれている」と語った。

(ここまで。さっきの図をもう一度。)

 

 

具体的なツッコミの数々は、上記にリンクを貼った当ブログ記事を読んでもらうこととして、松ジャキの言いわけの要点はここだ。

 

>「隊員に手は触れていない。うちわが触れたかどうかまで記憶にない。」

 

手で殴ったりペチペチしたらさすがに大問題になるだろうから、あえて団扇(うちわ)でペチペチしたってことだろ(笑)。

「うちわが触れたかどうかまで記憶にない。」

さすが、見事な言いわけと計算である(笑)。

 

 

自衛官に違法行為を威張りちらして強制することを「文民統制」だと思っている、この「民主党議員」だったはずのオッサンが、なぜ今「日本未来の党」の代表として朝生に出てくるのか、そこにだけは注目して朝生を見ることにしようか。ここ数ヶ月、朝生での田原総一朗の耄碌ぶりがひどいので、そろそろレビュー記事を書く価値もなくなってきたと感じている。したがって、録画して寝るかも知れないし、レビューもいつになるか、結局しないかも知れないこともあらかじめここで断っておく。

 

それにしても・・・

 

・徴兵制を怖がっているくせに、「徴兵で集めた兵には給料をやる必要はない!(キリッ!!」と平気で言う「弁護士」が複数人いたり

 

・「うちわで叩けば『手を出した』ことにはならない」と見切ってまで自衛官に違法行為を強要する、れっきとした「国会議員」がいたりとこういう「状況」の中で、

 

最近よくマスゴミで目にする、

 

・「本当に国民のための政治を」という言葉に、何も意味がないということに気づけない愚民たち、凡愚たちは、一体なんなんだろう。その「国民」の意味が、人によって全く違うというのが、戦後日教組と全教が一貫して壊してきた「日本の教育」の末路なのだが。したがって、「国民のための」などという言葉には、今は実質的な意味など何もないのだ。

 

 

そういえば今日(正確には昨日)も、書類仕事のためにグリーン車に乗ったが、ホームで何回「ホームの、○号車と書かれているところにはグリーン車が止まります」とアナウンスしても、誰も聞いていない。ヘタをすると、○号車と聞いてから、自分が立っているのがその○号車だと確認しているバカまでいる。

 

なぜバカかって??実際に電車が来たら、グリーン車じゃない一般車に慌てて全員走り出すからである。ヘタすると、グリーン車乗車口に並んでいる私を突き飛ばしまでする(笑)。おい、おまえ、さっき「自分が立っているのがその○号車だ」って目で確認したんじゃないんかい。

 

こういうバカは、その駅にグリーン車つき電車が止まるようになってからもう何年も経つのに、その数年間、そういう「グリーン車リテラシー(笑)」がないバカの人数は全く減らない。要するに、学習能力(というより、「学習意図」)がないのだ。だから最近は、当ブログでも「衆愚」や「凡愚」などと普通に使うのだ。意図がないのに能力など身につくわけがない。

 

あ、昨日の明け方にも、ローカルルールの概要文も見ずに"Unknown"名で、しかも内容のないコメントをしてきたバカ(笑)もいたね。

 

学習意図を持たない、「衆愚」と「凡愚」にあふれた現代日本。「本当に国民のための政治を」と言っている時点でぶっとい「凡愚フラグ」が立ってると思っていいだろう。

 

そもそも知能が存在しない単細胞バカは、しばらく晒しておいて、そのうち消す。図に乗る単細胞生物は、ただのゴミなので。

 

 

 

【追記】

「概要」に書いた、

>田原総一朗はこの点につっこむのかねえ。「松崎さん、なぜ民主党から未来の党に移ったの?」って。あと、「なんで国会議員だからって自衛官に違法行為を強制できると思ってるの?」って。

についてのツッコミは結局なかった。しかし、松崎が代表として出てきた「日本未来の党」の言う、「ドイツ型の脱原発(あ、『卒』原発でしたかw)をめざす」については、田原自身がドイツについてすでに調べており、他党からも含め、かなりフルボッコ状態にされていた。あのシーン(笑)はすごかった。松崎の頭の悪さ丸出し。親分である小沢一郎(嘉田のオバハンちゃうで?)も推して知るべし、である。

 

おい!田原総一朗!先月までの耄碌ぶりはどこに行った!びっくりして結局最後まで見ちゃったじゃないか(笑)。

 

あと、香山リカはいつも通りのバカサヨク放射線を放出しまくりだったが、東京新聞の長谷川が覚醒していた。東京新聞、中日新聞としてはありえない発言の連発。もしかすると、来週初めに長谷川は東京新聞を退職してフリーになるのかも知れない。と思うくらいすごかった。

 

気が向いたら近々レビューを。

 

弁護士が「普通の人が考えれば」と言う資格もなければ、「普通の人」を根拠に提訴する筋合いもない

$
0
0

日本の弁護士界には、

 

1 日本国憲法を変えると「徴兵制」が来るぞ!!

2 なおかつ、「徴兵制で集めた兵士を訓練したり、食料や弾薬、給料を支給する理由は全くない、または、兵士一人あたりの月給は8200円で良い」

 

と、本気で、「キチガイしか思いつくことのできない発言」を二つ両立できる、本物のキチガイが少なくとも二人いるので、

 

 

 

ここまで徴兵制を貶めないと、徴兵制を怖がることができない、ということを教えてくれた小倉秀夫先生(2012.11.28)

http://www.ben.li/text_pr/Profile.html

 <キチガイ一人目、小倉秀夫弁護士>

 

まずは昨日のツイッターでのやり取りの「その後」について(2012.11.29)

<キチガイ二人目、「ぶちぽてと」弁護士>

 

 

弁護士ごときが「普通の人が考えればおかしい」などと発言する資格などない、ということを、弁護士界の人間は知るべきだろう。

弁護士が、「知的エリート」である時代は、とうに終わっているのである。

運でもコネでもカネでも、一度司法試験を通りさえすれば、あとはどこまでも手を抜ける仕事をしているだけだ。そのうちに、頭が上のように腐っていくわけだ。

 

 

だから、こういう記事を読んでも、「ことの優先順位が何もわかっていないバカ=弁護士」という「弁護士の新たなイメージ(prototype)」が一つ「強化」されるだけだ。

 

1票の格差:衆院選差し止め、原告敗訴が確定 上告棄却(毎日さん 2012年12月01日)

 最高裁が示した「違憲状態」を是正しないまま行われる12月16日投開票の衆院選を巡り、1票の格差是正を求める山口邦明弁護士のグループが国を相手に選挙実施の差し止めなどを求めた訴訟で、最高裁第1小法廷(横田尤孝(ともゆき)裁判長)は30日付で、訴えを却下した1、2審判断を支持し、上告と特別抗告をいずれも棄却する決定を出した。弁護士グループの敗訴が確定した。

 1、2審とも「選挙の差し止め訴訟を起こせると定めた法律の規定はない」と判断。小法廷も「上告理由に該当しない」と退けた。

 山口弁護士は記者会見し「最高裁が憲法違反と判断した定数配分規定で再び選挙をやるのは普通の人が考えればおかしい。人権侵害が行われようとしているのに止めないとはどういうことか」と憤った。【石川淳一】

 

あらら。今度は一人の弁護士ではなく、弁護士の「グループ」とのこと。キチガイ弁護士は増えるばかりである(苦笑)。

 

この山口邦明弁護士のグループとやらは、例えばデフレや増税やエネルギー問題で自殺や他殺、連鎖倒産が何件起きようとも、

・「法的な人権侵害」

とは認識せず、ただひたすら「日本国憲法の条文に反することがら」だけを、

・「人権侵害」

と認識しているだけのことである。要するに、「人々の現実の生活」を具体的に想像する力が決定的に(decisively, critically)に欠けた「弁護士」なのだ。

 

だから、「キチガイ弁護士」と言っているのだ。法律の条文しか頭の中にない。法のために人間生活があるのか、人間生活のために法があるのか、その優先順位すら忘れているわけだ。こういうキチガイどもって、司法試験に一回合格した後は、一体どれだけ法的な思考をサボってきたのか。そんなにサボることができるほど、弁護士という仕事は楽なのだろうか(苦笑)。

・弁護士には、「人間の生活」が具体的に想像できない、想像力において致命的なバカ(=キチガイ)が複数存在する。そんなキチガイが、

「普通の人が考えればおかしい」

などという理由で、徒党を組んで訴訟をすること自体が茶番だ。税金のムダづかいだ。←裁判官という公務員の仕事を増やし、これが連鎖的に増えれば、裁判官の需要が高まり、税金をさらに食いつぶすことになる。

まあ「訴訟パラノイア」っていうところか。

 

判決理由も明白である。この件(現議席の配分が憲法違反であること)だからと言って、

「選挙の差し止め訴訟を起こせる」と定めた法律の規定はない

のだから、この選挙の差し止め請求は無効。

 

そのまんまである。中学生でもわかる話だ。まあキチガイ弁護士には、キチガイであるがゆえにわからんのだろうが(笑)。

 

 

 

何度でも書いておこう。「現実的な人間の生活」を想像できない「キチガイ弁護士」に、

 

・普通の人が考えればおかしい。

 

などという言葉を使う資格はない。己の知的能力をわきまえろ。

 

 

 

 

 

白河の経済的見解(1) 「なぜ日本の将来には原発が必要なのか」を乗数効果の観点から

$
0
0

最近の私のブログは口調がかなり厳しく、

・「愚民」だの「凡愚」だの「キチガイ」だのと連呼して、バカじゃねーの?

