もう5年以上前となった東日本大震災しかり、第一次安倍政権のときしかり、そして野田民主党政権が第二次安倍政権に取って代わられたときしかり、一昨年(2014年)の夏に、しれっと従軍慰安婦についての記事を修正しようとしたときしかり、
そして昨年(2015年)を中心とする、安保法制をめぐる騒動しかり、
機関誌部落差別(自称朝日新聞)のアジテーションは、もう10年以上も「ひどすぎる」としか言いようがない状態が続いている。私の親友は機関誌部落差別と読売新聞の両方を購読し読み比べる、メディアリテラシーを磨き続ける鑑のような人であるが、機関誌部落差別の購読だけ、最近やめたとのこと。曰く、あまりにも偏向がひどすぎるのでと。
もう少し言葉づかいや論理が「まとも」であれば、「新聞としての一つの書き方」と私も認識し、「新聞記事の論評」として、紳士的に議論しようとも思うが、例えば今日の2面の記事もひどすぎる。あきれるのは、2,3年前にNHKの夜11時半からの「NHK news web」に「ナビゲーター」として出演したせいで、なぜか「メディアリテラシーの先生」みたいな扱いになっているあの津田大介も、調子に乗って豪快に「アサヒってる」点である。
例によって文脈が重要なので、切れのいいところまでのひとかたまりを引用する。
(ここから)
(18 私たちも投票します)候補者、どう選んだらいい? AKBと考える
2016年5月22日05時00分
◆第4部・いよいよ選挙 どうやって投票先を選ぶか
第1回・政治家の「見分け方」
女性と若い政治家が少ない日本 公式サイトなどから候補者情報を読み取る方法を考える
◇
AKB48の3人が初の投票に向けて、政治について語り合う連載「私たちも投票します」は今回から、第4部が始まります。このシリーズは、ジャーナリストの津田大介さんと、投票先をどうやって選ぶかについて話し合います。初回は、政治に関心をもって投票する意義や候補者の「見分け方」を考えます。
■自分の将来、重ね合わせて
津田大介 皆さんが実際に投票に行くとき、だれに一票を投じたらいいのか悩むと思います。ライフネット生命保険会長の出口治明(はるあき)さんは「働く君に伝えたい『お金』の教養」(ポプラ社)という本で、「そもそも政治家とはどういう人種なのか。根本的にわかっていないから、考えること自体を放棄してしまう」と言っています。
茂木忍(もぎしのぶ) たまに街頭で演説している人を見かけますが、確かにどんな人なのかよく知りません。
津田 まず世界と日本の違いを知ることも大切です。例えば、国会議員に占める女性の割合は国によって全然違う。国際機関「列国議会同盟」(IPU)によると、世界191カ国の平均は20%強で5人に1人は女性です。ドイツやイタリアは30%を超えていますが、日本はどれぐらいだと思いますか。
向井地美音(むかいちみおん) 2割くらいですか?
津田 衆議院が9・5%、世界で157位です。日本では女性議員が圧倒的に少数派なんです。
向井地 そういえば国会の中継を見ても、男性ばかりのイメージですね。
津田 最近、「保育園落ちた」というブログが話題になりました。東京などでは保育園がいっぱいで子どもを預けることができず、本当は働きたい女性もやむなく仕事を辞めたり、出産をあきらめたりする場合が少なくない。
加藤玲奈(れな) 私も将来、働きながら子育てするかもしれないと思うと、ひとごとじゃないですね。
津田 少子化は政治が真っ先に解決すべき問題なのに、日本では対策が進んでいない。女性議員の数が少なければ女性の声は反映しにくい。女性議員の多い国では議会に赤ちゃんを連れてきて、議論している議員もいます。
加藤 それはすごいですね。
津田 カナダやイギリスの首相はまだ40代です。リーダーが若くて、議員に女性が多いと、若者や子育て世代の感覚をわかってくれそうですよね。でも日本は中高年の政治家の方が多い。若者と政治の距離を遠ざける原因の一つです。
■関心持とう、政治は変わる
茂木 若い人が政治に関心を持たなくなってきていると、私も感じています。
津田 「選挙に行っても世の中が変わる感じがしない。誰が政治家になっても一緒」などと言う人もいます。でも、出口さんによれば、そう言う人は「今の政治はよくない」と思っているのです。今の与党はどこかわかりますか。
加藤 自民党と公明党です。
津田 その2党がタッグを組んで政権を支えています。与党以外はすべて野党です。「今の政治はよくない」と思っている人は、与党と対立する野党に投票するべきです。逆に「特に不満はない。今の政治でいい」と思うなら、与党に入れればいい。つまり現状維持の支持です。
向井地 私も一票じゃ何も変わらないと思っていました。でも、とにかく投票に行ってみようという気になりました。
津田 与党や野党の候補者が2人以上いたり、ピンとくる人がいないときは、日本は女性と若者の政治家が圧倒的に少ないことを思い出してください。
茂木 選ばれる議員におじさんが多いのは、おじいちゃんやおばあちゃんばかりが投票するからでしょうか。
津田 投票するのが高齢者ばかりだから、政治家は高齢者を意識した政策を優先する。安倍政権は高齢であまりお金がない人たちに「臨時福祉給付金」として3万円を配ることを決めました。一方、子育て世代に支給していた「子育て給付金」(2015年度は子ども1人当たり3千円)を今年4月から廃止しました。
加藤 えっ? 子育ての手当が減ったんですか。知りませんでした。
津田 高齢者を優先する政治だから「シルバー民主主義」とも言われます。
茂木 シルバーシートのシルバーですか?