というキャンペーンがそろそろ始まる頃であろうから(苦笑)、ここで、私の経済と原発についての考え方の基本をしっかりまとめておく。

 

 

経済の話でも、純粋に「政治的立場とは全く関係なく」分析することはできないので、納得できないところがあるとすればそれはどこか、それはどういう「政治的価値観の前提」に立っている反論なのか、を意識すると、冷静に読めると思う。

 

表題に書いたように、私の考えは、日本の将来にとって、原発は絶対に手放せない。それは何より、日本の経済のためである。これは以下の根拠より、全くゆるがない。

 

著名な経済学者の中でさえ、「福島であれほどの事故を起こしたんだ。原発には『経済的合理性』などない」と言って憚らないのもいるのだが、落ち着いて考えてみれば、以下のように、そういう主張は、経済的に全く成り立たないとわかる。

 

・反論1

その、

「経済的合理性などない」

の根拠には、医学的にも物理学的にも全く影響がない程度の放射線量でありながら、「除染しろ」「賠償しろ」「移転費用を負担しろ」と、必要以上に「原発事故のコスト」を上乗せしようとしている人々があまりにも多すぎて、そのせいで「事故の後始末のコスト」が天文学的金額に膨らんでいる、あるいは意図的に膨らませようとしている、という事情を無視したものである。

 

根拠もなく放射線にだけは猛烈に恐怖心を抱かせられている人々のアーカイブは、当ブログの去年の記事のタイトルを流して見ていただければいくつも見つかるが、例えば

放射脳なお母さんは、マスクをしていても肩は全開 放射脳な方々にとって、ガス抜きにもならなかった「市民討論」−NHK ツイッターで絡んできた「放射脳」クンから、現代日本人の頭の悪さについて考察する

などを参照。

 

放射線がどのくらい危険かについては、当ブログではしつこく紹介しているが、オックスフォード大学の物理学教授であるアリソンの、『放射能と理性』を落ち着いて読んでいただければ、ごく普通の人でも理解できる。1500円ちょっとである。

 

・反論2

最近、

「最終処分場はどうするんだ!いくらかかると思っているんだ!」

という声をネットやメディアでよく聞くが、これも当ブログでは、以前から何度も

 

竹田オミヤス先生、予想通り「関電陰謀論」を展開(原発は、トイレのないマンションではありませんよ)

 

などの記事やツイッターで、今ヨーロッパ(フィンランド)で、最終処分場が実際に建設中であることを指摘している。その費用は日本では約3兆円という試算であり、実際に建設中のフィンランドでは、100年分の最終処分が可能な処分場が建設中である。

 

例えば、今後日本で最終処分場が3兆円で作られ、それが50年で満杯になるとしても、1年あたりの費用は600億円、

さらに例えば、もし予算が膨らみ、仮に6兆円で作られ、それが50年で満杯になるとしても、1年あたりの費用は1200億円である。

 

「年間1200億円」と聞いてびっくりする人もいるだろうが、昨年の大震災以降、化石燃料の輸入量が膨大に増加し、

下の記事からも、大震災以降の貿易赤字に比べれば「桁が違うレベル」であることがわかる。しかも、この「貿易赤字」という「赤字」が、経済復興にとってはとんでもなく厄介な「赤字」なのだ。

 

 

貿易赤字、「出口」見えず=欧州、円高、燃料輸入増が逆風に(時事通信 2012年7月25日掲載)←上から三つ目の◎の記事

 7月25日に発表された2012年上期(1〜6月)の貿易収支(通関ベース)は2兆9158億円の赤字となり、半期ベースとして過去最大となった。欧州債務危機や円高に伴う輸出の伸び悩みに加え、火力発電燃料となる液化天然ガス(LNG)輸入増といった赤字構造は根深い。東日本大震災をきっかけに陥った赤字拡大基調からの「出口」は見えず、通年ベースでも第2次石油危機後の1980年に記録した過去最大の赤字(2兆6129億円)を上回るのが確実な情勢だ。

 11年通年の貿易収支は2兆5647億円の赤字で、31年ぶりに赤字転落した。その要因のうち、震災やタイ洪水で広がった部品供給網の混乱は既に解消され、自動車輸出などは回復が進んでいる。

 しかし、今年上期の輸出総額は1.5%増にとどまった。米国向けは2割増えた半面、欧州危機に揺れる欧州に加え、景気減速感が出ている中国向けを中心にこれまで好調だったアジア向けが落ち込んだためだ。一方で、輸入総額は、原発の運転停止を補うLNG輸入が5割急増したことを主因に7.4%増加した。

 原油高が若干沈静化したのを一因に、6月の貿易収支は617億円の黒字となり、4カ月ぶりに黒字転換した。明るい兆候と言えるが「今後の原発の稼働状況次第だが、黒字が続くとは思えない」(邦銀エコノミスト)との指摘もある。

 市場では、欧州危機、円高、燃料輸入増の赤字構造が変わらなければ、今年通年の貿易赤字は4兆円を超えるとの見通しが強まっている。「場合によっては来年いっぱいは赤字が残る可能性が高い」(外資系証券エコノミスト)との悲観論も浮上している。

(ここまで)

半年で2兆9000億円の貿易赤字・・・これ、単純に倍にすると、1年で5兆8000億円の赤字である。しかも、化石燃料への依存が変わらない限り、エネルギー価格が上がれば、この赤字はさらに増えるのだ。現在の超円高状態で、これだけの赤字なのだ。ではこの異常な円高で、輸出産業が息を吹き返すのか?「すでに日本は外需に依存していない」という有力な説があることも知っているが、それでも家電メーカーや自動車メーカーが、輸出不振で倒産が連続すると、それだけで外国の日本経済、引いては日本円に対する評価は下がっていく可能性が高い。

 

※ちなみに、2011年の貿易赤字は約2兆5000億円である。2012年は、半年でこれを上回る赤字をたたき出した、ということだ。というか、3兆円あれば、それだけで使用済み核燃料最終処分場ができてしまうんだが。。。今年の1月〜6月の貿易赤字分で、建設できてしまうのだが。。。

 

化石燃料需要増を中心とした貿易赤字への転落は、2012年の予想として、このままで推移するならば、年間で6兆円弱という額である。上記の、「国内での最終処分場建設に懸かる1年あたりの費用」は1200億円で、しかもこのカネの中で、輸入品に対して使う費用以外は、全て国内で環流する。しかも、このおかげで、原発の持続的稼働のハードルがかなり低くなるのだ。

 

※ちなみに、こういうグラフを見れば、よくメディアで喧伝されている、「日韓関係、日中関係がおかしくなったから貿易関係がおかしくなっているのだ」という言説が、どんだけウソ八百なのかがよくわかるだろう。はるかにそれ以前から、輸出減少で貿易部門はどえらいことになっているのだ。まだ信じられない人はこちらを。

 

今年11月21日深夜の「NHK news WEB24」より。このグラフから、

・対ユーロ圏の方が、対中国の約2倍も輸出が落ちている。

さらに、

・対中国も、石原慎太郎が「尖閣買うぞ発言」をする前から、2011年後半から2012年初旬にかけてGDP成長率ががたんと落ちているせいで、日本から中国への輸出額が減っている。

ということがよく読み取れる。各グラフ、上のグラフがGDP成長率で、下の「〜%」が、日本からの輸出額の変化である。

 

 

 

 

・反論3

国民・企業による「コスト増」が、輸入品(当然、化石燃料はこちらである)に対するものか、そうでないもの(国産品)に対するものかという区別は、「乗数効果」という観点から見ると、きわめて重要である。デジタルリテラシーがかなり低い私が、この記事を書くために、必死こいて以下の二つのグラフを作った。

 

<↑ ケース1 輸入品への支出額がそこそこ低い場合> 

 

乗数効果とは、公共事業費用だろうが原発最終処分場建設費用だろうが、個人や企業や政府の支出が国内品に向けられる限り、そのカネは他人の収入増加につながり、それがグルグル回って、当初の消費増加額(政府支出増加も含む)を上回る、需要の増加や、それに伴う実質所得(可処分所得)の増加が期待できるという現象である。

菅直人は財務相時代、この概念を理解していなかったようだ。もうこれだけで民主党がどれだけひどい「自称政党」なのかがわかるだろう。単なる選挙互助会に過ぎない。

 

バ菅財務大臣は、国会論戦でも「乗数効果」と「消費性向」がわからないようで・・・

wikipedia、「乗数効果」

 

 

この記事を書いたときはまだPCにTVキャプチャー機能を載せていなかったので、文字だけで失礼。

 

そしてこの乗数効果は、増税を課すと、その分だけまた相乗効果で減ってしまうので、私はデフレ脱却以前に消費増税をすることには反対である。ここだけを見ると、私はみんなの党を支持しているように思うかも知れないが、みんなの党は脱原発を主張している上に、独裁制に向かって国会議員定数大幅減を主張しているので、その理由で支持しない。維新の会に至っては、原発に関して、石原と橋下で言っていることが180度違う上に、さらに独裁制へ向かって一直線に進もうとしているだけなので、なおさら支持しない。以下の記事に書いたとおりだ。

 

で、「石原新党」を支持するかどうかだけど

 

でだ。昨年の大震災以降の日本のように、化石燃料への需要激増のせいで、相対的に輸入への支出額が増えると、上の「ケース1」のグラフが、下の「ケース2」のように変わる。

 

 <↑ ケース2 輸入品への支出額が高くなった場合>

 

鋭い読者ならもうご理解いただけると思うが、「脱原発」で、以下の玉つき状態が生じる。

 

1 脱原発により、「再生可能エネルギー」で電力が安定供給されるまで、ひたすら日本の化石燃料の輸入額が増える。

2 そのせいで、慢性的な貿易赤字になる。

3 その貿易赤字分のカネは、日本から海外へ流出するので、日本国内で環流しない資金である。だから、「ガソリン代や電気代などが上がるのに、どの会社も給料が上がらない」という事態が生じる。ヘタをすると、「化石燃料を確保するために、社内でのリストラが加速し、ますます失業率が上がる可能性」すら普通にある。

4 かくして、燃料代、電気代が慢性的に上がるのに、収入が増えない、「物価は上がるが景気は悪くなる」という、「最悪のインフレ」を引き起こす。

 

これは心情的な脅しではなく、きわめて客観的な経済的予測である。現在の貿易赤字転落の状況はこのページから。

 

2011年以降、赤線のaverage(平均線)で見ても、確実に赤字に転落している。「脱原発」も「卒原発」も、この流れを全く止められない/止めようとすらしない姿勢だから、私は「脱原発」あるいは「卒原発」を主張する政党を全く支持しないのだ。

 

 

安倍自民党の言う「インフレターゲットを」という主張は、日本国内に流れる「円」の総量を増やすことで、密かに貯金を貯め込んでいる層に、

・これからのオレの貯金額の価値は下がりそうだ → 今のうちにカネを使っておこう

と思わせるための「心理作戦」であり、日経株価指標TOPIXのこの2週間の推移を見ても、市場はこの流れできっちり株高、円安に振れている。先週の朝生で東京新聞の長谷川が珍しく自民党を評価したように、

 

「安倍さんは、クチだけでこれだけ株高と円安を誘導したんだ。」

 

そのものである。ちなみにこういう効果にも名前がついており、「アナウンス効果」と言う。株高と緩やかな円安で、輸出企業が息を吹き返し、株高のおかげで各企業は設備投資や商品開発の余裕が生まれる(なぜなら、自社株を担保に、金融機関から借金をしやすくなるからだ)。

 

野田佳彦という人間が、11月25日の「報道ステーションサンデー」で、

 

「株が高くなっても、儲かるのは株を持っている金持ちだけですよ?庶民の暮らしは何も変わらないんですよ?」

http://www.youtube.com/watch?v=aG-v63SQ0NU&feature=youtu.be

と言っていたようだが、「財務副大臣」を経て「財務大臣」「総理大臣」までやり、消費税増税を強行しようとした人間の言葉ではない。菅直人級の経済オンチであるとしか言いようがない、と私が毒を吐きたくなるのも、おわかり頂けると思う。

ANNニュースより、画像を。

 

 

 

※野田さんのおっしゃっていることの方が、経済のイロハのイすら理解していないという点で、はるかに「極めて危険」です。 

 

 

とりあえずカネモチが「これからインフレになるぞ」と思って、消費額を増やすことが、他の労働者の所得増加につながり、それが連鎖することで、カネモチが最初に支出した額以上に、景気は上向きにできるのだ。野田佳彦は、こんなことも理解できないという意味で、「乗数効果」をこれまた、菅直人と同じくらい、全く理解していない。

もし理解していて、上記のような発言をしていたのだとしたら、それは野田佳彦が、これを読んでいるあなたたち日本国民を、トコトンバカにしている、舐めくさっている証拠である。これが、「民主党」と名乗る「自称政党」の本質である。

 

 

飯田哲也も嘉田由紀子も小沢一郎も山口那津男も渡辺喜美も橋下徹も石原慎太郎も自見なんとかも福島瑞穂も志位和夫も舛添要一も、そして野田佳彦も、「まず脱原発ありき」であって、脱原発した際の経済的リスクを全く説明していない。

 

唯一、自民党だけが、

>将来の原発比率は「10年以内に電源構成のベストミックスを確立する」との表記にとどまり、現時点の数値目標を示さなかった。

ソース

と政権公約に明記した。「今決めないことを明記した」のである。今、日本経済の将来も考えずに、朝生での香山リカがまた言ったように、

・国民がちょっとだけ経済でがまんすれば、原発なしでもなんとかやっていけるかも。

という、感情的かつ完全に「日本の将来」に無責任な国民にも多少支持されるかも知れない余地を残しつつ、自民党は今言える最大限の表現で、

・今原発を全廃するとは決めない!

と明言しているのだ。だから私は今回の選挙で、自民党を胸を張って支持するのだ。

 

原発の安全性担保については、これも当ブログで何度も書いてきたように、福島原発より震源地にはるかに近かった女川原発が安全に停止した(一時は、その頑丈さから、住民の避難場所にさえなった)のだから、安全基準や設置基準を見直し、本当に危険性の高い原発を仕分し、廃炉にする一方で、地盤がかなり安全な場所には原発を新規建設さえできるし、経済的に日本人が今後生き延びるためには、そうすることが必須条件であるとすら考えている。

 

これまたしつこく当ブログで書いてきたが、単位質量あたりのエネルギーは、化石燃料:原子力=1:400万、すなわち、400万倍である。だから、原発誘致地域にジャブジャブ交付金を出しても、以前の方が電気代が安くて済んでいたのだ。脳髄反射ですぐ

「原子力ムラ」「御用学者」「エア御用」「真性御用」

などという言葉を使いたくなる、マスゴミとサヨクのプロパガンダにまんまと釣られている方々はくれぐれも、この現実を無視しないようにしていただきたいものだ。

 

 

ちなみに、鈴木宗男が

・ロシアから安価に天然ガスを買う

と力説しているが、これも信じられないほどの愚策である。天然ガスという、「エネルギー」をロシアに頼るということは、日本国民の生殺与奪の権利をロシアに売るのと同じことだ。そんな状態を引き起こし、一体いつになったら北方領土が還ってくるというのか。

北方領土に関心がない国民(いるんだろうなあ、こういう連中も)にとっても、こうなると、何を決めるにもアメリカ、中国、ロシアの顔色をいちいち伺わなくてはならなくなるという政治的リスクを生む。そんな状況で、TPPやFTAなどの交渉がまともにできると思っているのが鈴木宗男である。もしくは、わかってて「ロシアの犬」にも平気でなろうとしているのが鈴木宗男率いる「新党大地」と名乗る集団である。

以上、鈴木宗男は論外である。ハッキリ言って「売国奴」とはこういう人間のことである。

 

 

以上、今日は時間があった(というか作ることができた)のでしっかり書けた。できるだけ近い将来に、「その2」を書きたい。テーマは「国民は本当にデフレ脱却を望んでいるのか??」である。この点も、投票先を選ぶ上で、きわめて重要な論点だと考えている。

 

 

 

【追記】

あ、そうそう。こういう記事を書くと

・じゃあ東京に原発作れよ!

という煽りだか逆ギレだか何だか意図がわからない発言が出てくるが、

 

・東京の高い用地取得費

・首都に原発を置くことに伴うテロ対策費

 

の2つを、東京電力管内の全ての原発電力使用者で折半するというのなら、今私が住んでいる東京に原発を作ってもらって全然かまわないよ。ホントに。

 

ただ、「用地取得費が高い」や「テロ対策費がかかる」ことを根拠に、「だから原発はコストが高い」などと言うなよ(笑)。そもそも用地費もテロ対策費もバカ高くなる東京に原発を置く経済合理性そのものがないのだから。

↑っていちいち言わないと、ここから暴れるマジキチがホントに普通にいるからな。。。そりゃ自民党が教育改革を、というのもよくわかる。日教組や全教のせいで、「結論」さえ「センセイ」のと同じなら、「その理由は何でもいい」という「文化」をヤツらが作っちゃったからな。

 

やれやれ。

先週のキチガイ弁護士との出会い(笑)以来、

・自分で勝手に作ったありえない「前提」を元に大騒ぎする「マジキチ(真性の、マジのキチガイ)」

は、早川由紀夫や武田邦彦、山本太郎らの「有名人」だけではなく、けっこうな割合で日常社会に存在しているということが、当ブログでの「新たな前提」となったせいで、いちいちいろいろ書くのがホントに疲れる(苦笑)。

 

ま、物書きとしてはしょうがありませんな。

 

 

 

ある先輩先生から、政治についての見解をしっかり聞いてみた(というか先輩が語り出した)

$
0
0

ネットやマスゴミでの意見・記述ばかり見ていると、以下のような、複雑に混ざり合った見解を正直に聞かせてもらう機会が少ないこともあって、このinterviewも大変有益だった。

したがって、以下に紹介する先輩先生の政治的見解は、その矛盾点を突いてせせら笑おうなどの、ネガティブな意図は全くない。先輩先生自身がおっしゃり、私も「完全に同意します」と申し上げた、

 

・国民同士で冷静に、かつ率直に政治について語り合うこと

 

の重要性が、読者に伝われば大変うれしい。

「選挙→議席決定→与党決定→総理大臣決定→内閣陣容決定」

という一連の流れに少しでも「リアリティ」を感じるためには、面と向かって、お互いに一個の人間としての尊厳を尊重しながら語ることもきわめて重要だと感じた。

 

※なんかツイッター方面で、まだ「仮名のキミが実名の人ときちんとした議論などできると思ってるんですか?」と絡んでくる、弁護士のあの小倉センセイの「応援団」がいるんだが、ツイッター自体がそういう仕様なのだし、小倉センセイがそのことをいやがるのなら、「実名じゃない人とは議論しません」と宣言すれば良いと、先週当ブログで書いた。しつこいのう。この記事で、私は

「ツイッターでも実名で語り合うべきだ」

などと主張するつもりはさらさらない。仮名がイヤならツイッターやるな。あるいは本人が「自己ルール」を設定しろ。それだけだ。

 

 

以下、できるだけ再現。ちなみにお互いに「しらふ」である。講師室で淡々と「対話形式」で話が進んだ。酒が入っていたら逆にまずかったかも知れない。

 

 

先輩: 

(全然違う話からいきなり飛び)いや、日本は本当に変われない国だね。だってあれだけの事故を起こしながら、原発が止められないんだもの。

デモの人数だって、欧米じゃ数万人、数十万人集まってるらしいじゃない。日本では今じゃ数千人だもん。日本人も、「どうせ変わらないだろう」って思っているんだろうね。

(白河述懐:単に「反原発」と言いたいわけではなさそうだ。日本の自称「反原発勢力」の団結の弱さもリアルに批判しているので。)

 

先輩:

民主党政権に変わってボクは正直うれしかった。少しは何かが変わると思ったから。でも変わらないよね〜。浜岡原発だって、結局なんだかんだ言って止まらなかったでしょ?あの広域会議のプロセス、全然わからない。

 

白河:

民主党政権で、菅さんが浜岡原発を止めましたね。民主党政権で他の原発も止められれば良かったということですかね?(丁寧な態度で)

 

先輩:

いや、原発って、菅さんのせいじゃないでしょ?それ以前から原子力政策をずーっと進めていたのは誰かと?自民党政権と原子力ムラでしょ?

しかもさ、事故が起こって基準値が「年間1mSvから年間20mSv」に変わるとか、人間の許容量が変わるってこと?もうわけわからないよ。

 

白河:

IAEAにも怪しいところが確かにあるんですが、IAEAの基準としては、「通常時で年間被曝量1mSv以下が『理想的』だ」ということです。日本にも世界にもいる原発反対派が、「絶対安全なんだな?」という圧力をかけるから、原発を作る側としては、体に影響があるかどうかとは関係なく、とにかく「平常時はできるだけ低く」という基準を作ってしまったんです。それを日和ったという言い方もあるでしょうが、原発事故などの緊急時において、年間被曝線量を20mSvや100mSvに上げることにはまったく問題はありません。100mSv以下の被爆では、それ以外の要因と区別ができないほどの差異データしか出ないのですから。

 

先輩:

でもさ、そういう数字自体が信じられない、ってこともあるわけでしょ?それすらも世界の原子力推進派が作った数字なのかも知れないし。疑い出せば切りがない。

(白河述懐:ループモードに入ってきたな。こりゃループを丁寧に切らないと、と思う)

 

白河:

でも、それを言えば、あらゆる発電方法のリスクも信用できない、ということになりますよ。その中でなぜ原発だけを特別視しているのかというのは、昨年の原発事故のせいで、原発にだけ焦点が当てられているのと、これに乗じてとにかく反原発だ!と騒ぐ集団(あえて「サヨク」とは言わず)がいるわけで、そういう人々に煽られている人も多すぎる、という側面もあります。

 

先輩: (どうやら許容量については納得というか、「これ以上白河には反論できないな」という様子)

あとさ、核のゴミどうすんの?問題をドンドン先送りにしてるだけでしょ?これで将来に対する責任なんて果たせるの?

 

白河: 

3兆円でできます。あとは場所次第です。3兆円というのは、今年の1月〜6月の貿易赤字の額と同じなんです。場所さえ見つけられれば、最終処分場を作ることはできるんですよ。前もモンゴルに作る、という話がありましたでしょ?(しつこいが、丁寧に)

 

先輩: 

でもあれダメになったでしょ。今の日本じゃ見つからないよ!