津田 そう。どこの国も少子高齢化で若い世代が減ってくる。仕方がない部分もあるけれど、ほうっておくと、若い人や女性向けの政策がどんどんおろそかになっていく。だから、若いみなさんも投票に行った方がいいのです。
(ここまで)
そもそも「AKB」なる存在が、若者(18~20歳あたりをターゲットにしているのだろう) と「政治に関心をもって投票する意義や候補者の見分け方を」議論する、考える存在として、適性が全くない。
政治について何も知らない一般人の代表として若者を出したいのなら、それこそランダムに、無名な若者を抽出するほうがよほどリアルである。
「いや、AKBなどの有名人の方が、より興味関心を持ってこの記事を読み、考えてくれるだろうから『つかみ』として重要だ!」
と反論する向きもあるであろう。ではこの部分はどう「適性」を判断すべきか。
(先の引用部分の一部)
津田 「選挙に行っても世の中が変わる感じがしない。誰が政治家になっても一緒」などと言う人もいます。でも、出口さんによれば、そう言う人は「今の政治はよくない」と思っているのです。今の与党はどこかわかりますか。
加藤 自民党と公明党です。
津田 その2党がタッグを組んで政権を支えています。与党以外はすべて野党です。「今の政治はよくない」と思っている人は、与党と対立する野党に投票するべきです。逆に「特に不満はない。今の政治でいい」と思うなら、与党に入れればいい。つまり現状維持の支持です。
向井地 私も一票じゃ何も変わらないと思っていました。でも、とにかく投票に行ってみようという気になりました。
(ここまで)
>津田大介 「今の政治はよくない」と思っている人は、与党と対立する野党に投票するべきです。
あのさ、「今の政治がよい/悪い」という基準だけで、与党か野党に投票する、という、もうしわけないが18歳どころではない、10歳児レベルも真っ青な投票基準であなたたちマスゴミが選挙民を煽ったから、あのデフレ暗黒の3年超の民主党政権が誕生したんだろうが。
すなわち、機関誌部落差別は、あの暗黒の3年半に関して、何ら自らのゴミメディアとしての総括や反省、改善を全く行わずに、今まさに
「選挙権が18歳以上に引き下がったから、『18歳でもわかるように『津田先生』が『わかりやすく』『教えますよ』』という姿勢で、『わかりやすい』言い方をした記事を作りましたよ~」
ということをタテマエにして、あの2009年夏と全く同じ、「衆愚煽動キャンペーン」をくり返しているだけなのである。
「津田先生」が「わかりやすく」「教えます」というタテマエなら、なぜ、上のような考え方、すなわち頭の悪い「自公=悪/民進共産=善」という善悪二元論で政治を考えようとしたから2009年夏に、ひどい政権が誕生したのかも「わかりやすく」「教えて」あげないのだろうか。この機関誌部落差別自身が、たとえば歴史問題に関してはしつこくしつこく
歴史に学べ
と社説や記事で書きまくってるではないか。しかしこの機関誌部落差別は、この記事では「歴史に学べ」とは全く言っていない。
だから「アジテーション」だって言ってるんだって。
AKBの頭がおかしすぎるのは、この発言を受けて、
>向井地 私も一票じゃ何も変わらないと思っていました。でも、とにかく投票に行ってみようという気になりました。
と「反応」してる点だ。
・・・あのさ、この「津田先生」とやらの、「「今の政治はよくない」と思っている人は、与党と対立する野党に投票するべきです。逆に「特に不満はない。今の政治でいい」と思うなら、与党に入れればいい」という発言の、どこがどのように、
・今までは一票じゃ何も変わらないと思っていたのが、
・これからは一票でも何か変わるかも知れないと思うように
なったのか、その根拠が全くわからないんだが。
「津田先生」に、小学校の学級会でも今さら出てこないほど低レベルな善悪二元論を語られて、「AKBの向井地」とやらは、どういう「根拠」「ロジック」で、今までの認識が変わったんだ??