 

白河:

いや、探す価値はありますよ。確かに日本は活断層だらけ、という主張もありますけど、比較的地層が安定している地域もあるはずです(地盤が安定していた女川原発には触れず)。あと、モンゴルの件がアウトになったのは、日本人やそれにたきつけられたモンゴルの人々が大騒ぎしたからで、丁寧に話をすれば、モンゴル以外でも最終処理場建設は可能かも知れません。だから、「見つからないよ!」と決めつけるのはやや感情的ではないかと(ここも丁寧に)。

 

先輩:

でもさ、ゴミを他国に回すってのは、モラルの点でだめでしょ。

 

白河:

モラルで言えば、例えば家庭ゴミを集めてどこかで焼却するのもモラルとしてはどうか、という話になりますし、どのような発電方法であっても、その発電方法のリスクなりその発電によるゴミを処理しなければならないわけですから、相互が納得できればそれでいいということにしかならないと思います。モラルと言えば、それこそ何をやっても「モラル的にダメ」とも言えるわけですから。

(白河述懐:いわゆる「モラル論」については、あらかじめ想定しておいてよかった。再生可能エネルギーにも、それぞれデメリットがあって、供給が難しくなる時のために、常に火力発電所をバックアップとして用意しておかなければならない。)

いわゆる再生可能エネルギーに関しても、例えば風力発電をしていて、風が吹かなくなったからすぐに火力発電所から送電、というわけには行かないんですよ。火力発電所をあらかじめ低出力で運転しておいて、要請があって時間をかけて出力を上げ、それでしばらくしてようやく送電ができるので、再生可能エネルギー中心にするからと言って、化石燃料に頼らなくて良い、というわけにはいきませんから、貿易赤字体質は今後かなり変わらないと思いますよ。(まだ「私は原発賛成」とは言わない。)

 

先輩:

貿易赤字も、それって化石燃料輸入増加だけのせいなの?他にも要因があるんじゃないの?

(白河述懐:鋭い。しかし想定内。)

 

白河:

確かに2008年に一度貿易赤字になったことがあるんですが、その後黒字に回復したんですよ。あと、慢性的な円高のせいで、国内産業の空洞化が生じていから、貿易赤字になりやすい、という傾向は確かにあります。ただ、平均(移動平均のことだが)で見ても、東日本大震災の後の化石燃料の輸入額の増加と、貿易赤字の増加の変化のパターンはかなり似ていますから、そういうデータをお見せしてもいいですよ。

(白河述懐:結局「見せて」とおっしゃらなかったのでお見せしなかったが、前回の記事で挙げたこのグラフである。ブログを書いていてよかった。)

先輩:

あと「変わらない」っていうのは、あの原発事故の後始末ね。結局「国民の税金」になってるわけでしょ?東京電力も政治家も誰も責任を取らない。ボクは、あれは東電の株主がすべきだと思うね。

 

白河:

(意味をわかりかねて)それって、通常は東電の株価が下がるってことなんですが、そういうことですか?

 

先輩:

いや、東電の株主に賠償させるってことだよ。そりゃ安く買って高く売り抜くために株を売買してるんだろうけど、こういう流れを維持してきた責任の大部分は、東電の株主にあるよ。

(白河述懐:ほう・・・「株主に弁償させるべき」という意見は初めて聞いた。法的にはムリなんだろうが。)

(さて、そろそろこちらの意見主張に行かんと、語り合ったことにならんなと思う。)

 

白河:

政治的意見なので人によってもちろん考え方が違っていてかまわないと思うんですが、私は国民の一人として、東電の賠償のために喜んで税金でも何でも払ってかまわないと思っているんですよ。なぜなら、戦後の日本のエネルギー供給において、原子力のおかげで電気代が安くて済んだ、という側面が確実にあるわけで、その恩恵を受けた以上は、事故があった場合の賠償も、そりゃ額にもよりますけど、ある程度は払うべきだと思っています。原発を止めたら確実に、化石燃料輸入増加と連動して貿易赤字が増えている。もし昔日本が原子力というエネルギーを採用しなかったら、特にオイルショック以降の経済発展はなかったと思います。

 

先輩:

そりゃ(白河)先生がMなんだよ〜(白河(笑)。いろんな意味で)。日本は技術力があったから、プラザ合意以降の円高を逆に利用して経済発展をしたんでしょ?日本にはそういう力もあるんだよ。

(白河述懐:オイオイ、「M」とか「S」とかでこの問題を語らないで頂きたいのだが。しかも全然反論になっていない。特にプラザ合意直後は「超円高不況!」などと、日本中が大騒ぎだったことをご存じないか、お忘れなのかはわからないが、追い込むのも忍びないので、苦笑を続ける。あのときは、日本企業がそれこそ鼻血が出なくなるまで、輸出品の価格低下に心血を注いだのだ。どんだけ円高になっても、「血のにじむような努力」さえすれば乗り切れる、という日本観は、控え目に言ってもちょっと非現実的である。)

 

先輩:

あとさ、電力が足りないって関電がさんざん煽っていて、結局夏が終わってみたら、関電が言うほど電気が足りないわけではなかった、ってこともあったでしょ?ああいうのを見て、原子力ムラってホントに変わらないって思うね。

(白河述懐:ここは止めなアカン)

 

白河:

いやー、あれは、関西の方々が必死に節電なさってた上での結果ですよね?関西の方が何も節電していなくて関電の試算がまちがっていた、というのならおっしゃる通りだと思いますが、そのご意見は、関西の方々の節電努力を無視なさっているものかと。(あくまでも丁寧に)

(さらに攻めてみる。ここで多少押し返さないと、「やっぱり原発ダメ」で凝り固まってしまうだろうから。)

あと、先週の月曜日、電力不足で東京電力が50Hz帯の他の4電力会社から、緊急に100万kwの電力融通を受けたってことをご存じですか?天気予報が外れたってのもあるんですが、そこで緊急に火力発電所を稼働させても間に合わないんですよ。そもそも火力発電所の多くが老朽化しており、それも大問題なんですが。

 

先輩:

いや、だからさ、その話もウソかも知れないでしょ?あらゆるものが信じられないってのがまずいんだよね。

(白河述懐:キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!! 待ってましたホームランコース!(笑))

 

白河:

いえ、電力会社は上場企業ですから、会計結果について虚偽の報告などをするとかなりまずいことになりますよ。未来のことについては予測にすぎない側面もありますから、おっしゃる通り「ウソ」の可能性もあるのですが、過ぎ去ったことに関しては、少なくとも株主総会などで質問され、それに対して虚偽の答弁をすることはできません。ですから先週のこの話も、公式な形で聞いてみればいいんですよ。

 

(この発言、かなり先輩には効いたらしい。やはり、丁寧にでも、言ってみるものである。)

 

先輩:

なるほど。過去のことに関してはある程度検証可能ってことだね。

(白河述懐:そうそう、「何でもウソ」じゃ何の話も進まないんですよ先輩!!)

 

 

※ このあと、デフレの話も出た。

 

先輩:

あとさ、誰も日銀に文句言わないでしょ?結局日銀総裁の方針のまま、デフレは直らない、円高は直らないと。いくら日銀の独立性と言ったって、総理大臣がそこに意見を言えないってのはおかしいでしょ?

(白河述懐:むむむ・・・安倍発言をご存じないらしい)

 

白河:

いえ、2週間ほど前に安倍さんが日銀に圧力をかけるような発言をして、その後きっちり株高、円安の傾向に入っていますよ。市場は、安倍さんの方針が正しい、と判断しているってことだと思います。

 

先輩:

あーそうなんだ。(白河)先生みたいに、いろいろ知識を仕入れて考えている人はいいんだけどさ、問題は国民一人一人だよね・・・。「変われない」っていうのは、国民一人一人が、「結局今までのままでいい」って思ってるってことだよね。それが情けないんだよ。だから中国が日本を舐めて尖閣諸島に関して挑発したりするんでしょ?あれって、日本国民が一人一人、日本のシステムを考えて、おかしいところは変えていくって姿勢がないところを見透かされているんだよ。

(白河述懐:なるほど・・・単に「結論としての反原発」なのではなく、「必要に応じてシステムを変えていくこと」が、さらに上位の価値観としてこの先生の中には存在しているわけか。この発言の後半って、いわゆる「サヨク」的な思想とは「真逆」だからねえ。対面interviewにはこういう発見があるわけか、と改めて納得。この先輩にも心の中で感謝。)

白河:

はい。私もまったくその通りだと思います。(まあ程度の問題もあろうが)

 

※ ただ、その後、すごいところへ話が(笑)

 

先輩:

だからさ、日本は共和制にすべきなんだよ。あの一族の支配を変えられないってことが、日本が変われない国だっていうことの象徴だね!

 

 

(白河の心の中:

            スポポポポポポーン!!!
      。     。
        。  。 。 。 ゚
       。  。゚。゜。 ゚。 。
      /  // / /
     ( Д ) Д)Д))

おい、なんでそうなんねん!!いきなりビックリすること言わんでくれ!!(苦笑))

 

※ 白河、必死に心を建て直す。

 

白河:

それって、最高権力者を直接選挙で選んで、一定期間は固定!そいつがリーダーシップを持ってがっつりシステムを変えろっていうことですか?

 

先輩:

いやーでもなー・・・変なのがリーダーシップ持ってもダメだからなー・・・。

(白河述懐:だったら「共和制にしろ」ってどういうことやねん!!意図がわからん・・・大学時代の洗脳の結果がまだ残ってるとか??

最大限に好意的に解釈すると、これも、「共和制に変える」という「変えること」が重要だと認識しているのかも知れない。

そんなんで国体を変えられてはたまったものではないが、もちろん言わない。)

 

※ その後、「石原慎太郎の悪口」に進むが、私もこのくらいで疲れてきた。

 

 

まあいろいろ話して1時間ちょっとか。このお話、私が仲良くさせて頂いている、別の○○先生に、飲み会でいつも語っている話とのこと。その○○先生は、「あ、またいつもの話か」と察して、校舎スタッフと別の話をしていた。

 

で、再来週に、この先輩も○○先生も含めて、7,8人で飲み会をすることになったのだが・・・同じネタが出てきたら、どういう立ち位置と作戦で行くべきか。酒が入るとどうなるのだろう、あの先輩。。。

 

 

いやー久しぶりにブログらしい!!(笑) 文字数は相変わらず多いけどw まあ、こういう系の話を、選挙までにお互い、少しでもしようではありませんか、ということだ。相手の意見が変わらなくてもそれはあくまでも「結果」であって、「何を、なぜ、どのように考えているのか」をまず「聞いてみる」のが、対面ならではの重要性だなと思う。あとは、上のような「具体的なデータ」を覚えておくのが効果的だ、ということも再確認した。

(しつこいが、ネットはSNSも含めて、ちゃうで)

 

「何も信じられないよ」に対して

「そんなことないよ」

では、お互いの「言い合い」で終わっちゃうので、データを「反証」として使うことが効果的、ということである。

 

 


<拡散>テレビ朝日が自民党・安倍総裁の経済政策を批判するよう、経済学者の飯田泰之氏に強要

$
0
0

さすが「機関誌部落差別(自称朝日新聞)」の系列だけあるよ。

 

https://www.youtube.com/watch?v=Ak35A8m9o5c

 

<向かって右側が経済学者の飯田泰之氏。朝生だけでなく、

NHKの『ニッポンのジレンマ』などにも出ている、ガセではない(笑)普通の経済学者である。> 

 

で、アップ主が、発言をまとめてくれているので引用。

 

BSフジで毎週土曜日21時から22時25分まで放送している生放送番組の連携コンテンツ配信より抜粋。

経済学者である飯田泰之さんが、テレビ朝日:モーニングバードという番組で自民党・安倍総裁が発表した経済政策について否定的な発言(「国が破綻する」「ハイパーインフレ-になる)」をするように強要した事実を激白しています。

 

飯田泰之氏:
例えばリフレの話ですね。金融政策が重要ですという話。
ここでは自由にさせてくれますけど、相当きついです。はっきりいって、テレビで言うの。

打ち合わせ時間が10倍とは言わないけど、打ち合わせ時間めっちゃ、
「なんとかお願いします。なんとかお願いします。」
「なんとか財政破綻とハイパーインフレとでお願いします」
「それは絶対できません」ていうふうに言わないといけないので...。

最悪、江頭2:50さんの覚悟で、「さあ俺来週ここにいないけどがんばろう」みたいな。
そういう意味でいうと宮崎哲弥さんすごいんだよね。
宮崎哲弥さんは、TPPも反対だし、財政破綻なんかありえないし、金融緩和が必要で、
単純に言うと、安倍首相の提言は・・・建設国債は微妙と表現をしますけど、それ以外は非常にいい、
というふうにいってなんとかなってるので、すげえな。

(ここまで)

 

で、例えば、「機関誌部落差別(自称朝日新聞)」の2012年11月22日付けの社説がこちら。

 

自民党の公約―3年間、何をしていた(機関誌部落差別 2012年11月22日付社説 リンク先は魚拓)

 自民党の安倍総裁が、総選挙の政権公約を発表した。

 3年前、自民党は有権者に見放され、政権を失った。

 野党になってからの3年間、こんどは民主党の政権運営に厳しい批判を浴びせてきた。

 この間、自民党は何を学び、野党としてみずからをどう鍛えてきたのか。政権に復帰したら、日本の経済や外交、社会をどう立て直すつもりなのか。

 この政権公約は、その出発点になるはずのものだった。

 だが残念ながら、失望した、と言わざるをえない。

 まず、年金や医療、介護、雇用といった国民のくらしにかかわる公約の多くが、省庁や支持団体の要望を並べたような内容になったことだ。

 少子高齢化のなかで、社会保障にかかる国の支出は毎年1兆円規模で膨らむ。どの政党が政権を担っても、国民に負担の分かち合いを求めざるを得ない。

 ところが、公約にはそうした痛みを伴う政策はほとんど見あたらない。目に付くのは「生活保護の給付水準の10%引き下げ」ぐらいだ。

 「自助・自立を第一に」というのが自民党の社会保障政策の基本だ。ただ、削りやすい生活保護をやり玉にあげるだけでは社会の分断を広げ、かえって活力をそぐことにならないか。

■にじむ業界への配慮

 喫緊の課題である原発・エネルギー政策、環太平洋経済連携協定(TPP)をめぐる記述も、あいまいに過ぎる。

 原発の扱いについては「3年以内に再稼働の結論を出す」「10年以内に電源構成のベストミックスを確立する」と結論を先送りした。

 一定の原発を維持するつもりなら、増え続ける放射性廃棄物をどう管理・処理するのか、具体的な方策とセットで打ち出す責任がある。

 発送電の分離や小売りの自由化などの電力システム改革を進めるのか、「国策民営」という従来の原子力政策を維持するのかも聞きたい。

 TPPについては「聖域なき関税撤廃を前提にする限り、交渉参加に反対する」と、どっちつかずの書き方である。

 総選挙を前に、原発維持を求める電力業界や、TPPに反対する農業団体の支持を失いたくない。そんな思惑が見え見えではないか。

 一転、歯切れがよくなるのが「経済再生」である。

 公約は「明確な物価目標(2%)を設定、その達成に向け、政府・日銀の連携強化の仕組みを作り、大胆な金融緩和を行う」と宣言した。

■危険な金融緩和論

 安倍氏は「建設国債をできれば日銀に全部買ってもらう」と主張する。それを元手に、10年間で大規模な「国土強靱(きょうじん)化」を進めるのだという。

 しかし、そのために国債発行を膨らませれば、財政悪化のみならず、金利の急騰を招く危険がある。世界経済にも、無用の混乱を広げかねない。

 経済のグローバル化が進むなか、一国の視野で解決できるほど問題は単純ではない。日銀の白川総裁が「現実的ではない」と反論するのも当然だろう。

 憲法改正、集団的自衛権の行使容認など、5年前までの安倍政権で手をつけられなかったテーマでも主張は鮮明だ。

 教科書検定基準の抜本改革をうたい、とりわけ歴史教科書の検定をめぐって近隣国に配慮するとした「近隣諸国条項」の見直しを盛り込んだ。

 さらに「戦後補償裁判や慰安婦問題の言説に的確な反論・反証を行う」ことも掲げた。

■目立つ右派的主張

 慰安婦問題で安倍氏は、当局が人さらいのように慰安婦を連行する「狭義の強制性はなかった」と主張してきた。旧日本軍の関与を認め、日本政府としての「おわびと反省」を述べた、93年の河野官房長官談話の見直しもかねての持論だ。

 だが、近隣諸国条項も、河野談話も、近隣国との信頼を築くうえで重要な役割を果たしてきた。次の政権がこれらを引き継がないとなれば、近隣国との関係がいっそう悪化しかねない。慰安婦問題には米国や欧州も厳しい目を注いでいることも忘れてはなるまい。

 公約はさらに、尖閣諸島への「公務員の常駐や周辺漁業環境の整備」も盛り込んだ。問題をいっそうこじらせかねない主張である。

 そうした強腰の外交で、どのように近隣国との関係を立て直すつもりなのか、きちんと説明してもらいたい。

 複雑な問題を直視せず、勇ましい言葉で国民受けを狙う。金融緩和論にしても、右派的な主張にしても、自民党の公約には、そんな危うさを感じざるをえない。

 総選挙で各党に望みたいのは、互いの違いを声高に言い募るのではなく、現実的で、問題の解決につながるような建設的な論戦である。

(ここまで)

 

まあ言いたい放題だ(笑)いくつかピックアップ。

>どの政党が政権を担っても、国民に負担の分かち合いを求めざるを得ない。

いいえ。デフレ脱却で円の国内環流がうまく行けば、実質的な国民負担ははるかに減らせます。そんなことも理解していない機関誌部落差別。しかも、その点にまったく触れていない頭の悪さ。そりゃ差別のための機関誌だからしょうがないよな。「朝日新聞」なぞ自称するなよ(笑)。

 

>しかし、そのために国債発行を膨らませれば、財政悪化のみならず、金利の急騰を招く危険がある。世界経済にも、無用の混乱を広げかねない。

>経済のグローバル化が進むなか、一国の視野で解決できるほど問題は単純ではない。日銀の白川総裁が「現実的ではない」と反論するのも当然だろう。

 

またもや「経済」を何も理解していない、機関誌部落差別。「一国の視野で解決できるほど問題は単純ではない」と言うのなら、当ブログで何度も貼った、主要各国のマネタリーベースの推移くらいネットで調べてるんだろ?おや?調べていないと?(笑)ソースはこちら

 

貨幣供給量、増やしていないどころか、06年中程から逆に減らしているのは日本だけですが何か??

つまり、他国が自国通貨安を誘導し、輸出を有利にするために、特に06年あたりから、他の主要国は自国通貨供給量を増やし続けており、その「しわよせ」が「日本だけ」に来ているということに他ならない。

 

こんなことも理解できずに、

 

>一国の視野で解決できるほど問題は単純ではない。日銀の白川総裁が「現実的ではない」と反論するのも当然だろう。

 

と、平気でドヤ顔で書けるのが、機関誌部落差別の「編集委員」とやらの救いようのない頭の悪さである。

 

上記のグラフを理解していれば、

「一国の視野で解決できるほど問題は単純ではない。だからこそ日銀の白川総裁が、「金融と財政の分離」を盾に、数千万円の貯蓄をこっそり貯め込んでいる層が有利になるように、口とは反対に、デフレ誘導を続けてきたのだ。白川総裁はどこまで富裕層優遇の金融政策をすればするのか。」

と普通に書けるのが、一応「新聞倫理綱領」を守っている「新聞」の、最低限のクオリティなのだが。ま、新聞倫理綱領をまったく守る気がない「機関誌部落差別」だからしょうがないか(苦笑)。

 

何回でも貼っておくよ。

 

新聞倫理綱領

正確と公正
 新聞は歴史の記録者であり、記者の任務は真実の追究である。報道は正確かつ公正でなければならず、記者個人の立場や信条に左右されてはならない。論評は世におもねらず、所信を貫くべきである。

 

この綱領をまったく守る気がない「自称朝日新聞」は、上記の、「新聞」たる最低条件一つ満たしていない/満たすつもりがないからこそ、当ブログでは

「機関誌部落差別」

と普通に呼んでいるのだ。それ以外の呼び方は、事実と著しく反するからだ。 

 

繰り返すが、

>そのために国債発行を膨らませれば、財政悪化のみならず、金利の急騰を招く危険がある。

という表現の中には、どこにも

「デフレ脱却」

という観点がない。これは、機関誌部落差別が、デフレを容認しているからである。そりゃあ不景気とはいえ、販売店に「押し紙」を強制してカネを吸い上げ、記者が50歳くらいになるころには数千万円の貯蓄もできているだろう。そして退職時にさらに数千万円の退職金。そりゃ増税くらっても、デフレが続く方が、自分たちの将来は安心だと思うわな(笑)。

 

私も新聞配達をしていたので、「押し紙の現実」なんざ、普通に知っている。勝手に「デマ」にしないようにな、各新聞社クンと機関誌部落差別クンよ(笑)。

 

 

というわけで、この機関誌部落差別の社説を普通に読むだけで、上に紹介した飯田泰之氏の発言は「限りなく事実だと信じられるもの」と認定していいだろう。通常の「リテラシー」がある人間にとってはね。

 

次に、毎日さんに行こう。こちらは、なんと「経済専門編集委員」という偉いお方が、「経済」に関してこんな「エッセイ」を書いている。

 

水説:国債の日銀引き受け=潮田道夫(毎日新聞 2012年11月21日 東京朝刊 またリンク先は魚拓)

自民党の安倍晋三総裁が過激な金融緩和論を展開している。日銀に金融緩和をせっつく点では他の政党も同じだが、安倍総裁のはきつい。「無制限の金融緩和」や「建設国債の日銀引き受け」も検討するというのだから。