すなわち、そういう台本どおりに言え、そういう「台本」に沿った記事を書きますよ、という段取りになってただけでしょ。
つまり、ここに出てくる「AKB」とやらは、リアルな若者としてでも何でもなく、ただ機関誌部落差別(自称朝日新聞)から「ギャラ」をもらって、記者が書いたとおりのセリフを言うという「仕事」をしているだけである。そうとしか解釈のしようがない。
だから、こういう「若者も選挙に」というキャンペーンに、「疑問を持つ役」として、ギャラをもらって仕事をする「芸能人」を出すことは有害なのだ。タテマエは前述したように
・有名人の方が、より興味関心を持ってこの記事を読み、考えてくれるだろうから「つかみ」「きっかけ」として重要だ。
であっても、その実は
・記者の指示、シナリオ、台本通りにセリフを言ってるだけ。つまり「やらせ記事」
にすぎないのだよ。
なんのリアリティもない、ただのやらせ記事と見抜かれてしまうほどの「ひどいセリフ回し」を平気でやってるから、この機関誌はゴミメディアだとしか言いようがないわけだ。
インチキ津田先生とセリフ読みロボットとしてのAKBのやり取りとしては、ここもひどすぎる。
(ここから)
津田 最近、「保育園落ちた」というブログが話題になりました。東京などでは保育園がいっぱいで子どもを預けることができず、本当は働きたい女性もやむなく仕事を辞めたり、出産をあきらめたりする場合が少なくない。
加藤玲奈(れな) 私も将来、働きながら子育てするかもしれないと思うと、ひとごとじゃないですね。
津田 少子化は政治が真っ先に解決すべき問題なのに、日本では対策が進んでいない。女性議員の数が少なければ女性の声は反映しにくい。女性議員の多い国では議会に赤ちゃんを連れてきて、議論している議員もいます。
加藤 それはすごいですね。
(ここまで)
・・・「保育園落ちた」だけじゃないでしょ?インチキ津田大介大センセイ。
「保育園落ちた。日本死ね」でしょ??何を勝手に後半を省いてんの?
「ブログ」じゃないでしょ。「便所の落書き」でしょ??件の文面は「はてな匿名ダイアリー」で、誰が書いたかわからないという点では、自称マスコミが大嫌いなあの「2ch」と同等の存在でしょ?
「ブログ」というのは、仮名だろうが実名だろうが、一貫した自我を持つと推測される人間的存在が、外形的にも「web日記」として認知されるくらいの記事を投稿し続けて、初めてそのように呼べるものでしょ?
違うの??じゃあ、例えば捨てアカウントで、ツイッターで一言だけ書き込んだものも「ブログ」なのか?あの2chが「2ch匿名ダイアリー」という名前に変わったら、「ダイアリーは日記だ!日記だからブログだ!」というロジックで、2chでの書き込みが「ブログでの書き込み」という位置づけになるのか??
違うでしょ。つまり、「保育園落ちた。日本死ね」という、書き捨ての文面を、この津田大センセイは、「ブログ」と呼ぶことで、いかにも前述した、「一貫した自我を持つと推測される人間的存在が、外形的にも「web日記」として認知されるくらいの記事」を書いた中の一部として、そういう記述をした、という印象を、現実を何も知らない若者にすり込みたいだけでしょ。
「はてな匿名ダイアリー」を少しでも読んでごらんよ。上記のような意味では全く「ブログ」などと呼べるものではないから。延々と書き捨てが並んでる、一つの独特な場に過ぎない。まちがっても、「ダイアリー」という名前がついているから「ブログ」と呼んでもいいよね、と言えるほどの類似性はない。
>津田 少子化は政治が真っ先に解決すべき問題なのに、日本では対策が進んでいない。
ハイ待機児童数の推移グラフ。ソースは立命館大学佐藤敬二法学部教授によるサイト。
あのー、安倍総理が国会で答弁するまでもなく、2009年からの民主党政権で一気に増加し、その後減少に転じてるよね?保育所のキャパシティも増やし続けてるよね?
保育所のキャパシティを増やすことは、「少子化対策」の一つだよね?なのに
>津田 日本では(少子化)対策が進んでいない。
ってのはなんなの??普通に進んでますが何か?この津田大介大センセイは、現実をどんだけ全く知らないまま、偉そうに「若者(役のロボット)」に語ってんの?
>津田 女性議員の数が少なければ女性の声は反映しにくい。
・・・すまん。頭が痛い。この発言は、
・男の問題は男じゃないとわからない。
・女の問題は女じゃないとわからない。
という、「性差は越えられない壁」という価値観がなければ、口が裂けても言えないものなんだが。津田大センセイと機関誌部落差別(自称朝日新聞)は、別の場で
「あらゆる多様性に対する寛容さを」
などと、死ぬほど言っているのに、ここでは平気でそれと真逆なことが言える/書けるのはなぜなの?
そしてバカAKBくんよ。いくら記者が台本を書いているからって、
「男じゃないと男の子とはわからない。女じゃないと女の子とはわからないっていう発想じゃあ、いつまで経っても男女が理解し合えることはないですよね?」
ぐらいのツッコミもできないって、どんだけバカなの?キミらの「上司(笑)」である高橋みなみクンは、NHKのいじめ撲滅キャンペーンで、「いろいろな違いを認め合おうよ」ってどんだけ言ってるんだよ。あ、あれも台本で言わされてんの??(笑)
・・・いやもう、こんなイエローペーパーも真っ青な茶番を読むために、月何千円とか、1部150円払ってるんじゃないとおもうよ、メディアリテラシーにある程度自覚的な読者はね。
だから、私の親友が自称朝日新聞の購読をやめたんだよ。
アジテーションならもっとうまくやれ。頭が悪すぎる。私は飛行機の機内でタダで読んだ。ここでネタにするためにね。