 戦後まもなく、政府への信認の低下に加えて政府が国債の日銀引き受けによって財政資金を生み出し、それで未払いだった軍事債務をいっぺんに払ったため、ハイパーインフレが発生した。

 これによって国債は紙切れになり政府債務問題は解決したが、国民の財産も消えてしまった。この教訓から財政法第5条は国債の日銀引き受けを禁じている。

 自民党は国土強靱(きょうじん)化基本法を提案し、大災害に備えるとともにデフレ脱却を図るとしている。所要額は10年で200兆円が見込まれる。だが、財源がない。建設国債の日銀引き受け論が出てくるゆえんであろう。

 東京市場の伝説のトレーダー、わが畏友(いゆう)、藤巻健史モルガン銀行元東京支店長は、日本は早晩、苦し紛れに国債の日銀引き受けに走り、ハイパーインフレが起きると言い続けてきた。それに備える資産運用はどうあるべきかを講演や著作で説いているが、著書「日本大沈没」(幻冬舎)に巧みなたとえ話がある。

 「いま、高層ビルの50階で火事にあったとします。『助けてくれ?』と外に叫んだら救助に来た消防士が、『焼け死ぬのが嫌なら飛び降りろ』と答えたとします。それを救助というのでしょうか。いま財政破綻防止策として『日銀に国債を引き受けさせろ』というのは、この消防士と同じです」

 安倍総裁は無制限の金融緩和も日銀の国債引き受けも、ハイパーインフレなしでできると考えているようだ。しかし、ガラス板を曲げようとするとあるところでバリッと割れる。金融調節も同じ。正統的な経済学者なら、だれもが危険な賭けはやめるべきだというだろう。

 藤巻さんによれば、ハイパーインフレで財産をなくすのは、借金を膨れるにまかせた年配の世代であり、これは自業自得である。数年は大変だが、超円安になってそれをてこに日本は復活する。財産のない若い世代にとっては、国債返済地獄から免れてむしろ福音なのではないかと「焼け跡リセット論」を説く。卓見ではあるが賛成できない。

 政治家の場合、国家を激変にさらすことは避けなければならず、リスクを高めてはならない。日銀引き受け論は財政の維持可能性に対する信認を突き崩す。勇み足というほかない。(専門編集委員)

 

 

また豪快に煽っているねえ、「ハイパーインフレ」を。

 

>大災害に備えるとともにデフレ脱却を図るとしている。所要額は10年で200兆円が見込まれる。だが、財源がない。建設国債の日銀引き受け論が出てくるゆえんであろう。

 

「経済専門編集委員」のクセに、「財源がないとデフレ脱却ができない」と思っている点が限りなくキチガイである。毎日さんの経済専門編集委員の頭脳レベルって、高校レベルの政治経済も理解できていない程度に過ぎないということがよーくわかる。

 

デフレ脱却とは、市場に回る「円」の量を増やすことなのだから、一時期話題になったように、「政府紙幣」などを発行すれば、市場はたちまち

「デフレ脱却期待」人によっては「資産価値減少への恐怖→投資、諸費の刺激」

で満ちあふれるのだが。そんなこともわからないの?潮田道夫って言う「経済専門編集委員」を名乗る、ただのプロパガンダバカは?(笑)

 

『日本沈没』だかなんだかを最近書いた、藤巻健史という単なる山師の発言をそのまま請け売りするのも、あの日刊ゲンダイ以下(笑)。

 

あのさ、「ハイパーインフレ」というのは、

 

1 市場に「円」が莫大に回る。

2 しかし、市場で「モノ」が供給できない。

3 だから、「一つあたりのモノ」の価格が急上昇する。

 

という、3ステップを踏んで初めて起こる現象なんだがなあ。判で押したように、この毎日さんのバカ記者も、

「戦後まもなく、うんたらかんたら」

などと、「戦後」のネガティブなイメージに訴えようと必死だが、

 

・戦後直後は売る商品そのものがかなり希少だった。おまけに、流通システムもかなり貧弱だった。

→戦後直後は、消費者から見ると「ハイパーモノ不足」であった。

 

という「現実」と、

 

・今のデフレは、国内や海外の日本法人でモノを生産しても、貯蓄をたんまり持っている富裕層が、デフレ期待を持ち続けているせいで、

「今お金を使うより、もう少し寝かせてから使う方が、今の財産の価値が上がる!」

と思っているせいで、消費をしないから起こっている。

すなわち、言い換えるならば、

今後の経済改革の最大の要諦は、とにかく市場に金をばらまくことで、貯蓄をたんまり持っている富裕層が、

「やべえ!将来の財産価値の方がぐっと下がるかもしれねえ!こりゃ今のうちにどっかに『投資』や『消費』でもするか!」

と思わせることであって、そうなれば、今の日本の生産能力と稼働率を見れば、その稼働率を上げることで、十分にモノが供給できるのだから、「安定的なインフレ」は起きれども、そこを飛び越していきなり「ハイパーインフレ」が起こる可能性などないのだ。

 

・・・あのさ、私は、経済学部出身じゃないのだが、こんなこと、現実を調べ、経済の理屈を調べるだけで、私のような素人でもふつ〜〜〜〜に言えることだよ?

 

でも、上の「潮田道夫」なる、「経済専門編集委員」とやらは、この上の事実をまったく見ようとしない。というか理解していない。理解する気がない。理解することより、毎日さんだかどっかの「社是」を優先する。まさに、最初に紹介した飯田泰之氏の言う、

 

「なんとか財政破綻とハイパーインフレとでお願いします!」

 

という「マスゴミの圧力」そのまんまの記事である。

 

とまあ、実際の記事の紹介はこの二つで十分だろう。今日の結論。

 

 

1 日銀の白川総裁は、「デフレ脱却」のために、何もやっていないのと同じ。せめて他国のマネタリーベース増加に対抗する手段を考えなければならなかった。それが日本の「中央銀行総裁」がやるべきことなのに、まったくやっていない。憲法第15条違反で訴訟してもいいくらいだ。

 


第15条 公務員を選定し、及びこれを罷免することは、国民固有の権利である。
2 すべて公務員は、全体の奉仕者であつて、一部の奉仕者ではない。

 

白川は、この第2項に明確に違反している。

 

2 機関誌部落差別も、毎日さんも、「編集委員」や、「経済専門編集委員」が、ある事実を恣意的に隠したまま、「ハイパーインフレ」や「世界経済の混乱」などと、安倍総裁の政策をただ叩く。 

 

しつこいが、

新聞倫理綱領

正確と公正
 新聞は歴史の記録者であり、記者の任務は真実の追究である。報道は正確かつ公正でなければならず、記者個人の立場や信条に左右されてはならない。論評は世におもねらず、所信を貫くべきである。

 

機関誌部落差別と自称毎日「新聞」は、この「新聞倫理綱領」を守る気が本当にあるのかオイ???

 

国民を舐めるのもいい加減にしろよバカども。「第2の赤報隊事件」が起こるまで、どんだけ調子に乗ってもいいと思っているのか??

 

 

 

また「ホンモノ」の小倉秀夫先生が、反論もできなくなったクセに間を空けてまた「徴兵制」などと騒ぐの巻

$
0
0

つい最近、以下の二つでホンモノのバカっぷりをさらけ出していた弁護士で明治大学、中央大学講師の小倉秀夫センセイが、以前の議論からは逃げたクセに、また間を空けて上から目線でわかったような口をきく。

 

<以前の記事>

ここまで徴兵制を貶めないと、徴兵制を怖がることができない、ということを教えてくれた小倉秀夫先生 まずは昨日のツイッターでのやり取りの「その後」について

 

<上記事でのひどい発言のピックアップ>

 

私が、「20歳の自衛官でも年俸は300万円はもらっている」とPDF資料を示したのに対し、

 

>「志願兵の給与水準が高いのはそうしないと人材が近寄ってこないからであって、給料でつらなくても人材を強引に連れてくることができる徴兵制度の元では、給料を高くする理由がない。」というのは十分すぎるほどの根拠です。

ツイッ拓

 

はあ、「徴兵制反対派」が、自ら「徴兵で集めた兵への給与は低くていい」と言えるクオリティ(笑)なわけだ。

 

さらに、私が、「施設設備費、用地取得費、消耗品費←演習用実弾含む これらで、残り一人あたり700万円以上はゆうにかかります。 」や「ご存じないようですから書いておきますと、民間企業が一人の新入社員を「一人前」にするのに、2.3年で1000万円ほどかかります。そこからも推測できます。」と言っているのに、

 

>終身雇用を前提とした従業員の教育費用の2倍の金額を、2年で任期が切れる兵士の教育に充てる合理的な理由はないですね。

ツイッ拓

 

などと、平気で言える、いろいろな意味で「ホンモノ」の人である。明治や中央の受講生が不憫で仕方がない。

 

 

<そして今日のツイート>

 

で、さっきつぶやいていたのを見つけたのがこれ

 

 

>ネトウヨさんが「自民党は憲法を改正しても徴兵はしない」と主張し続けるのは、「国家権力が強大になっても、抑圧されるのはヤツらであって、俺たちではない」と信じたいからでしょうね。RT @kinkuma0327: そんな風に安全圏から、徴兵制なんてナイナイ、などといってる奴等はおれは嫌

 

 

あのさ、「自分が徴兵されるかどうか問題」以前に、はるかに「よりおかしい問題」があるでしょ。このヒトは、ものごとの優先順位が全くわかっていない。

 

はるかに「よりおかしい問題」とは、「ネトウヨ」などと言っている「自称非ネトウヨ」の小倉秀夫センセイが、この人が想定する「ネトウヨ」も真っ青の、

 

・安い給料(命を張っている人間に年俸300万円もいらない)

・訓練もしない(たかだか2年しか働かないのだから)

・装備も与えない(上と同じ)

・どこに駐屯させるのかもわからない(それを説明するのは『キミ』だよ(キリッ!!←なんじゃこりゃ(笑)大学で教えていると、平気でこういう無理筋の「上から口調」ができるわけだw)

 

という「徴兵制」を想定していることだよ。これがネトサヨ(笑)の最も恐ろしい点なんだよな。スターリン時代のソ連も真っ青な強権軍国主義ぶりである。こんな狂った想定しかできない、ホンモノのバカが弁護士をやっており、明治や中央で講義まで担当しているというのが、現代の日本である。

 

 

ま、狙いは、多くの世論調査で、今のところ「自民党大勝」という見出しが躍っていることを受け、

・自民党を勝たせすぎるな!

というメッセージを必死に訴えている、ただの政治的アジテーションに過ぎない。

 

で、ネトサヨ(笑)が、こういう「何でもアリ」のドブ板キャンペーンを張ることを、多くのマスゴミは狙った上で「自民党大勝」の記事を飛ばしている、ということだ。

 

 

 

反自民、必死だな(棒)

 

なぜ、「弱者の味方」を自称する、社民党と共産党が、「定額給付金」や「政府紙幣」と言わないのか

$
0
0

さっきのニュースゼロで、たまたま党首らによる討論会が放送されていた。事前収録。石原慎太郎と田中康夫はあとでVTRでメッセージのみ紹介。

 

 

 

この中で、「弱者の味方」を自称する社民党と共産党が、なぜ、経済的弱者に対して効果的な、

 

・所得に応じた定額給付金給付

あるいは、

・日銀とは関係なく行える政府紙幣を財源に、これまた所得に応じた定額給付金給付

 

のどちらも提案しないのかが不思議で仕方がない。共産党の志位は、

「まずは賃金なんです!労働者の最低賃金を上げないと、消費が増えないんです!消費が増えなければ、デフレが続くんです!」

と力説していたが、舛添らが的確にツッコミを入れていたように、

「現状のまま、強制的に法律などで賃金を上げても、各企業で雇える人数が減るだけで意味がないどころか、ますます失業率が上がるだけだ」

ということである。

 

さらに、福島瑞穂も志位も、

「大企業や富裕層への増税をもっとすべきです!!」

と声を揃えていたが、富裕層に大増税したらいくら財源が増えるのかを全く語らない。そもそも、「富裕層=大金持ち」の人数が限られている上に、彼らの資産を把握することも至難の業である。外国に分散投資したり、その筋のプロからさまざまな指南を受けているであろうからだ。

 

大企業への増税はもっとひどい。ただでさえ、継続的な円高によって、生産拠点を海外に移すこと(産業空洞化)が生じ、それに伴い国内の求人が、民主党がカネをばらまいた分しか維持できていない。すなわち、「連鎖的な雇用増」につながっていないのだ。民主党が政権を取った直後に、政府支出が8兆円規模で増えても、GDPデフレーターが震災前は2年連続で下がっているのが何よりの証拠だ。このように、福島が強調した「内需」そのものが冷え込んでいるのに、ここで大企業への法人税をさらに上げると、今度は本社自体を日本から変えるかも知れない。それほど、現在の日本の法人税率は高いのだ。そうなってから、法人税収ががた落ちしても、時すでに遅しである。

 

何度も当ブログで貼って恐縮だが、彼らが、マネタリーベースが以下のようになっていても、「円をもっと発行しろ!=将来の『1円』の価値をもっと下げるような期待を作れ!」と言わない理由は簡単である。

 

 

それは、他国に合わせて「円」の流通量を増やすと、必然的に円安となり、今の超円高でも化石燃料輸入額増加のせいで、貿易赤字が年間数兆円になっているのが、年間「十数兆円」になる可能性があるからだ。こうなると「脱原発」が、「原発維持」と比べようもないほど高コストになる可能性が高くなる。ヘタをすると電気代が月で2万円、3万円となる可能性すら出てくる。

だから、社民と共産は、「1円の価値を下げる政策」をいやがるのだ。

 

※ ちなみに、福島は「日本は金融緩和をしたのに景気が上がらなかったんです!」と、いつものでかい声で叫んでいたが、上の図を見れば、日銀がその独立性を盾に、むしろ金融を引き締めていたことがよくわかる。この点で、福島瑞穂の経済オンチぶりも(ノ∀`)アチャーレベルである。

 

あとはそうだね。社民と共産の支持層に、資産持ちがけっこういて、「増税でもいいからデフレを継続してくれた方が、自分の財産を生かせる」と思っている連中が、裏で彼らにメッセージを送っている可能性もあるだろうなあ。

 

というわけで、社民党も共産党も、デフレを本気で直す気は全くないと言っていい。ゆえに、社民党と共産党は、「経済的弱者の味方」でも何でもないのだ。

 

 

中国海洋局の飛行機が尖閣上空を領空侵犯したのは、自民党の応援のためでしょう。わかりやすいね(笑)

$
0
0

2学期最終講と冬期講習、直前講習が入り乱れるこの時期のせいで、ブログ更新が減って無念きわまりない。PCを持ち歩いていても、時間がないのだ!!!(無念!)しかもこの時期の仕事は苦労の割には収入は低い。苦しい。。。しかし這ってでも日曜の投票には行くのだ。皆さんも絶対に投票に行こう!!

 

 

で、昨日日本のマスコミを賑わせたこのニュースだが・・・。

 

中国、揺さぶり強める?尖閣で初の領空侵犯(読売 2012年12月13日21時41分)

 藤村官房長官は13日、中国国家海洋局の航空機1機が同日、沖縄県・尖閣諸島の魚釣島近くの日本領空を侵犯し、航空自衛隊が戦闘機を緊急発進(スクランブル)させたと発表した。

 首相官邸で記者団に語った。中国機の領空侵犯は初めてで、政府は「極めて遺憾だ」と中国に抗議した。

 領空侵犯は、尖閣諸島の領有権を主張する中国が日本政府への揺さぶりを強める狙いがあるとみられる。

 防衛省によると、外国機の領空侵犯は統計を取り始めた1958年以降、これまでに34回あった。中国機の領空侵犯が確認されたのは初めてという。

 野田首相は13日、神奈川県相模原市の街頭演説で、領空侵犯について、「これからも緊張感を持って警戒監視にあたると同時に、中国政府に対しては厳しく抗議している」と強調した。外務省の河相周夫(ちかお)次官は同日、中国の韓志強臨時代理大使を同省に呼び、厳重抗議した。

 藤村氏らによると、海上保安庁の巡視船が同日午前11時6分頃、中国のプロペラ機(Y―12)1機の領空侵犯を確認し、直ちに領空外に出るように通告した。航空自衛隊は別の任務で飛行中だったF15戦闘機2機を向かわせ、空自那覇基地(那覇市)からもF15戦闘機6機と早期警戒機(E2C)1機を緊急発進させたが、到着した時には、中国機は領空外に出ていた。防衛省によると、自衛隊のレーダーでは領空侵犯を捕捉できなかった。低空飛行のため、捕捉できなかったとの見方がある。(ここまで)

 

件の航空機の画像は例によってNHKから。

 

 

 

私に言わせれば、

>中国機の領空侵犯が確認されたのは初めて

よりも、その直前の

>外国機の領空侵犯は統計を取り始めた1958年以降、これまでに34回あった。

の方が、よほど驚きなのだが。

 

ねえねえ、ネトサヨさんとホンモノのサヨクさん。日本は「憲法9条」のおかげで「平和」を保てていたんじゃないの???

 

「憲法9条」があっても、1958年以降、34回も領空侵犯をされているのは、

「どうせ日本は何もしてこないさ」

と外国が思ってる証拠でしょ?

 

そうやって、「どうせ日本は何もしてこないさ」と外国が平気で思って、34回も領空侵犯を平気でされる日本は「平和国家」なのかね?ネトサヨさんとホンモノのサヨクさん。社民党さん。共産党さん。その他「9条の会」関係者のみなさん。大江健三郎さん、岩波書店さん、誰か答えてくれないかなあ?(笑)

 

次の選挙で自民党が大勝し、参議院選挙でも自民党が大勝し、憲法が変わり、その改憲のせいで「徴兵制」なんぞ(しかも猛烈にサディスティックな徴兵制をネトサヨさん自身が想定しているのが一番笑えるのだが)が導入される確率より、

 

1 日本は領海・領空侵犯をしても、何もやり返してこない国だ。どうせ「9条なんたら」を出してゴモゴモ言うが、何もしない。

2 あ、そうだ。「気象衛星」と称して、日本へミサイルを飛ばして、「まちがって日本に落ちた」ということにしてみよう。

3 そうすれば、日本はまた「9条なんたら」を出してゴモゴモ言うだけで、何もしないだろう。

 

この1〜3の3連コンボが成立する可能性の方が、よほど確率は高いと私は考えるのだが、ネトサヨさんやリアルサヨクテロリスト、社民、共産、大江健三郎、岩波書店関係者は、いつもそれが逆なのが不思議だ(笑)。

 

なぜ私が笑いを連発するかって?言わなきゃわからないのかね。つい一昨日、北朝鮮と称する狂った国が、上の「2」になりかねないことをしたという事実すら、多くのバカサヨク系マスゴミさんは

・「結局日本は翻弄されただけ!(キリッ!!(by TBSラジオ、森本毅郎)」

と、あたかも、この件で騒いだ日本の方がアホである、とでも言わんばかりのキャンペーンを張っているからだ。そこまでして日本をタダで中国や韓国や北朝鮮に売りたい気持ち、私には全然わからないねえ。だから、わかる人に教えてほしいのだが。ホントに、全く、わからない(笑)。

 

 

 

で、話を本筋に戻すと、今回の中国の領空侵犯は、

・日本が民主党政権だから、うちら(中国)がこんなことをしても、こんなヘタレな対応しかできないよね〜〜ん♪

と、身をもって示してくれたってことでしょう。中国から見ても、「自民党じゃないと日本という国家は守れない」と。

 

さすが猿の惑星(笑)。こんなタイミングで、自民党を押してくれるったあ、実に味なマネをしてくれるサルだよ(笑)。

 

 

見る角度を変えても、自民党安倍総裁による日銀への圧力発言で、平均株価はこの半年で最高水準、円安も80円台を突破した。

 

はいヤフーファイナンスの画像。東証株価指数TOPIXの半年グラフ。

 

11月中旬にガツンと落ちているのは、11月初旬に日銀の白川総裁が

「デフレ脱却のためにがんばります!」

と宣言をしたあと。どんだけ信用されていないんだ?日銀の白川総裁は(苦笑)。アホなのもいい加減にしろよ。あのアホを総裁にしたのが民主党ね。諸君、忘れてはいかんよ。

 

 

こんだけデフレという愚策を連打しておきながら、政府との独立性を盾に、ぬくぬくと高級官僚並みの収入を得られる日本銀行。今、学歴と脳ミソに自信がある経済系大学生にとって、一番おいしく働けるのが日本銀行であろう。 

無責任に経済分析をしてるフリだけしていても、きっちり「終身雇用&年功序列、しかも高めの収入」が得られるのだ。ノーリスクハイリターンとは、日銀のためにあるような言葉である。今大学三年生なら、ぜひ志願先の一つに入れるべきだ(本気)。ただ、10年後にどうなってるかは知らんけどね。

 

 

このブログではしつこく言っているが、上のTOPIX推移のグラフこそが、

・市場でも、白川日銀総裁なんぞより、自民党安倍総裁の発言の方が、日本の将来を決める上で重要だ。

と判断している証拠なのだが、これまたマスゴミはほとんど報道しない。なぜなんだろうね(笑)。

 

 

ハイ、産経ビズの記事。

 

東京円83円台後半、株価9700円回復 帰ってきた「リスクマネー」(産経Biz 2012.12.14 05:00)

 東京市場で円安・株高が進んでいる。13日の東京株式市場は、東京外国為替市場で円相場が1ドル=83円台後半まで下落したことを好感して日経平均株価が大幅続伸、終値で4月5日以来、約8カ月ぶりに9700円台を回復した。12日の米連邦準備制度理事会(FRB)による量的緩和策の拡充を受け、米経済の後退懸念が弱まった。景気を先読みする金融市場にリスクマネーが戻り始めた格好だ。

 日経平均株価の終値は前日比161円27銭高の9742円73銭。全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は7.92ポイント高の799.21。TOPIXも一時、約7カ月半ぶりに800を上回った。

 先月14日の衆院解散以降、自民党の安倍晋三総裁が日銀に金融緩和を求める姿勢を積極的にアピールしたのをきっかけに円安・株高の流れが加速してから約1カ月。今度はFRBの量的緩和拡充が導火線となり、日銀も19、20日の金融政策決定会合で追加緩和に踏み切るとの観測が浮上、「海外投資家が日本株に対し、リスクを取る姿勢を強め始めた」(大手邦銀)。

 具体的には、FRBの量的緩和拡充が、米金利やドル相場を押し上げた。円安の進行が13日の日本株の相場に好影響をもたらし、「国内企業の業績回復への期待が高まり、輸出関連株を中心に幅広い銘柄が買われた」(大手証券)。さらに、「FRBが事実上のゼロ金利政策を解除する条件として、失業率の数字を掲げたことが市場に驚きを持って受け止められた」(大和証券の亀岡裕次チーフ為替ストラテジスト)。

 東京市場の円安・株高の流れがいつまで続くかを判断する材料としては、来週の日銀の金融政策決定会合が焦点となる。16日投開票の衆院選の結果次第では、追加緩和を求める圧力が高まる可能性は強く、日銀は難しい判断を迫られることになる。

(ここまで)

 

安くて安定した電力を使い、高品質なモノやサービスを円安に乗って輸出する流れを作り、それと並行して日本の高齢化に合った公共施設の改築などの公共事業で、内需も支える。そういう「当たり前」の政策を一番普通に訴えている政党はどこだろうかね。

 

少なくとも、あんなトンネル事故があっても、「天声人語」でこんな「コラム」を平気で書ける、機関誌部落差別(自称『朝日新聞』)が応援するような政党ではないことは確かである。

 

 <自称朝日新聞 2012.12.04 天声人語>

 

<文字起こし版>

アルプス最高峰、モンブランのトンネルを車で走ったことがある。約4千円の通行料より、時速50〜70キロ、 車間150メートルという厳格な規制にたまげたものだ。1999年の火災事故(死者39人)の教訓と聞いた

▼フランスとイタリアを結ぶ細穴は、12キロ弱の対面通行である。高速道から入るとノロノロ運転の感覚で、 遠くのテールランプをにらんでの10分が長い。閉所に弱い当方、名峰の胎内に限らず、トンネル内ではあらぬ悪夢が 胸をよぎるのが常だが、頭上を案じたことはついぞなかった

▼中央自動車道笹子(ささご)トンネルの天井崩落は、3台を巻き込み、9人が亡くなる惨事となった。130メートルにわたり 300枚ものコンクリート板が落ちる、前例のない事故である

▼崩れたのは全長の3%。7秒で抜けられる距離で、ひと息の差が生と死を分けた。前触れもなく、前途を絶たれた人の 絶望に胸が詰まる。渋滞していたらと思うと、なお恐ろしい

▼開通以来35年、外は地圧と水、内は排ガスや振動にさらされてきた。老朽化という時限爆弾が、天井裏に 埋め込まれていなかったか。秋に点検済みとはいえ、最上部のボルト周辺は目視のみ。打音検査なら劣化が分かったかもしれない

▼「中高年」に入るインフラは、入念な手入れが欠かせない。悲劇を口実に、道路予算が野放図に復活しては困るが、 命を守る策はむしろ「コンクリから人へ」だ。今の日本には、蓄えたものを細く長く使う、倹約の哲学がほしい。それを劣化とは呼ばない。

(ここまで)

 

早稲田塾という、カネばかりかかるがさっぱり一般入試の合格実績を公表しない頭の悪い予備校があるのだが、そこが生徒に「自分版天声人語」とやらを書かせてコンクールをやっていると小耳に挟んだ。こういう文章のマネをして国語力が上がると思っているのなら、ドンドンやればいい。他予備校の受験生から見れば、ライバルが減るだけなのだから(全く、笑いが止まらない)。

 

>悲劇を口実に、道路予算が野放図に復活しては困るが、 命を守る策はむしろ「コンクリから人へ」だ。 

 

ここになんの論理(logic)も挟まないまま、前段によけいな記述を字数埋めのためだけにねじ込み、最後は「倹約の哲学」などという、これまた根拠も妥当性も何もない「かっこいい言葉」を最後に入れることで自己満足にひたる。

 

こういう「自称文章」が書けることが、「日本語力」あるいは「国語力」の上昇に1ヨクトメートルでも貢献するのかね?早稲田塾さんよ。

 

 

 

こんなに記事を書いていて笑ったこともそうそうない。改めてサルの惑星、自民党の応援お疲れさま(笑)。

 

 

こんなに投票率が低いと、自民党が大勝しちゃいますよ?ネトサヨのみなさんはそれでいいの?

$
0
0

いいんかねえ、前回の総選挙よりこんなに低くて。

 

衆院選投票続く 投票率前回より低く(NHK 2012年12月16日 16時7分)

第46回衆議院選挙は、16日朝から全国のおよそ4万9000か所の投票所で投票が行われています。

総務省がまとめた午後2時現在の全国の投票率は27.40%と、前回=平成21年の選挙より7.79ポイント低くなっています。

衆議院選挙の投票は、繰り上げ投票が行われた離島など一部の地域を除いて、全国のおよそ4万9000か所の投票所で午前7時から行われています。

総務省がまとめた午後2時現在の全国の投票率は27.40%で、3年前の前回の選挙より7.79ポイント低くなっています。

男女別では、男性が28.93%、女性が25.98%となっています。

各都道府県の投票率は、最も高いのが島根県の36.03%、次いで山形県の34.13%、岩手県の34.02%などとなっています。

逆に最も低いのが埼玉県の21.60%、次いで沖縄県の21.81%などとなっています。

一方、期日前投票を行った人は、14日までで全有権者の8.86%に当たる925万1022人で、前回=平成21年の衆議院選挙の同じ時期に比べ、169万3000人余り少なく、全有権者に占める比率では1.67ポイント低くなっています。

投票は、一部の投票所を除き、午後8時で締め切られて即日開票され、夜には大勢が判明する見通しです。

(ここまで)

 

私は今日はTOEIC SWテストがあったので、これから投票に行くのだが、東京では雨も降っていないのにこんなに投票率が低いとは。やはり、「ネット」だけでしか意見を言えないのは、「どうせ負けるだろうから行かない」という「ホンネ」を、

 

・投票したいと思える候補者がいない!

・誰に入れても同じ!

 

という「いいわけ」で語る気満々のネトサヨ君サイドの方だろう。

 

 

政治学の研究論文でもこんなのがあった。日本人は総じて選挙に無関心と言われているが、投票行動を詳しく分析すると、

・自分が投じる一票が最大の効果を持つように投票する。

という行動法則が観測されると。確か内田なんとかという、政治学の大御所だったはずだが。

 

この分析が正しければ、前回2009年の総選挙では、マスゴミがあれほど「反自民、とにかく民主に任せてみよう、政権交代こそが民主主義の証拠」というキャンペーンをえげつなく張り続けたせいで、

・オ、オレの一票が、「政権交代」に「大きく貢献できる」のだ!

と思い込む凡愚、衆愚を大量に生み出し、

・もう自民党にはがまんができない!!(何がガマンできなかったのか、未だに私にはわからんのだがw)

という「見せかけだけの怒り」にかまけて、投票率が上がったのだろう。

 

逆に今回は、前回、上記のような「踊らされた凡愚、衆愚ども」は、

・どうせオレが入れても落ちるだろうしな、投票行くのやめようか。

という「ホンネ」が厳然と存在するせいで、投票率が上がっていないのだろう。

 

 

上のニュースに戻ると、沖縄県の21.81%が午後2時時点で「全国で2番目に低い」というのも笑える。

沖縄県民って、報道で見る限りは、

 

・非沖縄県民は、沖縄県民の声を聞け!!

 

と、うるさいくらい、鼓膜が破れるくらい叫び続けているように感じるのだが。だったら投票してそれを国政に反映させようとしないのはなぜなの?やっぱり「クチだけサヨク、ネットだけサヨク(だから「ネトサヨ」)」だからなの?

 

それとも、「沖縄県民の声を聞け!!」などと叫んでいるのは、単にサヨク君たちに「動員」されている「非沖縄県民」が大勢なのだろうか(笑)。

 

投票率が高い方である岩手県も、小沢一郎とその子飼いたちがどうなるかは全くわからない。昨年の大震災以降、小沢一郎がほとんど被災地に行っていないことは岩手県民にだけでなく、全国的に知れ渡ってしまった。小沢の子分である達増知事がいろいろな手を使って組織票を動員しているとは思うが、もしかすると小沢一郎が初めて小選挙区制で負け、比例の繰り上げに回るかもしれない。まあ対抗候補を知らないので何とも言えないが。

 

午前中にキャプチャーしておいた画像から。

期日前投票も、上の記事だと、前回の総選挙より、約170万人も減っている。ということは、私のように、これから投票に行く有権者がよほど多くないと。。。

 

またネトサヨさん(笑)が「徴兵制」だの「ファシズム」だの「排外主義」だのギャーギャー騒ぐ結果になりまっせ。

 

っていうか、ネトサヨさんは、なぜその声を、猿の惑星(自称中国)やバ韓国、デブ朝鮮に向けないのかね?不思議で仕方がない。

 

<追加 午後4時速報>

投票率34・87%、大幅ダウン…16時現在(読売 2012年12月16日17時24分)

 第46回衆院選は16日午前7時から投票が行われている。総務省が発表した午後4時現在の投票率は34・87%で、前回2009年の同時刻と比べ、6・96ポイント下回っている。

 投票は午後8時には締め切られ、即日開票される。17日未明には480人の顔ぶれが決まる見通しだ。

 今回の衆院選は、12党が候補を擁立する多党乱立となり、立候補者は、現行憲法下で最多の計1504人。小選挙区選(定数300)に1294人、全国11ブロックの比例選(同180)に210人(小選挙区選との重複立候補者を除く)となっている。

(ここまで)

 

 

<報告>

午後6時半 無事に投票を済ませました。地元の午後6時での投票率は39%をちょっと越えたくらい。あと2時間でどのくらい伸びるか。

あの宮川光治はすでに定年退官。なんじゃそりゃ!!##

あいつの名前があったら、鉛筆の芯が折れるくらい×をつけるつもりだったのに←いやそれじゃ×に見えないやんけ。

 

Viewing all 97 articles
Browse latest View live